どういうわけか知らないうちにAmazonプライムに加入していた。昔、Amazonを使い始めた頃、よくわからず加入していたようで、最近になってプライムビデオなどの優遇があることを知り、ちょっとプライム番組を見るようになった。
そんなわけで見た番組の中で「少女終末旅行」というアニメにとても衝撃を受けた。
アニメのサイトはこちら。http://girls-last-tour.com/
内容は、人類の終末が間近で最後に残った二人の少女が続ける旅のお話し。星の王子様や青い鳥のようで、メタファーが溢れ人生の流れを集約したような感覚を受ける。「住居」「螺旋」といった一話一話にいろいろと考えさせられる。
二人の少女は、生きて、探検し、上をめざす……。きっと、人生はその螺旋(繰り返し)で、それが全てなのだろう。
私たち人は、自分の外に出ることはできない。私が見ている世界は私の認識でできており、外界を脳に写像し、その脳が認識していることが全て。
私たちの脳は、脳細胞の連鎖と情報(因子)の伝達で作動しているため、因子の繋がりと流れでできている。だから、私たちの脳の中に写像される因子で人間が認識する世界は構築されており、【記号】を介して因子化、有向フロー化、グラフ化していると言える。
私たち人を起動している旧皮質の設計に基づき、生きて食べ眠り、住居(home)に戻り、親の下にいれば安心し、子供を持てば可愛がる…といった行動を繰り返す。
記号、シンボル、象徴…、それが全て。そんなことに気づいたら、その辺りを詳しく解説しているサイトに出会った。
記号工学研究室
http://www.wind.sannet.ne.jp/masa-t/semioeng/sign-eng.html
初心者のための記号論
http://www.wind.sannet.ne.jp/masa-t/hajimeni/hajimeni3.html
認知言語学も、心理学も、論理学も、全ては、この記号論の工学で解明することができるに違いない。