こんばんは。
今回は財務会計の理論(論文)について書きたいと思います。

この科目は論文・財務会計論で非常に重要です。
短答が計算重視なのに対し、論文は理論重視です。
2010年の論文においても、僕は計算がほとんどできませんでした。
でも、理論が引っ張ってくれたのか、財務ではなかなかのアドバンテージを得ることができました。
計算に関しては配点もおそらく低いですし、2010年はかなりが埋没問題だったと個人的に思ってます。

財務理論の勉強は多くの科目の中でも最初のうちはやっててしんどかったです。
答練などでも点数がのびずに、書けたと思っても点がふられてなかったなんてよくありました。
理論科目全般に言えることですが、KW暗記は理解ありきだということです。
理解ありきは当たり前だと思われるかもしれないですけど、KWを暗記すればすぐに点数に反映されたりするので、KW暗記に走ってしまって少しひねられると文章がつくれないことが僕にはありました。

塩爺さんも言ってましたが(このブログでもどっかで書いた気がしますが笑。)、まずロジックをイメージして、理解し、そのあとに専門用語を当てはめていくというやり方がいいと思います。

これが一番重要なことだと思います。

さて、僕が使ってた教材なんですが

・先生お手製のレジュメ
・答練(Dレジュメ)

だけです。
僕が受講していたのはテキストを使う講師の方ではなかったので、お手製のレジュメです^^
あと、答練。特に最後のほうは、答練に出た問題の答案とその構成だけを書いた、いわゆるDレジュメを使用しました。


僕がまず最初に取り組んだのは、対立論点ばかりを押さえていくこと。
例えばリースですと、ファイナンスリースの経済的実態には使用権説と割賦購入説の対立があります。だいたいどの分野にも対立論点は存在しますし、おおよそそこに分野の本質が隠れてたりしますので、非常に勉強になります。
まず、そこを中心にレジュメを読み込むという作業をしました。
ただ、短答で問われるような細かいとこはすっ飛ばしてます。
セグメントとかものすごい細かい基準とかありますけど、セグメントで論点になるのはマネジメントアプローチとかだけですからね。

対立論点を総ざらいしたあとは、答練を覚えちゃうくらい繰り返しました。
それと同時に論文重要分野を一つ一つつぶしていきました。
論文重要分野というのは公表されている「出題範囲の要旨」の太字(点線?)で書かれてる分野です。
予備校で貼ってあったり、配られると思いますので、すぐに入手しましょう!

その重要範囲の精読とDレジュメを直前まで繰り返しました。
大事なのはイメージして理解してからKWを暗記することです^^

過去問に関しては、参考程度に見ただけです。
予備校で何年間分の過去問を分野ごとにまとめて配ってくれたので、その分野の精読するときに参考して見ただけで、解くってことはしませんでした。
なるべく早いうちに見たほうがいいと思います。本試験の問題はなかなかハイレベルなんで、僕は見たとき焦りました笑。ですので、早いとこ見てたほうが安心ですよ笑。
それに答案構成は勉強になると思います。



以上です。