2016年9月オリジナルこの文章を書いてからますます固定電話の需要がなくなりました。 以下本文です。

(*この問題がなぜ生じたかといえば本当に家族が急病になったとかなら、携帯電話でもLINEでもすぐに連絡が付くわけで。固定電話の緊急性が失われたことにある。家に主婦が常にいて、料理の準備。スープの味見をしているときに突然の電話、すぐに夫の会社に電話。あなた、大変!・・ちゃん(息子)が急に倒れたのよ!・・完全にドラマの世界!)


私には、さっぱり理解できないのですが(後で分析してみます)、世の中には、電話をかけて留守番電話だったらそのままメッセージを残さずに通話を切られる方がおられるようです。





失礼? 失礼でない?  ビジネスマナー?


ネットで調べて判断することではないのです


いずれにせよ、相手が迷惑と感じる・相手の立場になって考えられない人間だと・・・とらえられればビジネスでは全てです。



それをマナー違反というのです。もちろん、よく知っている方から、これから、カラオケに行こうというのは別ですが、間違い電話なら、かけられた側にはわかりませんよね


(どこから、どんな要件・用事で、かかってきたのかわからない着信履歴を残す。そのものが迷惑なのです。急用なのかしら?単なる間違い電話かしら?)



あるCDショップに、CDを注文いたしました。


それから1週間ほどして、自宅のほうに何回も同じ電話番号で電話がかかってきていましたが、メッセージが入っていません。留守番電話だと、切るのですね。


これをかけなおすのは、たしかに簡単です。


しかし、かけなおせば電話代がこちらにかかります


それだけならまだしも、今時、どこからかかったかわからないような電話にかけなおすと、トラブルになる可能性さえあります。


着信記録があるから後でかけ直したら国際電話の詐欺という事例もあると聞いております。




もともと用件があってかけてくるのですから、かけたほうがメッセージを残すことは、当然のことではないでしょうか。もっとも、町内会長をしていて、いろいろな学校の名簿に載っていたりしますので、固定電話にかかってくる電話の99%は怪しげな儲け話です。だって、本当に親しい友人や家族は、無料のfbやメールやlineで、直接スマホに連絡してくるに決まっていますよね。


そうはいっても10回も同じ番号から着信記録が残っていますし、放置しておいても困りますから、その電話番号をインターネットで検索してみました。


すると、私が商品を注文しているCDショップの電話番号だとわかりました。そこで何の用かと聞いてみると注文したCDが入荷したのでご来店くださいとのこと。(なんと私は、先ほどまでそのCDショップにいて、帰宅したところだったのです)。

個人で遊びの電話とか、カラオケに行こうという電話であればいざ知らず、仕事でかけているのです。


にもかかわらず、なぜ留守番電話であれば切るのか。私には理解できません。


とはいえ、理解できないといっても、それはUBQの発想方法ではありません。



留守番電話にメッセージを残さない人がいるのには、それなりの理由があるはずです。


そこで私は、次のように分析しております。




理由1自分に自信がない。つまり、自我が確立されていない。


ハンバーガーショップで「ご一緒にポテトもいかがですか」と言われると、注文してしまう。間違い電話だったらどうしようかという不安。「間違い電話だったということを確認するためにメッセージを残す必要があるのですが。。。自信がなかったら、せめて杉並の田中です。急用ではありません。」と一言があれば・・


全然悪いことをしていないのに、警察官に声をかけられたら、どぎまぎしてしまう。


こういうタイプの方が、留守番電話にメッセージを残す勇気がないのだと思われます。そして、「機械を信じていない」とか「機械に向かって気持ちよくしゃべれますか?」と言い訳するのです。



機械を信じていないからこそ人間の声でメッセージを残すべきなのです。


理由2:仕事に自信がない。つまり、相手の立場に立って考えることができない。


例えば、先ほどのCD店の話を例にとれば、お客様は1日も早くCDを手に入れたい。そうして差し上げたほうが、店にも何なりのメリットがあるはず。


にもかかわらず、仕事に自信がないから、先送りをしてしまう。


そして、何度も忙しそうに電話でもかけていれば、周りに対して仕事をしているふりをすることもできるから


理由3:本人が電話代を払っていない。ないし、金銭感覚がない。


つまり、自営業・会社経営者と違って、アルバイトなり正社員がお客様のところに電話をかけて、留守電だったら切る。その時に電話代が生じることは明白なことですが、自分で電話代を払っていないから、そんなことには構わない。しょせんその程度の人間なわけです。


