軍師官兵衛:第31回 天下人への道 ~道糞登場!~ | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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山崎宝寺城・茶室
千宗易の茶室に集う丹羽長秀、池田恒興、中川清秀
そこに遅れて秀吉が登場する。
宗易の茶の味を褒める清秀だったが、それは秀吉に味方すると、
心の迷いが無くなったからだろうと説く宗易



宗易と出会う官兵衛。どうやら宗易の弟子が、
官兵衛の事をよく知っている様子。
是非、一度、我が弟子の茶の味を~とだけ言って去る宗易。

茶室に入った官兵衛に、丹羽、池田、中川が、
味方になった事を告げる秀吉
しかし、柴田勝家が毛利家の吉川元春と
書状のやり取りをしているのが気になる官兵衛



※茶室にて
ついに登場した千宗易。~と同時に、当時の茶室が、
武将達のサロンとして、密議、謀略の場として利用されていた事が、
ちょいちょい表現され始めましたね。

宗易の言う~美味いと感じるのは心の迷いが無くなったからだ~
という台詞も、この時代の武将達の精神性の世界を暗示させる、
印象的な台詞でしたね。
はたして官兵衛は、美味いと感じる事ができるんでしょうか?

安芸・吉田郡山城
騙された事で羽柴を信用できない吉川元春
官兵衛との約束を重んじる小早川隆景
もはや、三本の矢は折れる寸前にきていた。



備後 鞆・義昭の御座所
蜂須賀小六と共に足利義昭のもとを訪ねる官兵衛
羽柴と柴田、両天秤にかける義昭。

しかし、すでに義昭の心の内を読み取っている官兵衛は、
「羽柴を頼りにしているという」義昭の言葉を小早川に伝え、
毛利家が軽はずみな行動に出ない様、封じ込めを狙う。

※義昭のクランクアップ
同じドラマに出演していて、これまで共演する場面の無かった、
吹越さん(義昭)と、岡田くん(官兵衛)。
互いに顔をあわせるのは、出演者発表のとき以来だったそうで、
やっと共演できたと思ったら、
「おつかれさまでした!」と言われた吹越さん。w

この義昭、官兵衛に見透かされているにも関わらず、
本人は、全然、気づかずニコニコしているのが切ないと思えたとか。
昇る朝日ではなく、落ちていく西日に照らされているのも切ない。
しかし、演じている吹越さんは、
そんな義昭に愛着を感じているそうです。

千宗易の庵
宗易の茶室に招かれた官兵衛。中で待っていたのは、
かつての荒木村重、茶人・道糞だった。
彼の妻・だしが死んだこと、なぜ見捨てたのか、
疑問をぶつける官兵衛だが、道糞は静かに茶をたてるのみ。

こみ上げてくる怒りと共に道糞を問い詰め様とするが、
宗易に茶の道を説かれ、争うことを止められる。

2

高ぶる感情の為、道糞のいれた茶を飲むことが出来ず、
部屋を飛び出した官兵衛に、後を追ってきた宗易は、
道糞の迷いを断ち切ってやって欲しいと申し出る。



「貴方様のお為にもなるかと・・・」
宗易の残した言葉の意図をはかりかねる官兵衛

※官兵衛の心の闇
ここで、前述の清秀の一件、「茶が美味い!」
「そう感じるのは・・・」のシーンや、
それに続く「宗易殿は人の心を読むのが~」という、
秀吉の台詞が生きてきましたね。

宗易から見れば、弟子の道糞同様、
官兵衛もまた、「迷い人」に見えるんでしょう。

官兵衛の場合、道糞のいれた茶を味わうどころか、
飲むことさえ出来なかったわけですから。

これまで、口では「もう、過ぎたこと」とか、
「昔の事ですから・・」と言葉にする場面が何度かありましたが、
心の中では、まだまだ、複雑な思いが渦巻いている、
そんな官兵衛の内面が垣間見えた瞬間でした。

このシーンを観ていて、ふと、妄想モードに火がついて、
1970年代のヒット映画『スターウォーズ』シリーズが、
頭の中に浮かんできちゃいました。w

伊武さん演じる千宗易がヨーダに見えて・・。
魔力を持った皇帝が秀吉ね。で、その配下のベイダー卿が官兵衛。

勿論、ダースベイダーになる前のベイダー卿なんですが、
このままだと、官兵衛が暗黒面にのめり込んじゃいそう。
それを危惧したヨーダが・・・ってね。(*^ー^)ノ
いや、妄想モードなんで、笑ってやって下さい。w

▼軍師官兵衛:第31回 天下人への道 ~長政の縁談~