今日は、久しぶりに・・・映画のお話です。
野のゆりは、私が12歳前後の頃
たぶん、お正月の深夜映画でみたんだと思います。
それまでは、ガメラやゴジラ、モスラなんかばかり観ていたのですが・・・
この映画を観て、生まれて初めて泣きました 。゚(T^T)゚。
シドニー・ポワチエが、この映画で黒人として初めて主演男優賞を受賞しました。
英語題名は「Lillies of the Field」
聖書の中に出てくる「野の百合」と関連づけてあるのだと思いますが、よく理解できていません。
ストーリーは・・・
職を失った黒人が、車がオーバーヒートして、
偶然に東独から布教にやってきた5人の尼僧さんに出会います。
尼僧さんの院長は、神の助けだあ・・・・と喜んで
主人公を、こき使います。
その後、黒人迫害やら、賛美歌やら、変な牧師やら、
町の人々とのゴタゴタ、そして、助け合い・・・
いろいろあるわけですが・・・
主人公は、自分で働いてお金を工面し、
みんなと協力して、教会を建築していきます。
私にとって映画を観る上で楽しみなのは
監督が織り込んでいる思いを感じることです。
この映画では、
主人公は、誰にも見えない、屋根の上にだけ、自分の名前を刻みます。
自分だけの満足、そして幸福。
そして、道路!
冒頭と最後に描かれる、道路が違うんです・・・・。
日本では、視聴率が低かったみたいですけどね~、素敵な映画です。