理由4:自分がいつも電話を使う感覚でしか考えられない=相手の立場を斟酌できない。


例えばCDショップの店員は会社の電話でかけていますから勤務時間後に、自宅でテレビを見て、くつろいでいる時に本人個人の携帯自宅の固定電話へ「先ほど、この番号で電話がかかったのですが、どういうご用件ですか?」と掛かってくることはにないわけです



もし、銀行員が自宅に知らないお客様から電話がかかって「金利がどうのこうの…融資がどうのこうの」といわれたら「迷惑です。自宅にこれ以上掛けてくるのであれば会社の上司に相談のうえ警察に連絡します」と言えばよいだけです。





世の中には仕事上自宅や携帯の番号を公開せざるを得ない人間がいるということに思いをはせることが出来ないのです。




UBQ数理フォーラム の受験ブログ
大切な指摘:↑ あれ、間違い電話だったかも・・・思って、ガチャ切りした電話番号が医師や病院・児童の虐待の相談センター・警官・消防隊員の携帯の番号だったら・・・・・世の中には携帯電話の着信履歴が人命にかかわるかもしれない仕事をされている方もいらっしゃるのです。

要介護のお年寄りが持っている緊急の連絡用携帯:なんでも着信履歴が残っていて、掛けなおしても応答がない場合は、救急車の出動要請の可能性もあると聞いております。

子供を持つ親のある意見:見覚えのない着信履歴がある。子供が学校から帰っている時間のはずだ。子供にかけなおしても出ない。おかしい!自分の携帯の番号は家族しか知らないはず!とりあえず学校に電話する?もしかしたら警察にも?


理由5:これが一番大きい理由だと思われますが、国語力がないから


留守番電話というのは記録が残りますから、自信のない人は切ってしまうわけです。


特に30秒とか20秒の範囲で自分の名前を名乗り、用件を伝え、どうしてほしいのか(かけなおすのか、あるいは緊急の連絡なのか、など)、こういったことを伝えるのは、極めて国語力がいることです。その国語力に自信がないから、切るのでしょう。


なおこのことについて、私の立場から補足説明しますと、このUBQ数理フォーラムは電話番号をインターネット・チラシ広告で公開しておりますから、一般の個人の電話とは全く異なるものであります。


ですから、どのような方から電話がかかってきたかということは、一般の個人の携帯電話や固定電話ないし会社の電話とは、まったく異なる性格のものであります。


さらに申し上げますと、特に携帯電話のほうは、無限にメモリーの容量があるわけではありませんから、留守番電話にメッセージを吹き込んでくださいというメッセージが流れたすぐ後で切ってしまえば、当然、それだけメモリーを消費します。


私の持っている携帯電話の場合には、3件の録音が可能であります。


ということは逆に言えば、「メッセージをお願いします」というあとに、3件続けてガチャ切りをされれば、私の携帯の留守番機能は停止してしまいます


そうすれば、家族が入院したとか、知人に何か不慮の事態が起こったとか、そのような緊急の電話に対応できない可能性が発生してしまいかねません。


ですから皆様には、UBQの電話には必ず留守番電話にメッセージを残してくださるようお願いいたします。


また、留守番電話の最初だけ聞いて電話を切る人がおられます。

たとえば、


「こちらはUBQ数理フォーラムです。留守番電話を残してください」


と言えば、途中で切って最後まで聞かない人がおられますので、



「留守番電話をお残しください。こちらはUBQ数理フォーラムです」



と申し上げて配慮しているのですが、それでもメッセージを残されない方がおられまして、大変困っております。




*電話番号を公開しているストレスの例(実話です。朝まで眠れませんでした):全く知らない方から岡大の合格発表日の深夜(2時ころ)に かかってきた電


「そちらのぉー・・・・塾は、・・・・・・今年はぁー・・・・・岡大の医学部に・・・・・合格していますかぁー?・・・」



「はい2名が合格しております」



「うちの子はねぇ・・・・それがねぇ・・・落ちましてねぇ・・・模試では・・確実・・・・だったんですがぁ…」


「・・・・・・・・・・・」





(更新)


