軍師官兵衛:第40回 小田原の落日 第2幕 | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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◆◆◆駿府入城◆◆◆
>天正18年(1590)3月1日、豊臣軍は出陣。
>一路、小田原を目指した。(ナレーション)


秀吉が駿府城に入る前日、三成は暗殺計画の噂を伝え、
駿府を素通りすることを進言。
しかし官兵衛は「馬鹿馬鹿しい」と一蹴。

義理の弟を信用せず、素通りなどすれば、
殿下は天下人の器にあらずと、世の笑い者になると説く。



結局、秀吉は駿府に入ることに。しかし三成は面白くない。
余計な口出しは無用と官兵衛に宣言する。

※官兵衛の欠点
それはね、、、「可愛げがない」ってこと。
まあ、リアル高田純二みたいな官兵衛っていうのも、
イメージ違いすぎて笑えますが、
いくらイライラするからとはいえ、こういう言い方すると、
誰でも「カチン!」とくるのは当然の話しなんですよね。
(そういう欠点も含め、黒官が大好きです。^^)

>4月、出陣からひと月で、
>秀吉は小田原城を包囲した。(ナレーション)


◆◆◆竹の花入れ◆◆◆
秀吉軍の行軍速度に、多少、驚いたものの、
小田原城の兵糧は多く、中々、落城の兆しは見えない。

秀吉の本陣・早雲寺では、小田原城を孤立させる為、
武蔵の国への出陣を説く官兵衛
残る城(忍、八王子、岩槻、鉢形)には三成があたる事に。

長陣による兵の士気低下を晴らす意味で、
酒を配ってはどうかと進言する小早川隆景
この策を気に入った秀吉は、隆景に対し、
遊び女や芸人を呼び集めよと命じる。

また利休は「淀殿を小田原に呼んでみては?」と進言。
鶴松は北政所にあずければよいという案に喜ぶ秀吉



しかし、利休が伊豆で手に入れた竹の花入れを見つけると、
「つまらん!」と言い、庭石に向かって投げ捨ててしまう。
もっと贅を凝らした物が好きだと言う秀吉
(この行為に目を見張る官兵衛と隆景・・・。)

※好き嫌い
利休の花入れを庭に投げ捨てるシーン。
以前、利休の茶室内での「黒茶碗の一件」もありましたが、
どうやら、秀吉の価値基準は「好み」にあることが、
このシーンで確実になりましたね。

別に、御機嫌取りの意味で献策したわけじゃない隆景。
たまたま、秀吉が大騒ぎするのが好きだった為に認められましたが、
もしも好みに合わなかったら?・・と、
「竹の花入れ」を自分を見立て、冷や汗を流している隆景。



◆◆◆酒宴と籠城◆◆◆
秀吉の陣で、毎晩のように酒宴が開かれていることに、
憤りを感じる北条氏政。淀殿に会えて嬉しがる秀吉
しかし、鶴松から引き離され、
辺鄙な東国まで連れてこられた淀殿の機嫌は最悪だった。

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そのせいか、北政所の悪口を言葉にしてしまった淀殿。
すかさず秀吉は、おねを悪く言うことは許さんと断じる。

京の聚楽第で久々に再会する、北政所
利休の機転で、ようやく、
正室が世継ぎを育てられると言うマグダレナ

健やかに育てば、誰が育てようがどうでも良い。
それよりも、天下統一後、
豊臣の家中が割れる不安を口にする北政所。



◆◆◆使者◆◆◆
その頃、小田原城内では、連日会議が開かれていたが、
野戦に撃って出るか?このまま籠城を続けるか?で、
結論が出ないまま、虚しく時が過ぎていく。そんな頃、

突如、小田原城近くの山あいに出現した豊臣軍の城。
秘かに建築していた城の出現に驚愕する北条軍。

一夜城の演出によって北条の士気が低下したところで、
ここが「和睦の頃合い」と進言する官兵衛

容易に応じるとは思えないと反対する秀吉だったが、
伊豆、相模の二カ国安堵を約束して寛大さを見せつければ、
頑固な田舎者とて降伏に応じる~という言葉に従う。

北条へ向かう使者には姻戚関係にある家康を推すが、
荷が重すぎると辞退する家康。逆に彼は官兵衛を推薦する。



使者に着任した官兵衛の身を案じる善助
都合よく使われているだけと疑問視する九郎右衛門

まずは挨拶代わりに「酒と肴」贈る官兵衛
これに対する北条からの返事は「玉薬」だった。
(そして場面は、このドラマ初回の冒頭シーンへ続く・・・)

▼軍師官兵衛:第40回 ~内応と一夜城~