■アーカーシックレコードとは(2) | クリシュナ宇宙学校

クリシュナ宇宙学校

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最高レベルの「多次元宇宙の真理」が学べる学校で、
神様と仲良くなり、神の視点から現象を捉えられるようになる学校です。

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宇宙法則を理解したい人はお気軽にお問い合わせください

 

■アーカーシックレコードの機能

「アーカーシックレコード(宇宙心素)」には、次のような機能があるとされている。

  • 本源の神と神我と真我が共有する魂の身・口・意の永遠の行動記録書としての機能。
  • 個別の魂たちの「心素」と記憶 情報 の授受を行うとともに、『行(ぎょう)』の授受を行って各魂が経験すべき現象 を生起させるという、いわゆる現象自動生起システム の一環を担う機能。(詳細は「ヨガの宇宙観 」の「魂の構造と機能」を参照のこと)
  • 各魂たちの辿るべき 目的 地とを示す道しるべ機能……人間(最広義の人間=真我)が、落下して己を自然物質の肉体と錯覚し、魂の段階で多くの試練の経験をして教訓を学び、最後に上昇して神(本源の意識)とともに永久に1つになること、及びそのプロセス がアーカーシックレコードには写実的に記されている。

■解読する方法について

アカシックレコードを解読するためには、2つの方法がある。

  1. 1つは、瞑想に熟達し、神我意識ないし神意識に到達するなら、当然、「宇宙心素」と個別魂たちの「心素」の経験データ記録を直接智によって正確に知ることができるようになる。
  2. もう1つの道は、アカシックレコードの解読者となる道である。

アカシックレコードの解読者となるためには、「精霊 」すなわち古代の聖者たちが「最高叡智」と呼んだ霊気と密接な接触を保ち、あらゆる思想 振動 が即時に自分の存在のすべての気道と神経繊維に感じられなければならない。

  • 宇宙空間のすべてが、様々な種類の思いの振動で充満している。
  • 人には、各自に固有の振動周波数があり、ある集団 やある生活事象 も特定の振動周波数を持っている。
  • アカシックレコードの解読者がこの振動周波数の法則を熟知するなら、解読者の全存在(解読者の真我と心素と理知と意思と身体)は特定の振動周波数だけに共鳴するようになり、他の振動周波数は全く影響を与えない状態となる。この原理は無線 電信 の受信方法によって証明されているとおりである。


【アーカーシックレコード解読者の具体的事例の概要】


ここでは、アカシックレコードの解読者の具体的事例について、簡潔明瞭にその概要を説明する。


■リバイ・ドーリングとアーカーシックレコード

リバイ・ドーリング(1844 - 1911)は米国の人で、彼の著書に『宝瓶宮福音書』霞ヶ関書房が存在する。この書籍の米国での正確な名称は「双魚宮時代のキリスト・イエスの宝瓶宮時代の福音書」(The Aquarian Age Gospel of Jesus the Christ of the Piscean Age)であり、その天文学上の意味は、イエスは双魚宮時代に活動し、現代の宝瓶宮時代への福音を残したとされている。

リバイ・ドーリングが振動周波数の法則 を会得してナザレのイエスや、エノク 、メルキゼテク、および彼らと関係した人たちの振動周波数と同調できるようになるには多くの年月(約40年間)を要した。しかしある時、最高叡智の 智慧 の女神ビセル)の指導を得て完成に達し、自分の全存在によって彼らのうちの特定の人物の記録から発する微妙な振動周波数を選別して感じ取ることができるようになり、リバイが写し取った記録はすべて一点の誤りもない正確なものとなった。その指導の時、ビセルはリバイに次のような委託 文を託している。

「そのとき聖なる者ビセル立ちて言う。ああ、人の子リバイよ、見よ、あなたは来るべき時代──霊の祝福時代のメッセージ の持参者と称せられている。心せよ、おお、人の子よ、人は神の愛「キリスト」を知らねばならない。愛は人々のあらゆる傷の痛み消す最良の であり、あらゆる病を治す薬だからである。人間は叡智を与えられなければならない。アカシックレコードを見よ。そこにはあらゆる生物 の「思いと言葉と行為」とが書き記されている。これはビセルの記録閲覧館であるから見なさい。・・・・」とその委託書には書かれており、キリスト・エノク、キリスト・メルキゼテク、そしてベツレヘムに赤子として降誕し人の踏むべきあらゆる道を旅し、あなどられ、退けられ、はずかしめられ、唾を吐かれ、十字架にかけられ、墓に葬られたが、蘇り、そして死に打ち勝った勝利者として立ち上がり、人間としての偉大なる可能性を示した平和の君(キリスト・イエス)の物語を記しなさいと書かれている。

『宝瓶宮福音書』のアカシックレコードの記録には、リバイ・ドーリングについて、約2千年前のエジプトにおいて、預言者の学校を経営していたエリフがイエスの母マリヤ に次のように教えている。「この時代はまだ十分に純潔と愛の力を知りません。しかし、1つの言葉も失われはしません。『神の記録書』には、すべての思想、言葉、行動がそのままに記されています。そして世がこれを受け取るに相応しい状態になれば、見よ、神は使者を送ってその神の記録書を開き、すべての純潔と愛の訪れとを、その神聖なページから書き写させるでしょう。こうして地上のすべての人々は、自国語で生命の言葉を読み、神の光を見るでしょう。こうして人間は再び神と一つになります。」と予言されていたとされている。

■ルドルフ・シュタイナーとアーカーシックレコード

ルドルフ・シュタイナー 1861 - 1925)はドイツ人で、彼の著書に『アカシャ年代記より』国書刊行会や『地球年代記』風濤社等が存在する。彼は、これらの情報をアカシックレコードから読み取ってきたと述べている。そのための能力をどのようにして獲得したのかについては、『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (シュタイナー選集 第 2)』イザラ書房の中で詳細に述べているが、地道な精神集中によってオーラを霊視する能力を磨き、さらに瞑想技術を日々磨くことによってアカシックレコードを解読する能力を得たことが述べられている。

■エドガー・ケイシーとアーカーシックレコード

エドガー・ケイシー Edgar Cayce, 1877 - 1945)は米国のユダヤ人の予言者、心霊診断家で、彼について書かれた著書に『エドガー・ケイシーのアカシック大予言』たま出版や『眠れる予言者エドガー・ケイシー』等が存在する。彼の霊視は、イメージ情報が多いという特徴があり、また過去の出来事のみでなく、未来予知も多く行っていることから、『行』から発現したイメージの霊視等も頻繁に行っていることがわかる。

関連項目



参考文献

  • リバイ・ドーリング『宝瓶宮福音書』霞ヶ関書房。 ISBN 978-4760500345
    • イエス・キリストに関するアーカーシックレコード(宇宙心素)の詳細な記録から忠実に書き記したものとされている。
  • スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ『魂の科学』たま出版。ISBN 978-4884811105
  • ルドルフ・シュタイナー『アカシヤ年代記』国書刊行会。ISBN 978-4336036247
  • ルドルフ・シュタイナー『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (シュタイナー選集 2) ISBN 978-4756500311
  • エドガー・ケイシー『エドガー・ケイシーのアカシック大予言』たま出版。ISBN 978-4884819583
  • 『眠れる予言者エドガー・ケイシー』総合法令出版。ISBN 978-4893465764
http://www.youtube.com/watch?v=NLcCP8N0inA&feature=related