わたしの大切に育てているセントポーリアの話など。
セントポーリアはアフリカ原産でイワタバコ科のスミレの仲間です。
寒さにめっぽう弱く、暑さにもまったく耐えられないお花です。
冬場の水は、汲み置きで軽く暖めてから。
蛇口から、冷たい水を与えるのはご法度です。
しかも、葉に水がかかろうものなら、たちまち大きな茶色のシミがついてしまいます。
一度ついたシミは二度と落ちることはありません。
暖かい水も、もちろんNG。
葉がたちまちとろけてしまいます。
水温が適温でも、土の表面が乾いてから与えないと、根が細いので、すぐに根腐れして枯れます。
植え替えは最低でも半年に一度は必要ですし、肥料は置肥と液肥をバランスよく、土の状態をみながら。
室温は20度から30度くらい。
それ以上でもそれ以下でも花が咲きません。
咲かないだけならまだしも、時にはあっさり枯れます。
直射日光も厳禁で、たちまち萎れてしまいます。
とまあ、とんでもなく手がかかる花ですが、小学校の頃からはまりました。
亡き父に、小さな温室を造ってもらい、育てていたものです。
当時にしては、育成灯もヒーターもある立派な温室でした。
今は夫にカウンターキッチンの下に育成灯をつけてもらい、その下に棚を置いてビニールで覆い、簡易温室にしています。
おかげで、なんとか厳しい冬も、適度に花を咲かせつつ、乗り越えられそうな予感。
温度差に耐えきれず、あるいは、窓際で日光浴させたまま忘れ、夜、冷えてしまい、ダメになった鉢もいくつかありましたが。II
小動物飼育なみに手がかかるワガママなところが、Mな私が魅せられる理由かも。
(´Д`;)
今、咲いていない鉢も、蕾を持っているので、春が楽しみです。
そして、こちらは子どもたちが、それぞれ育てているお花です。
懐かしいでしょう。
クロッカスです。
子どもたちに、どうしても育てたいと言われ、球根を水を切らすことなく4ヶ月あまり。
必要ないというのに、育成灯でこまめに紫外線浴させたり、ひなたに出したりと、子どもたちの過保護なこと。II
よく開花まで世話したものですI。
皆さんも、春にむけて、わたしと一緒にお花の栽培、してみませんか?