今日は、2011年11月1日・・・
志を立てるには、いい日かもしれませんね♪
五木寛之さんの「霊の発見」を読んで、いろいろなインスピレーションをもらいました。
ブッダもペテン師と言われていたそうで、ペテン師と言われるのは普通なこと・・・
感情を平穏に保つことは、人間にとって重要なことなんだと思います。
そうすることで、必要な時にだけ感情を出し、全力を発揮することができるのでしょう。
自分は正しいとか、世の中の事が判っているとか、思ってしまいますが・・・
自分の判断が必ず正しいわけもなく、人智すら及ばないことは沢山あります。
満月の夜に産卵するサンゴは、どうやって満月を知るのでしょう?
太平洋のど真ん中の深海で卵から生れたシラスは、なぜ日本に回遊するのか?
一生の間に何度も同じ場所を行き来する渡り鳥は、どうやって道を覚えているのか?
猫は夜な夜な「ニャーーゴーー」と鳴き、犬は遠吠えして、何を伝えているのだろう?
猫や犬のお経のようにも思います。
動物には、ヤコブソン器官(鋤鼻器:じょびき)というフェロモンを感じるための特別な感覚器があります。
人間では退化しているのですが、鼻の鼻中隔という左右を分ける壁に、その遺残があります。
人によっては退化せず、未だ機能しているのかもしれませんし・・・
だとしたら・・・
ヤコブソン器官以外にも、動物が持つ能力を退化させずに持っている人がいるのかもしれません。
気配を感じたり、時の流れを詠んだり、直感が鋭かったり・・・
そして・・・
たとえ動物が持っている様々な能力が退化していたとしても、
他の人々が持っている素晴らしい能力を私が持たなかったとしても、
自分にも生きるために必要な能力は生れた時から与えられているからこそ、
だからこそ、いままで生きてきて、良いことも沢山あった・・・
心を穏やかに保ち、自ずの役を果たすため、
信仰があり、お守りがあり、記憶があり、法があり、
本能があって、音に耳を傾け、唄い、眠る・・・
忙しいとか、できないとか、悪いのは世の中だとか・・・
もう、言い訳するのを止めよう・・・
まずは日々の一歩から
今日は、きっと志を立てるには、いい夜だと思う