■上記の医師のように、個人の電話と仕事の電話が分離できない場合がある。ある学校では担任教師の個人宅の電話番号を、保護者に公開している。「うちの子が・・・君と出かけて、まだ帰ってこないんです」という電話があった時に、保護者が警察に相談しても、当然、クラスの名簿まで警察が持っているわけはないので、心当たりの交友関係は、担任の教師が深夜でも警察に行かなければならないことも。





近所の小学校の校長は、電話番号を公開している。災害時の地域住民の避難場所になっているからだ。





UBQで困ったことがある。就活シーズンに、異常に間違い電話が多いのです。

ある日、久々の休みで、温泉ランドに行った後、さぁ、ゆっくりビールでも飲んで寝るかと思ったら、留守電の件数が百件を超えている。





保護者からの重要連絡かもしれない?家族がひっくりかえったのかも?ということで、全部聞いてみた。ほとんどが、ガチャ切りだ。


その中に、・・・大学の文学部の・・・です。・・・就職説明会のことで・・・と留守電を残されている方がいたから、助かった。





向こうも困っているだろうから、こちらから電話を差し上げた。間違い電話ですよ。・・・・大学の就職説明会に出られないと困るでしょうから、番号を確認ください。



いえ、電話番号は確認しています。・・・大学の案内に載っていますという貴重な情報。



もし、・・・・大学のHPや案内に誤記載があれば、大変だ。




でも、おかしい?数万人の学生がいるのだから、もっとひっきりなしに間違い電話がかかる筈。なんで、就活時期だけ?


…大学に、電話して、事情を説明した。すぐに調査をします。ということで、丁寧な返事が来た。


こういうことだ。


・・・・大学(代表番号)


    123-123-4567(代表番号)


                 (内線:就職課8901)





と書いてあるのを、そのまま、123-123-8901





に掛ければ、就職課につながると勘違いしている学生さんがいるようなので、厳しく対応しますと言ってくれた。





この、留守番電話を残された学生さんのおかげで、大学側も助かったし、私もピタリと間違い電話もなくなったし、学生さんも勉強になったと感謝です。

社会経験のあるいい年をした人間ならともかく、学生さんには腹が立たない。





自分だって、初めて東京に行ったときに、東急電鉄の急行は急行料金がいると思って乗らなかった(近鉄はいるぞ!竹田から京都まで知らずに乗ったら・・・・)。





大阪は、関西電力だから、東京に行ってアパートを借りるときには、関東電力に申し込めば良いと思っていた。





東京DLが東京都にない、というのは今でもおかしいと思う。





■親の介護を始めてから、電話に対する見方が一変した。病院内では携帯をオフにしているから、公衆電話から掛けるしかないが非通知不可の人には連絡がつかない。






2020年9月6日更新でございます。


私の母が90を過ぎて大往生いたしました。 死因は老衰です。


もう病院にお世話になる前に何分にもご高齢ですので覚悟してくださいということは医師より聞いておりました。


病院には大変お世話になりましたし感謝の気持ちしかありません。


ただ一つ申し上げたいことがございます。


深夜の午前1時頃に固定電話の方にガチャ切りがありました。留守電を再生してみると女性の声でもしもしと言った後にガチャ切りです。


おかしいなと思って胸騒ぎがして起きておりました。


そうすると父親の方から母は危篤であるすぐに病院に駆けつけるようにという連絡が深夜の3時にございました。


おっとり刀で駆けつけるしかありませんからタクシーを呼んで病院に行った時には先程お亡くなりになられました。


とのことで10分間の差で間に合いませんでした。


親の死に目に会えないという言葉がございます。


病院のカンファレンスでは担当の医師に何度も固定電話には出ない。必ず留守電を残してくれと伝えております。


さらに固定電話の留守番メッセージにはこの電話は出られませんので緊急の御用の方は携帯電話の番号に電話してくれと言って番号のメッセージも残しております。最後まで聞いていただければいいのですが最初に留守番電話とわかった時点でガチャ切りしてるんです。


病院内で情報の共有化ができていないんですね。


友人の弁護士に少しその話をしてたら裁判で訴えれば勝てると思うとおっしゃっていました。


もちろんそういうつもりは一切ございません。


ただただお願いでございます。


留守電のガチャ切りが人生の大切な場面を左右することもあるし警察や消防の場合のように命に関わることもあるということはご理解くださるようにお願い致します。