軍師官兵衛:第33回 傷だらけの魂 第5幕 | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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播磨・山崎城
一人、山崎城に帰って来た善助から、
官兵衛がキリシタンになった報告を受けて驚くお福

しかし格段、何が変わったということもなく、
殿は、いつも通りの殿だとフォローする善助。
黒田家の将来を不安視する、お福。



は、以前、官兵衛が、有岡幽閉当時、
何処からかキリシタンの歌が聞こえてきて生きる力を得た~と
語っていた事を思いだし、また、高山右近の人柄にも触れ、
案ずることはないと、お福を安心させる。

大坂城・黄金の茶室
四国攻めの恩賞に対する、御礼言上の為に上洛して来た、
小早川隆景安国寺恵瓊に黄金の茶室を見せる秀吉



>もはや殿下の御威光は、
>亡き信長公をはるかにしのいでおいでです。(隆景)


マジ?本気で言ってんの?とも思いますが、
まあ、この場は、こう言うしかないですよね。ヘ(゚∀゚*)ノ

この茶室、絢爛豪華と呼ぶか、悪趣味と呼ぶか、
個人の好みよって、その評価も分かれると思いますが。ビモ~w



この茶室についても、公式HPの「美術の世界」で、
色々と細かい部分を確認したいところなんですが・・、
本能寺の変以降、更新が止まってるので残念です。(T_T)



小早川のほめ言葉に、満足げな秀吉

九州へ
「戦を止めよ」という関白の命令。
これに従う気の無い島津からの返事に対し、
秀吉は九州征伐を決意する。

苦労ばかりかける~と、官兵衛に声をかける秀吉だが、
四国平定の折りに恩賞を与えず不満があるのでは?と問う。

それがしの方から断った筈と答える官兵衛に、
九州攻めが終われば、満足できる領地を与えると口にする三成
しかし官兵衛は、領地欲しさに働いているわけではないと答える。

>領地がいらんと?ならば官兵衛、
>おぬしは、何の為に働いておるのじゃ?(秀吉)




>殿下のもと、天下がしずまることのみを望んでおります。(官兵衛)
>無欲な男ほど、恐い者はないのぅ・・・。(秀吉)

>九州攻めの前に、官兵衛と秀吉の間に、
>綻びが生じようとしていた。(ナレーション)


◆◆さらば、荒木村重!◆◆
ついに村重がドラマから退場してしまいましたね。(*v.v)。
初登場の際、さすがに牢人という設定には驚かされましたし、
その牢人あがりの武将が、あれだけの茶器を持ってるっていうのも、
ちょっち無理があるよなぁ~とも感じてましたが、

歴史資料の中の村重を追ってみると、
例えば「伊丹市のHP・いたみ官兵衛プロジェクト」で紹介されている、
郷土史研究家・森本啓一氏の資料によると、

信長への謀叛に踏み切る際、かなり用意周到に準備したらしく、
本願寺と同盟を結んだ書状が残っている点からみても、
仕事に疲れて神経衰弱に陥り、
ヤケクソになって謀叛したわけじゃないとか、

1583年に、道薫から土地問題の相談を受けた官兵衛が、
道薫に送った返信の中で、彼に対して敬意をもった、
とても丁寧な書き方をしていて、道薫と官兵衛の間には、
気さくに書状が交わせる信頼関係があった事が読み取れたりして、
このドラマとは全く違うイメージの村重を知ることもできますが、



そこから、どう想像の翼を広げて創作していくか?
~という点も、ドラマの面白さですし、
史実から離れ、完全に架空の人物として見れば、
それはそれで面白い村重で、特に道薫として登場した後の展開は、
結構、楽しめました。w

今後、村重が登場しないのは、ちょっと残念ですが、
堺の街で、無事、「茶の湯三昧」の毎日がおくれたかな?
翌年、死んじゃったけど、秀吉に暗殺されたんじゃないよね?
~と、そんな妄想を楽しんでみたいと思います。(*^ー^)ノ

【次回予告:九州出陣】
♪ウフフ、ウフフ、ウップップ~♪
大坂城に女の戦いが勃発!茶々vs侍女軍団!



♪狼なんか怖くなぁ~い♪
マグダレナという名前でも日本人でございます。



♪ど~こかでぇ、誰かが~、きっと待っていてくれるぅ~♪
う~ん、官兵衛を待つ暑苦しいジジイが・・・。ヾ(^-^;)

▼軍師官兵衛:第34回 九州出陣 第1幕