第3回:自称、入院費用を値切る女 | しあわせ家族ラボ

しあわせ家族ラボ

誰でも初めての子育て。その試行錯誤の中で、家族の笑顔が増えたらいいなぁと母なりの工夫や挑戦をしていたら・・・なんだかあれこれ楽しくて、しあわせな時間が増えました。「常識」よりも「発想の転換」と「体験」をモットーにつづる、子育て実験(実践?!)ブログです。

こんばんは
うがいです。

入院日記と言っておきながら
未だ入院にいたっておらず
早々とお題に疑問が浮かぶ私の回顧録(苦笑)

なにせ、
入院前からドキドキの連続

まあ、ちょっと聞いて下さいな。


ということで

今回は
大学病院内、入退院課からの
電話から始まります。



待ちに待った
「入院してください」連絡が入ったと思った
病院からのお電話に

「え~~~~~そんなのダメです!!!
 それじゃ入院できません。」

と、叫んだ私。

受話器に向かう私の大声が響き、家族もびっくり。

いまさら入院拒否でもあるまい。
なにがあった?
母も子どもたちもドキドキしている様子。


そこから
わたしが豹変したのである。


「いえ、、、なんともなりません。どうしてでしょう。
無理なんです。でも手術しないといけませんし。
どうにかならないでしょうか、、、、ゴホゴホ


急に弱々しくなった
たどたどしくなった
病人ムード全開

さっきまで

電話がこなーい
電話がこなーい
と叫んでいた私に

異変が起きた


実は、電話の向こうでとんでもないことを言われていたのだ。


「ご希望の大部屋があきませんで、
 大変申し訳ございませんが
 個室でのご入院をお願い致します。
 個室の利用料金は、1日39,900円となります。」


サ、サンマンキューセン・・・???

ゲゲゲ~
高っ

そんなの払えない


しかも一泊二日料金ではないのである。
2日で約8万円。
それだったら、高級温泉旅館でゆっくりしてみたい(T▽T;)


しかし、私は知っていた。
だてに5回目の入院ではない。
情報だって持っている。


それは・・・
それは・・・

甘んじずに交渉

その一点

はい、わかりました
と、絶対言ってはいけないのである。


その瞬間から
貧乏な手術前の病人を猛アピール

何とかなりませんか?
何とかなりませんか?
なんとかしてください!!!


一歩も引かない。


おばさんと言われようが
なんと思われようが
20代の時も同じ交渉をしたので
ババアならではではないのである。

ことはカネ


入院期間3週間の予定。
20日で部屋代が80万円。
もちろん、手術代と食事代は別。


私にとってはありえない金額なのだ。


なんとかなるなるなら
なんとかしたい


その一念
岩をも通す!?

絶対ハイとは言わない患者に
観念したのか・・・いやいや
困った様子はないのである。

(ほほ~お決まりの手順が次にあるからね!)

「では、少々お待ちください。」

・・・

「上のものに確認しましたところ、減額申請をお受けいたします。」


やったね!

知る人ぞ知る
暗黙の了解交渉が終了。


もちろん、手術代は払います。
検査代も払います。
食事だって、残さず食べて払いますわ。

入院中、文句もわがままも言いません
薬もきちんと飲みます。


だけど・・・個室39,900円だけは勘弁。
部屋だって独房みたいな(失礼!)
狭くてベットが置けるだけの小部屋なのだ。


当初のリクエスト、大部屋に近い金額での入院をお頼申す。


交渉なんぞほとんどしたことのない私が
必死の形相で
一本電話に食らいついた

そんな、入院の前日


とりあえずはほっと一息
明日の入院手続きの時、正式な料金を伺うが

1万円以内では収まりそう


これは、16年前から始まって
3年に1回は手術をし
終りが見えない治療生活を送る私にとって
死活問題

カネは重要

否めない事実に、胸を張り
結局主婦だもん
値切るなら とことんやるさ ホトトギス

自分の持ちあわせた交渉能力と情報に感謝し

ようやく得た
明日の入院


16時間後には病院のヒト

ベットが待っている


どうせ麻酔で眠れるんだから
今夜は徹夜で仕事だぜい


本当に病人なんだか、ぶっているだけなのか
自分でもわからなくなっていた

入院前夜であった




---------------------------------
交渉中は内心ビクビク
ダメだったらどうしようと
預貯金の残高が頭を駆け巡りました(笑)

ランキングに参加しています。
下記バナーをポチッと
クリックしていただけると嬉しいです。


応援よろしくお願いします