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「保険独立系代理店」が台頭 あの手この手で顧客囲い込み (2/2ページ)



生命保険や自動車保険、火災保険など保険商品が増えて保険料が増加する中、「独立系保険代理店」が人気を集めている。顧客の要望に合わせ“第三者”の立場で、複数の保険会社のさまざまな商品を比較し、提案するのが特徴。大手生保でも、他社商品を含む複数の保険を扱う店舗を展開する動きがみられ、保険の販売方法が様変わりしつつある。

 大阪市中央区の御堂筋沿いのビル1階で5日、ホテルのラウンジと見間違うほどの高級感のある保険ショップがオープンする。

 大阪証券取引所の新興企業向け市場ヘラクレスに上場する独立系の生損保代理店、アドバンスクリエイトの旗艦店「保険市場 本店」。広さは330平方メートルと平均的な店舗の約3倍で、約5千万円を投じてイタリアの有名ブランド、カッシーナ製のソファや調度品などを配置した。壁面には高価なセラミックタイルを張り、床には高級カーペットを敷き詰める。

 同社の村上浩一・取締役経営企画本部長は「落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと保険商品を選んでもらいたい」と説明。カジュアル感の強い通常の保険代理店と差別化を図る。

 かつて同社は対面型の保険ショップを全国に210店展開したが、競合店と差別化できずに赤字となり、現在はインターネットの保険比較サイト「保険市場」を中心に運営。ショップはサイトの補完的な位置づけで31店に集約し、高級感を打ち出した。旗艦店では1カ月に約200件、保険料で4千万~5千万円(年換算)と、平均的な店舗の2倍強の新規契約獲得を目標とする。

 独立系代理店の保険見直し本舗(東京都渋谷区)は9月末の店舗数が113店と前年同月からほぼ倍増。この1年間の相談件数は前年比30%増で、広報担当者は「自分がどういう保険に入っているのか、家計の見直しを含めて需要は大きい」と意気込む。

 「ほけんの窓口」などのブランドで全国172店を展開するライフプラザホールディングス(同)の平成21年度(21年7月~22年6月)の新規保険契約は、約2万6千件と2年前から倍増。“地域密着”で10年後には千店を目指す。

 一方、大手生保では、住友生命保険が自社を含む十数社の保険商品を扱う対面型ショップを30店展開して対抗。営業職員に年1回は顧客を訪問させるなどアフターケアを強化し、顧客のつなぎ止めを図っている。


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コミッションのいい保険を売りたい、、が代理店の本音でしょうからね。
こういう面もこっち側は注意したいものです。