私が住んでいる旭区からは決して近くではありません・・・
しかしながら、千葉や仙台、四国、九州に行くことを考えれば・・・・
車で1時間そこそこ・・・近いものです・・・
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先日の、とある日曜日、コチラのお店にうどんを頂きに行ってきました
うどん忠雅堂 (ちゅうがどう)
道路沿いにある目印の看板
コチラのお店・・・個人店にしてはキャパ・・・かなり大きいのです
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蔵十のホームページの中に 「うどんについて」 と云う項目が有るのですがその文中の中に
一人の先輩がアルバイトの私にうどんを教える際の行があるのですが・・・
実は、コチラの店主・・・・・その先輩なんです
たまにですが、うどん屋さんの店主が「たかが、うどん・・・されど、うどん・・・」と使われて
いると思いますが・・・実はあの言葉と云うのは造語です
最初に云ったのは・・・僕はこの世界に入って30年・・・
約30年ほど前にコチラの店主が作った言葉です
今年の私のブログにも(1月21日付) 文中、先輩云うか兄貴分と云うか喧嘩友達(笑)・・・
と記したのはコチラの店主の事です
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この日、お店を訪問すると入口付近に「準備中」の立て看板が・・・
駐車場にはまだ、6~7台の車が停まっていましたので、躊躇する事無く・・・
突撃しました
本当に店を訪れるのは久しぶりだったので、うどん食べたいなあ~と思っていたのですが
この日の最大の目的は、顔を見せる事が最大の目的でしたので突撃したのです
そして躊躇する事無くお店に入って左側に階段があるのですが・・・
その階段を上り、店主の働いている姿が見えるカウンターの席に座りました・・・
コチラのお店のカウンター・・・・・ある意味、面白いのです・・・
何故かと云うと店主の作業は見えるのですが、店主と話したりすることは出来ません
行かれたら解ると思います
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この日は家内と1番下の娘と3人でお邪魔させていただいたのですが・・・
開口一番、先ほど書きましたが準備中と云う事で、うどんが売り切れてしまっていたのです
そんなの全然いいのです
何故なら顔を見せに来たのですから・・・
そしたら嬉しい声が・・・ホールのスタッフさんに、うどん二玉半なら何とか取れると・・・
無理を云ってメニューには載っていない 【冷かけ】 をお願いしました
【冷かけ】 が来て少し驚きました・・・
ちくわ天が乗っている・・・大根おろしも・・・わかめにカイワレにかまぼこまで・・・(^-^)/
そうなんです・・・自由なんです・・・・・(^-^)/
後で聞いたのですが、昨年の夏は三種類の「冷かけ」 を、されたそうです
もちろん、何も無しでと、しっかりと伝えれば、うどんと出汁だけの「冷かけ」も作ってくれると思います
云い忘れていました・・・
コチラのお店のお出しはイリコがしっかりと効いています
娘が食べた「ざるうどん半玉」
先程はお出しがイリコ出汁と書きましたが・・・
ざるに提供されるざる出汁も、一度試してみてください
味わい深い鰹の風味のうつった味なんです・・・
家内が注文した生醤油うどんのかき揚げ付き・・・
横からも撮って見ました(^-^)/
で、思わず取ったのがコチラの定食についてくる、漬物なのですが
手前のシバ漬けの奥に有るのはお出しを取った後の昆布をお店で炊き上げたものです
で、なぜ写真を撮ったのかと云うと・・・
お店に入るとレジの横にこのような冷蔵庫が設置されています・・・
こんな事、随分と以前からされています(^-^)/
貰おうと思いましたが、時すでに遅し、この日の分は無くなっていました・・・
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帰りは二色浜海岸に立ち寄りました・・・
現在、「蔵十」は開業して15年になります
こちらの「忠雅堂」さんは2年程前に店の屋号を先祖の方が使っていた「忠雅堂」と名前を
変更されました。
それまでは「うどんの四国」として営業をされていました
私が会社を去って同じく2年後位に会社を出られこの地で御商売をされています
ですから、約13年ほどこの場所でされていると思います
先日あるテレビ番組で、うどん店、ラーメン店などの麺類店だけでも年間3500店舗ほど・・・
新しく出来ている事を知りました
同様に年間3500店舗程のお店が退店されていくのも知りました・・・
考えたら恐ろしいですよね
平均すれば1日10件ほどのお店が日本の何処かで消えているんだと思うと本当に怖いです
インターネットが普及してパソコンなんて触らなかったこんな私も3年前にお店のHP並びに
ブログを始めました・・・
その最大の理由は危機感を感じたからです
だから、自分から情報を発信してお店の事や自分の事を知ってもらおうと思いました
そういう事も有ってか今まで来られなかった方もお店を知って下さったり、食べ歩きを趣味で
されている方々とも知り合えたりしました
ですが、こちらの忠雅堂の店主は頑なに地元のお客様を大切にを貫きながら
10数年お店を続けておられます
本当に凄いことだと思います
この場所で・・・・・
行かれたら解ると思います・・・その意味が・・・
お薦めのお店です
是非、行かれてみてください
店主は筋金入りの頑固者ですが・・・・
もし、こちらのお店に行かれるならば、私と同じように店に入って左手の階段を上がり
店主の見えるカウンターのお席をお薦めします
一見では広い店内、テーブル席や座敷席ではこのお店の良さは伝わりません
店主の体の動作を見れば、どれだけやってきた人間か解られると思います
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帰りの二色浜では松林に松ぼっくりがたくさん落ちていました
海を見ながら、忠雅堂さんの事をブログに掲載すべきかどうか思っていました
私は前の会社の事はあまり語った事は有りませんが・・・
最初に述べましたように、私がアルバイト時代にうどんの事を教えてくれた先輩であり
兄貴分みたいな喧嘩友達であったりの関係ですが・・・
以前の会社では、最終的にはうどんの部門の取締役をされていたんです
最近では関西のうどん店やラーメン店でもイリコ、又煮干しを使ってお出しを取るところが
増えてきましたが、うどんの四国のあの「冷かけ」 の出汁を完成させたのはこの人です。
退社する際の長年お世話になった会社への恩返しだったのだろうと思います。
その後まもなく、関西でも、「冷かけ」のお出しが広まり認知されたものの・・・
この事実を知る人は少ないと思います。
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非常に真面目にうどんに向き合っておられる方です
もし、このブログをご覧になられて一度行ってみよう、どんなところやろう?と
思って頂けるかたがおられましたら・・・
テーブル席や座敷に座られるよりも、僕は入口入って左側の階段を上がっての
カウンター席をお薦めします
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うどん 忠雅堂 (ちゅうがどう)
大阪府泉南市信達大苗代1125-89
TEL 072-484-4591
営業時間 昼の営業 11:00~15:00
夜の営業 17:00~22:00(オーダーストップ21:30)
定休日 火曜日
駐車場 18台 完備
追伸・・・国道26線からでは随分と山側です。。
おそらく、大阪の人間はこの道をよほどの事がない限り、通らない道沿いにあります
電車であればJR新家駅が最寄り駅になるのでしょうか・・・
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ほんまもんの筋金入りのうどんを是非食べてみてください!!!!!
お店の方に蔵十のブログを見ましたと云って頂ければ幸いです
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