スケーリングという言葉は、いろいろな意味を持っていますね…
言葉には、いろいろな意味を持たせていた方が脳が迷い、脳が刺激され、その言葉に脳が魅せられるので、良いんだと思っています。
ですから、いい文学や聖書や論語は、ある程度難解な方が良い訳ですし、わざわざ難解に、そして、ある部分は曖昧に書いてあるんだと思います。それで夢中になっていきます…
生命には、謎、迷い、悩みは必要なんですよね…
スケーリングという用語は、だいたい三つの意味があるようです。
(1)歯科領域
歯や歯根の表面(根面)からプラーク(歯垢)と歯石を除去すること。
(2)IT領域
画像や動画などを画面に表示する際に、画面や表示領域の広さに合わせて自動的に拡大・縮小すること。または、装置やソフトウェア、システムなどの性能や処理能力を、要求される処理量に合わせて増強したり縮減したりすること。
(3)心理学領域
その日の出来事や物事を「1から5」または「1から10」といった物差しで表現すること。
医療でも、その日の調子を数値化するときに使います。例えば、今日の花粉症のひどさはどのくらい?…という質問に対して「今日は6点の酷さ」と書いてもらったりします。
電子ネット上に書き込まれた論理や言論に対して評価していく作業をE-デモクラシーでは行わなければなりません。
今までは「そう思う」とか「思わない」といった参加者の二択によって評価されていますが、もっと多様性を持たせて、中庸を見い出すことが必要になりますから、5段階なら、賛同したら5、まあまあ賛同したら4、ダメなら1といった数値化、スコア化が役立つと思います。
☆一つ、☆五つ、☆ゼロ…と同じですね。
これによって、食べログのように、数値によって優劣を明示できるようになるでしょう。