映画「野のゆり」 | クラスタ民主主義システム研究室

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☆学習とディベート☆ ☆ネットワークデモクラシーを夢みて☆ 
☆教育ディベートを推進しよう☆ ☆「complex system」で思考してみよう☆「ネットワークデモクラシー(Demoex)研究室」からタイトル改題しました。 

今日は、久しぶりに・・・映画のお話です。ウサギ





野のゆりは、私が12歳前後の頃


たぶん、お正月の深夜映画でみたんだと思います。


それまでは、ガメラやゴジラ、モスラなんかばかり観ていたのですが・・・


この映画を観て、生まれて初めて泣きました  。゚(T^T)゚。



うさきちのネットワークデモクラシー学習帳-野のゆり


シドニー・ポワチエが、この映画で黒人として初めて主演男優賞を受賞しました。


英語題名は「Lillies of the Field」


聖書の中に出てくる「野の百合」と関連づけてあるのだと思いますが、よく理解できていません。




ストーリーは・・・


職を失った黒人が、車がオーバーヒートして、


偶然に東独から布教にやってきた5人の尼僧さんに出会います。


尼僧さんの院長は、神の助けだあ・・・・と喜んで


主人公を、こき使います。


その後、黒人迫害やら、賛美歌やら、変な牧師やら、


町の人々とのゴタゴタ、そして、助け合い・・・


いろいろあるわけですが・・・


主人公は、自分で働いてお金を工面し、


みんなと協力して、教会を建築していきます。




私にとって映画を観る上で楽しみなのは


監督が織り込んでいる思いを感じることです。




この映画では、


主人公は、誰にも見えない、屋根の上にだけ、自分の名前を刻みます。


自分だけの満足、そして幸福。


そして、道路!


冒頭と最後に描かれる、道路が違うんです・・・・。




日本では、視聴率が低かったみたいですけどね~、素敵な映画です。