第20回:セキュリティ万全!受付の方に案内されてきた見舞い客 | しあわせ家族ラボ

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誰でも初めての子育て。その試行錯誤の中で、家族の笑顔が増えたらいいなぁと母なりの工夫や挑戦をしていたら・・・なんだかあれこれ楽しくて、しあわせな時間が増えました。「常識」よりも「発想の転換」と「体験」をモットーにつづる、子育て実験(実践?!)ブログです。

入院回顧録セカンドシーズン
~VIP病棟に閉じ込められちゃったよ編 へようこそ。

今は元気、うがいです。

6~7月の緊急入院回顧録を
毎朝8:00にアップ中。
合間に通常記事も入れこみつつ。


振り返えればおバカな入院ネタを
毎日を楽しむ子育てネタを
気楽にご堪能いただければ幸いである


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 


水が欲しい
チョコ一口でいい
ポカリ飲みたい

広い個室の中央で想いを馳せていた。


入院治療により
ある程度の危機を脱した私は
ようやく通常の欲求を感じ始めていた。


さあ、ここで皆さまに質問である。
入院患者はどうやって
水を、チョコを、ポカリを手に入れるであろう?


そう!
普通に考えれば
当然

家族からの差し入れである。


しかし、私についてこの時の状況確認をしてみると・・・


実家から来ている母は
子どもたちと家のことでてんてこ舞い
しかもこの頃、実家でもトラブルが生じ
いますぐ帰る、帰らない騒動が勃発。


夫も仕事と資格試験と子どもたちでてんてこ舞い。

必然的に私は
完全看護の大病院にいるということで
完全放置プレイ


家族の見舞いなしで
4~5日ほど頑張っていたのである。



洗濯物が山でも広いクローゼットに隠し
一度脱いだものをまた着ては
(下着はさすがにそうしないぞw)
やりくりしていた。


ただ・・・
薬を飲むときの水が
いきなり底を尽いた。


手に入れる次の手段として
移動販売がある。
売店が病室を回ってくれるのだ。


もちろんここはVIP病棟。
ご想像していただけただろうか?

セキュリティ上移動販売は来ない


注文はできるが、これまた朝の8:30までに注文用紙提出とある。
しかも何時に届くかわからない。
欲しいと思ってから届くのは1日半~2日後というのが大体である。
スピーディさには欠けるのだ。


今欲しいのに!
数時間は待てるけど
明日じゃ間に合わないのに!




おそらく
VIP病棟に入院するような患者は
1人どうにかしようという
状況を想定されていないのではないかと




常に付き添いがいる。
私とは大違いなのだ。



これが大部屋であったら・・・


「これ飲みなさいな」

「今はこれ食べておきなさい」

「私がついでに買ってくるから」


このように
周囲のおばちゃまたちが
喜んで助けてくださることもあろう。


しかしここはVIP病棟
(何度もしつこいw)



1人だだっぴろい個室で
まだまだヒーヒー言いながら
プラスαで半泣きだった。


そんなとき助けてくれたのが
会社も近いT女史とYちゃんだった。
天使が現る女神が現る



持つべきものは友!

遠くの親戚より
近くの他人

遠いとはいえ、車で30分であるが、お隣の駅に居る彼女たちの動きの軽さには勝てない。



水を持って
ポカリを持って
コーヒーとチョコレートとプリンを持って

出勤前の朝9時に立ち寄ってくれた。
・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



そのときの場面を今一度思い出してみたい。


メールで連絡が入った
「9時に行くね」と。
感謝の気持ちの胸に待ちわびる私。


実は昨晩から、薬の副作用で喉が渇きまくり。
いきなり水がなくなってしまった。


注文しても届く時間が読めない。
その間は洗面所の水道水をがぶ飲みしてしのごう。
東京とはいえ、日本の水はキレイだもん。


そう思っていたところに友人がやってくる。
あ、やってきた。

コンコン


ノックされた


T女史とYちゃん
ありがとう~~~
いらっしゃーい

と思ったら・・・


アレ?違う人??


そう見知らぬ人が入ってきたのだ。
しかも制服姿。
ん?


その瞬間、一言発して問題解決


「お見舞いの方をご案内いたしました。」


発した方の後ろから
見慣れたお顔が
ぴょこん
ぴょこん

と現れたヾ(@^▽^@)ノ


「ご案内されちゃった



VIP病棟初体験時に
ご案内されてきた友人はその後、
足しげくお見舞いに来てくれ
VIP病棟顔パスとなり
私を助けてくれたのであった。




「この病棟、来るのが楽しいので遠慮しないでね」


そう言って頂けて、心苦しいところが軽くなった。
一緒に楽しんでいただけて幸いである。


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ちなみに後日
「息子さんがいらっしゃいました」と
息子もご案内されてきた。


やっぱこの病棟はスゴイと思った瞬間である。


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