先日、都城市で行われた『健康・省エネ住宅を推進する国民会議』の講演会に出席してきました。
現在の日本に建つ住宅の約90%が低断熱住宅と言われています。
無論それは生活者の健康に直結し、特に高齢者は深刻な影響を受けています。
それら低断熱住宅を少しでも減らし高断熱住宅を普及させましょうよ。
というのがこの団体の趣旨であり、そこに関係省庁、自治体、医学、建築専門家等を巻き込んで国に対して高断熱住宅普及啓発活動をしているのです。
今回は会場が木材産地の都城ということで木材と健康がテーマで、先日東京でご一緒した林野庁の宮澤課長のご講演もありました。
高断熱化は当然な流れですし弊社としても真摯に取り組んでいるつもりです。
ということで今回は木の部分を。
インフルエンザで学級閉鎖した割合が木造と比べ鉄筋コンクリート造だと倍近くになるんだそうです
それだけで木がいいなと思いますよね
また、内装を木質化した部屋と非木質の部屋とで睡眠時の室内環境が変化するという実験結果がありました。
木は湿気が多い時は水分を吸収してくれますし乾燥しているときは放出してくれます。
調湿効果というやつです
木は切った後も生き続け、人間の生活環境に非常に良い影響を与えるのです。
コストだけを考えたらビニールクロス張りの方が安いです。
しかし家族の健康はお金で買えません。
医療費、光熱費等を含めて長い目でみたらコストダウンにつながるはず。
皆さん、木材をもっと使ってみませんか?
「住んでよし。心豊かな木の住まい」