■アーカーシックレコードとは(1) | クリシュナ宇宙学校

クリシュナ宇宙学校

クリシュナ☆が行う『宇宙学校』は
最高レベルの「多次元宇宙の真理」が学べる学校で、
神様と仲良くなり、神の視点から現象を捉えられるようになる学校です。

精神レベルをあげたい人、成長したい人、論理的に
宇宙法則を理解したい人はお気軽にお問い合わせください

【アーカーシックレコード】


ここでは「アーカーシックレコード(アカシックレコード、アカシック・レコーズ、原始記録、神の記録書、宇宙心素)」について、それは何であるのかということと、それが果たしている役割(機能 )、およびアーカーシックレコードを解読するための方法や、いくつかの解読者の具体的な事例の概要について解説する。


目次

■『アーカーシックレコード』とは

アーカーシャ(आकाश ,Ākāśa、アーカーシャ)はサンスクリット語 で、「原始本質(プライマリー・サブスタンス)」という意味である。 「原始本質」は「根本自性(プラクリティ )」とも呼ばれ、宇宙の万物が創造された原質料(原材料 )のことであり、無限者の であり、神我はこの霊に制約を設けて振動数を低下させて、様々な微細元素や粗雑元素や物質 にしているが、それらは凝結した無限者の霊である。 このアーカーシャ(原始本質、根本自性)は極めて精妙なもので、宇宙のどんなところにあるエーテル の微細な振動でも、これに消すことの出来ない印象を記録する性質を有しているとされている。

この原質料たる原始本質は、宇宙の特定の場所にあるのではなく、宇宙のあらゆるところに遍在している。


狭義のアーカーシックレコード



アーカーシックレコードとして知られる不滅の経験記録は、「最高叡智」すなわち宇宙心の範囲にあるとされている。


無限者(神我)の意識には3面の属性 があるが、これらと「ヨガの宇宙観 」での「根本自性」との対応関係は次の通りとされる。

  1. 最高叡智の意識(智慧 )……マハー・サットヴァ(大明性)に相応し、大明性から「宇宙心素(狭義の「アーカーシックレコード」)」が創造された。
  2. 全能の意識(創造力)……マハー・ラジャス(大動性)に相応し、大動性から動性優位の「宇宙理知」が創造された。
  3. 聖愛の意識(無条件の無限の愛)……マハー・タマス(大暗性)に相応し、大暗性から暗性優位の「宇宙我執(調和、制御)」が創造された。

「無限者(神我)」は、智慧と力と愛の3つの属性を兼ね備えた三位一体の存在である。通常、人はこれらの1つには十分に同調するが、他の属性には十分に同調していないかもしれない。

  • ある人は、力の属性に優れているが、叡智の属性には優れていないかもしれない。
  • ある人は、愛の属性に優れているが、叡智や力の属性には遠いかもしれない。
  • ある人は、最高叡智に優れているが、愛と力の属性には無関係であるかもしれない。

どんな知識 であっても、これを獲得するのは宇宙心(宇宙心素)すなわち最高の叡智によるのであり、東洋の学者たちはこれを「アーカーシックレコード」と呼び、ヘブライの教師たちは「神の記録書」と呼んでいる。

なお、それぞれの世界の人間(広義の人間)とアーカーシックレコード記録との関係は、次の通りとされている。(「チベット密教経典」参照)

  • 地球人類の身・口・意の経験と印象の記録は、地球人類レベルの原因次元(低位コーザル次元)の宇宙心素に「経験 データ 」と『行(ぎょう)』して記録されている。
  • 現象界の天界の神々の経験と印象の記録は、天界の神々レベルの原因次元(低位コーザル次元)の宇宙心素に「経験データ」と『行』として記録されている。
  • 微細次元の神々の経験と印象の記録は、微細次元の神々レベルの原因次元(中位コーザル次元)の宇宙心素に「経験データ」と『行』として記録されている。
  • 上位原因次元の神々の経験と印象の記録は、上位原因次元の神々レベルの原因次元(上位コーザル次元)の宇宙心素に「経験データ」と『行』として記録されている。

(詳細は「ヨガの宇宙観 」の「チャクラ」を参照のこと)


広義のアーカーシックレコード


「宇宙心素」内には、すべての魂の潜在化した種子 の状態での多くの『行』や残像印象や記憶(経験データ)などが送り込まれ、その内部に貯えられている。その『行』の中で各魂にとって成熟した『行』が次々に各魂を取り巻いている「心素」に送り込まれていく。

各魂の心素内部では機の熟した『行』が次々と間断なく湧き上がっており、湧き上がった『行』は「我執」の働きで「意思」に引き渡され、「理知」の許に運ばれて微細次元にイメージとして発現し、やがてそのイメージ通りの現象や行為として結実していく。これらの『行』の情報や微細次元のイメージ象も、瞑想によって読み取ることができる情報であり、これ等も含めて「アーカーシックレコード(広義のアーカーシックレコード)」と呼ばれている場合がある。

これらのイメージ情報も、地球人類のイメージ情報は、地球人類レベルのイメージ次元(地球人類世界に対応する下位アストラル次元)に存在している。

なお、米国で軍事戦略として開発され、現在では犯罪捜査に利用されている「リモート・ヴューイング 」は、意思の力を用いた遠隔透視能力である。リモート・ヴューイングでは過去ないし遙か(数百年ないし数千年)昔の対象客体 の表面を観察することはできるが、その客体内部に入って観察したり、対象客体の心理 状態までは観察できないとされている。これも、宇宙心素のデータそのものではなく、データから発現したイメージを観察しているとされている。

(続く)


http://ameblo.jp/uchugakko/entry-10836717558.html