33%、50%が不顕性感染だろう | クラスタ民主主義システム研究室

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☆学習とディベート☆ ☆ネットワークデモクラシーを夢みて☆ 
☆教育ディベートを推進しよう☆ ☆「complex system」で思考してみよう☆「ネットワークデモクラシー(Demoex)研究室」からタイトル改題しました。 

ヨーロッパ疾病予防対策センター(ECDC)は,

新型インフルエンザについて

ヨーロッパにおけるパンデミック・インフルエンザH1N1の

リスク評価(暫定版)を更新して発表しています。

「ECDC INTERIM RISK ASSESSMENT Pandemic H1N1 2009」
http://www.ecdc.europa.eu/en/healthtopics/Documents/0908_Influenza_AH1N1_Risk_As
sessment.pdf


今回のアップデートの説明に下記の通り書かれています。

There are a number of indications of there being asymptomatic infections.

また、本文中には下記の通り記載があります。

2.2.3 Asymptomatic cases

There are some indications of asymptomatic cases from contact tracing in Europe [21].

However, it will be some time before it is known what proportion of infected people

develop the disease [29]. Two plausible assumptions based on previous experience are

33 and 50% of infections being asymptomatic [22,31]. More precise estimates will best

be derived from serological studies now underway.

現在、血清学的な検討がヨーロッパでも行われているようですが、これまでの推測では、33%

または50%が不顕性感染だろう・・・と考えてよいようです。

結構な割合ですね。

世の中、新型インフルエンザのワクチンで騒いでいますが、
やはり、初期暴露量を抑える努力も大切だと思います。

マスク着用でワクチン1600万人分という推計もあるわけで・・・。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090924-OYT1T00663.htm


今のところ、新型インフルエンザの不顕性感染についての数値データは、これだけです。


日本での大阪の高校で行った、血清学的検査の結果報告が待たれます。