4-17「4章のまとめ」 | うっちゃぎの★やさしい!★メディカル教室

4-17「4章のまとめ」

・貧血とは、血液中の赤血球が減った状態(立ちくらみがあるからといって貧血とは限らない)
・赤血球は全身に酸素を運ぶ
・赤血球はヘモグロビンという赤い色素が塗られている
・ヘモグロビンは酸素とくっつく(だから、結果的に赤血球が酸素を運ぶ)
・鉄欠乏性貧血は血液中に蓄えられている鉄が減った状態
・鉄欠乏性貧血の原因は出血(特に女性の場合は子宮筋腫などにより生理が多いとき)
・男性なら一日パン1個、女性なら一日パン2個で一日に必要な鉄分が補給できる
・鉄欠乏性貧血の治療は鉄剤の投与(一日サプリメント数十個から数百個分と多量なので病院での治療が大事)
・腎臓が悪い時にも貧血が起こる(鉄とは関係なく、酸素を増やすのに必要なエリスロポエチンが作れないため)
・胃を摘出すると体内のビタミンB12が減少する(胃の壁細胞から出る内因子という物質と一緒でないと吸収されない)
・ビタミンB12は数十年分、葉酸は数ヶ月分の蓄えが体の中にある(食生活でビタミンB12、葉酸が不足することは通常考えられない)
・再生不良性貧血は赤血球・白血球・血小板の大本の細胞である造血幹細胞の異常(だから、赤血球・白血球・血小板が減少する)
・白血球はバイキンと闘う兵隊さん
・血小板は出血した時に血を固める糊

ここで、4章はとりあえず終了です。
では5章では花粉症からアレルギーについて考えたいと思います

次回予告5-1「花粉症とは!?」

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