付加価値の追求は没落への道?
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
最近、新聞でBOPという言葉を見かけます。
BOPとは、base of the Pyramid(ベースオブピラミッド)の略語で、
世界で最も所得が低い層の人たちの事をさします。
このBOPの定義としては、年収30万円の人。
年収30万円ということは、月収25,000円で、
一日あたりに直すと821円となります
とてつもなく貧しい人たちですが、この人たちは
世界人口の約70%、40億人
いると言われています。
どうせ遠い世界の国の話でしょ
と思うかも知れません。正直なところ
私もそう思います。でも、
グローバル化は世界の距離を縮めているのです。
ソニー、パナソニック、シャープの周落は、
家電製品の付加価値を高め、高品質を目指していった結果、
世界から支持されなくなってきています。
世界人口の多くは、
付加価値なんていらないから、とにかく安いこと。
を求めているのです。
私たち日本の、それぞれの業界の主導者たちは
自らの業界のアイデンティティを高めるために、
付加価値の追求と声を荒げています。
グローバルというマクロな経済のうねりの中で、
付加価値の追求が、本当にそれが正しい道なのか
もう一度熟慮を重ねる必要に迫られているのだと思います。
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