昨日(今日?)の記事の約束通り
弁護士事務所に寄った後、劇場に行きました。
で・・・観たのは
『アポカリプト』
マヤ文明後期の南米。ジャガー・バウは族長の父・妻・幼い息子、そして仲間たちとともに小さな村で平和な日々を送っていた。
しかしその平和は突然崩れ去ってしまう。マヤ帝国の兵士により村が襲撃されたのである。捕まれば、生贄として殺されるか、奴隷として家畜のように働かされる・・・。
ジャガー・バウは妻と子供を井戸の中に隠すが、自分は捕まってしまい父を目の前で殺される。
自分が戻らなければ、妻と子は死んでしまう・・・。
しかしバウは、マヤに連れて行かれ・・・生贄台に乗せられる・・・。
本作を制作するにあたり、監督のメル・ギブソンは
「理性ではなく、本能に訴える映像を撮りたかった」
と話したそうです・・・。
そりゃそ~だよね。
史実からすると、間違いだらけだも~ん!!
(どの辺が間違いなのか、ここで挙げると大変な事になるので省略します)
んで・・・その間違いを指摘されたメルは、コメントを求められた際に
「うるさい!出て行け!ブッ飛ばすぞ~!」
と言い放ったらしい(一部フィクションです)。
おお~、カッコイイ・・・。
まあ、本能で撮った作品だから、正しい訳ないよね~。
しかし・・・
『パッション』で、本能全開でエグいシーンのオンパレードだったメルの脳みそだけに
本作も、最初から最後まで
悪趣味の宝石箱やぁ~
と彦麿に言われそうなくらい、趣味悪いですわ~(;´Д`)ノ。
特に・・・マヤでの生贄のシーンでは、
耐えられなくなった観客が2名、途中リタイアしてました。
でもね、決して駄作なんかじゃないよ、これ。
言ってみれば
近代文明以前の「地獄」を観るためだけの作品
だからね~。
総合評価 ☆☆☆☆
アクション度 ☆☆☆☆
素晴らしき悪趣味度 ☆☆☆☆☆
惜しいのは
上映時間が137分と長すぎる事。
あと30分縮めて105分くらいに収めれば
もっとテンポ良くなったのにな~。