★謹賀新年・2022♪ | リアルウォーターボーイズ内村とんの“泳ぐことは自分を知ること”

★謹賀新年・2022♪

新年、あけましておめでとうございます門松


ここ数年を振り返ると、

常にコロナの影響を受け続けた毎日でした。



特に緊急事態宣言が発令され、

プールが閉館になった時は、

レッスンそのものが出来なくなり、

先行き不透明な毎日に不安を感じたこともありましたあせる



でも、プールが再開されてからは、

少しずつですが、皆さんが戻ってきてくれて、

「久しぶりです~!元気でしたか~?」

「やっぱり泳ぐと気持ちいいです~♪」

「内村さん、戻ってきたよ!!」

そんな声を聞く度に、

やはり、人は人と繋がってこそ、

元気になれるのだなあと、つくづく感じさせられました。



同時に、この仕事を続ける事の価値も再認識させていただき、

僕の方こそ、たくさん元気をもらえました。

あらためて感謝感謝ですビックリマーク


。。。



水は陸と違い、揺れるし、流れるし、波もあります。

変化が少ない陸を「安定」と考えると、水は常に「不安定」。


水泳初心者さんが、はじめての25mを目指す時、いろんな事があります。

息継ぎの時にたまたま大きな人とすれ違って波をかぶり、

息が半分くらいしか吸えないときがあります。

真っすぐ泳いでいるつもりでも、流れて曲がってしまうときがあります。

きっと、こんな経験をしている方は多いと思います。



そして、ほぼ毎日、質問を受けます。

「もしそうなったら、どうすればいいのですか?」



僕はこのように答えています。

「揺れてバランスが崩れても、流れて曲がってしまっても、

自分でなんとかして元に戻してみてください音譜


「えはてなマーク

と、キョトンとされることが多いです。


なのでこう続けています。

「泳ぎ方100点だけど、途中で一つうまくいかなくて立ってしまうよりは、

何かうまくいかない事が起きても、そこをなんとか立て直して25m泳げたのなら、

その泳ぎがの方が100点なんです。」

結構ビックリされますけど、

水泳はこの「なんとかする力」がとても大切なのです。


なぜなら、繰り返しになりますが、水は常に変化しているので、

ずーっと安定している事なんてないからです。


揺れて流れて不安定な水の中を、

なんとかしながら進んでいく。

これが泳ぐ事の本質だと僕は考えています。



。。。




ふと、我に返り、リアルな今を眺めてみました。



ここにいれば大丈夫とか、

これだけやっていれば安心とか、

そういうのがあまり通用しなくなってきた不安定なこの時代は

なんだか「水」のようですよね。



そう考えると、これからは、

「時代を歩く生き方」

から、

「時代を泳ぐ生き方」

にシフトしていくのかなあと、

新年早々ひとりで考えていました。


果たして僕は、時代をちゃんと泳いでいるのかなと、

自問自答したりして(笑)



ということで、今年も、水泳を通じて、

皆さんと共に健康で元気に過ごして行けたらなあと

思っております。


それでは2022年も、どうぞよろしく願いいたしますラブラブ