第1回:手術日はこうやって決まった | しあわせ家族ラボ

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誰でも初めての子育て。その試行錯誤の中で、家族の笑顔が増えたらいいなぁと母なりの工夫や挑戦をしていたら・・・なんだかあれこれ楽しくて、しあわせな時間が増えました。「常識」よりも「発想の転換」と「体験」をモットーにつづる、子育て実験(実践?!)ブログです。

5回目にもなる
大学病院への入院について
やはり手術日が先に決まった。

※そのうち1回は出産なので、
持病のデスモイド腫瘍とは無関係なんだけどカウントしておこう♪



当初、3月28日に決定。
しかし、診察を終え、
病院から自宅に戻る車の中で
ことは転じたのである。

入院にまつわるあれこれを、想像力を最大限にイメージしてみたところ・・・

「月末はまずい!」
と気がついた。


まずは、私の仕事。
いろいろやっているうちの一つに、
メール配信システムのシステムサポート業務がある。

ユーザー様の契約に関する処理も、
すべて一人で行なっている。

入金締切日は月末だし、
請求書の発行は月初。


ガチでかぶるではないか。


別のスタッフに
引き継げばいいだろうと
軽く考えてしまったが、
本当に引き継げるのだろうか?

運転中不安が押し寄せた。

そして、「無理かも」と気づく。


私以外の人間に任せられないという現状は、
仕事に対するリスク管理ができていないと
反省でいっぱいであるが
現状がそうである以上入院ができない。



しかし、それだけではなかった。


3月28日といえば、
年度末である。

思ったのだが、
ママにとって、
さらに働くママにとっては
年末より年度末の方が忙しくないだろうか?

もはや師走など恐るるに足らず。


3月のほうが忙しいよね?と
皆に聞いてまわりたいほど、
私は忙しい。



子どもの卒園/卒業と
入学式があったときは、
てんてこ舞いであった。

まして、兄弟姉妹で重なったら、
想像を絶する忙しさであろう。

そんなときに
仕事での年度末業務も重なれば・・・


まさに地獄


実際、3月25日スタートの
「ママ・パパ・子どものプライベートメール実態調査」
へのご協力をお願いしたママ友から、

「毎日終電よ」
「精神的に余裕が無いので4月に入ったら連絡します」

との返答も届いた。
やっぱり仕事でも忙しい時期なのだ。

卒業の準備、謝恩会、入学、進学の準備、
パパはどれだけ手伝ってくれるのであろうか。
手伝ってくれても、
実際は簡単に終わらない(よね?)。


そうでなくても、
学年の切り替え、
前年の教科書やノート、
プリント類、作品の整理、
雑巾やら辞書やら持ち物の準備、
始業式の日に持ち帰る個人票や健康表の記入、
自宅から学校までの略図の作成・・・

ああ、あげたらキリがない「ママ業務」

子どもが小さいほど、
子どもの数が多いほど、大変。
ママであれば、こなさねばならない、
この時期の重要タスクである



そんな時期に、
頑張ってくれるけど任せきれない夫(笑)と、
勝手が違うところで努力する実母に
子どもたちのことを任せられるだろうか。



危険・・・



加えて、もう一つ大事なことを思い出した。

大きな声では言えないが
手術を含む入院は
短期であるほど
月をまたがないほうが良い。

支払うお金(=自腹額)が変わってくる。

そう、
健康保険とは
医療費の計算とは
たぶん月末締めなのである。

詳しくは触れないが、
1回目の入院で学んだ事実。

入院ともなれば多くの方が
高額医療費の制度を使うと思うが
自己負担額を最小限にとどめたければ
月をまたがず、ひと月にまとめておきたい。



以上のことを、
病院から自宅までの車中、
20分間に想像力全開で検証した。
その結果、「手術日を変更せねば!」と決意したのである。


ここで謝罪を。
そもそも診察室で考えるべきであった。

だが、一人で主治医と対峙し、
深刻な画像(MRI)と
先生のスケジュール表を目の前には、
まったく頭が働かなかった。
あれ?謝罪ではなく言い訳になっている


5回目なのにまだまだ未熟なワタシ。
(次回こそは・・・とは絶対言わないぞ。
 もうこれで終わりにしたいもん!)。

「最速で3月28日だけどどうする?」と
提示されれば、
それでお願いしますと言っちゃうわよね。



しかし私は変更の道を選ぶ。

主婦には生活がある。


幸いにも、
たったいま手術をしないと
命の危険があるわけではなかった。

それどころか、主治医からは
「緊急手術のオファーが入ったら、
順番あとになるけど了解ください」と言われていた。

若い人の骨肉腫など、進行性が早い方の緊急手術は実際入るのである。



勇気を振り絞った。
決定を覆す勇気を。
ドクターのスケジュール表を修正できるのだろうか?

いや、悩んでいる場合ではない。
悩むより行動。
帰宅後すぐに電話を入れる。


「次の空き日が4月11日だったはずなので、
そこに変更お願いします」と
整形外科外来の事務スタッフに伝言を残した。



かくして、私の手術日が決まる

(実際に決まったのかどうかは不安であったが、まあ大丈夫だろうと放っておく)



社会的地位のさほどない女子であっても、
それが在宅のワーカーであっても、
入院慣れした私でも

入院日を決めるのは、
あれやこれや一苦労なのである。


第2回:入院はいつも直前は
こちらからご覧ください>>>



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入院したらあとはラク。
入ってしまえばもう出られないしね。
やっぱり入院までと、退院後が一番大変な我が家です




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