横浜市中区の横浜みらい法律事務所で弁護士の前野義広さん(42)が刺殺された事件で、犯人の男が持ち込んだと見られるスタンガンが現場に残されていたことが8日、捜査関係者への取材でわかった。

 神奈川県警は、男が明確な殺意をもって事務所を訪れたとの見方を強めている。

 発表などによると、前野さんは2日午後、事務所に面会の予約を取らずに訪れた男と争いになり、胸などを刺されて死亡した。男は、事務所に来た際に黒いリュックサックを持っており、県警は、刃物やスタンガンなどを隠し持っていた可能性が高いとみている。

 前野さんが業務で相談を受けていた案件に関して、事務所の資料に名前があった男性の所在が事件直後から分からなくなっており、県警は、事件との関連を慎重に捜査している。

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 製鉄の副産物として生産される素材「鉄鋼スラグ」を環境技術に応用し、魚が集まる魚礁(ぎょしょう)にしようと、神戸製鋼所(神戸市中央区)などは28日、神戸空港(同市中央区)北側の護岸で、鉄鋼スラグなどを取り付けた人工魚礁(縦3.1メートル、横4.4メートル、高さ2メートル)3基を海中に沈める海洋実験を始めた。今後、3年にわたって効果を検証する。

 鉄鋼スラグは、鉄鉱石から鉄を製造する際に生産される副産物で、同社での生産量は年間約300万トンにのぼる。これまでは主にセメントや道路などの原料として使われてきたが、鉄などの栄養素を含み、海中では海藻が付着して繁殖するなど、効果も確認されている点に着目した。

 護岸などに近い磯では近年、森林伐採やダム工事の影響で河川から海に流れ出る栄養素が減少し、沿岸の海藻が減少する「磯焼け」が問題となっているといい、同社技術総括部の山中量一・資源循環グループ長は「鉄鋼スラグが環境修復の新しい技術となってくれれば」と話している。

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 9世紀中ごろに東北から北関東の広い範囲に津波をもたらした「貞観(じょうがん)地震」の震源域が、宮城県沖から福島県南部沖まで長さ200キロ、幅100キロに達する可能性のあることが、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などの解析で分かった。規模はマグニチュード(M)8.4と推定され、国が想定する宮城県沖地震(M7.5前後)の震源域より大きく南側に広がる未知の海溝型地震だった可能性がある。24日午後に千葉市で開かれている日本地球惑星科学連合大会で報告する。

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 研究グループは、宮城県石巻平野から福島県中部沿岸にかけての津波の痕跡調査を基に、コンピューター上で地震と津波を再現して震源域を検証。その結果、10パターンある仮定震源域のうち、最も大きな長さ200キロ、幅100キロの場合のみ、震源の深さを変えても痕跡の位置まで津波が浸水することを確認した。周期は特定できていないという。

 宮城県沖では、平均約37年周期でM7クラスの海溝型地震が発生。国の地震調査委員会は30年以内にM7.5前後の地震が発生する確率は99%と予測している。一般的に地震の規模と震源域の断層の長さとは一定の関係があり、M7で30~40キロ、M8で100~150キロといわれる。

 産総研の行谷佑一研究員は「宮城県沖でこれほど大きな地震が起きるとは考えられていなかった。より広い範囲で詳細な検討が必要だ」と話す。【八田浩輔】

 ◇貞観地震◇

 869(貞観11)年7月に発生。平安時代の歴史書「日本三代実録」には、仙台平野周辺で建物が崩壊し、津波で1000人の水死者が出たと記録されている。地震で生じた津波は北関東までの広い範囲に及び、仙台平野では現在より1キロ陸側にあったとみられる海岸線からさらに3キロ内陸で、津波の痕跡が見つかった。

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