今まで色んな番組打ち上げに参加して来ましたが、こんな打ち上げ見たことない。
普通、打ち上げと言えばスタッフとキャストが半々くらいですが、今日は圧倒的にキャストです。
一体ここに何人の声優が集まっていたのだろう。
外画吹き替えに携わるほとんどの声優が一度は携わった作品。
15年間、全331話。
幼稚園児が大学生になるくらい続いた怪物番組。
「ER 緊急救命室」
‘ER’という言葉を日本中に浸透させた作品の打ち上げです。
「ERを経験していれば大丈夫」と言われたER。
だって、「本番行きます。」の声がかかるとマイクの前に列が出来るんです。
運動会のような素早いマイクワークが要求され、それでいて演技が少しでもズレると100%リテイク。
ER名物のマイクの周りをグルグル回りながら収録するガヤ録り。
他の現場では、‘ERガヤ’と呼ばれています。
一つの時代を築いた作品が終わってしまいました。
総出演声優数、3200人以上。
この作品を通じて幼稚園児声優から大学生声優にしてもらった人も多いはず。
勿論、私もその一人。
本当に感謝です。
今日の打ち上げは打ち上げではなく、大感謝祭と銘打ってありました。
スタッフキャストに関わらず、この作品に携わった全ての人間が感謝をする、正に大感謝祭でした。
ありがとうございましたER。
ERファンの方に出演回数トップ5の方々をご紹介。
5位、マリク・マクグラス、188回、松本大さん。
4位、アビー・ロックハート、189回、葛城七穂さん。
3位、チュニー・マイケイズ、219回、沢海陽子さん。
2位、ケリー・ウィーバー、250回、小宮和枝さん。
1位、ジョン・カーター、254回、平田広明さん。
またこんな作品、こんな人々に携わりたいです。
ではまた。