まずわたしができることは
日本人だから日本のアロマを使おう
ということでした。

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「和のアロマのことや、
ハンドマッサージの心地よさを
まわりのみんなにも知ってほしくて♪」

町役場女性部の方々へのアロマ会を
企画してくださった方がおっしゃった言葉。

ハンドマッサージ

ハンドオイル

テキスト


今日は、
屋久島町役場の女性部の方々への
アロマ会をおこないました。

前半は
国産の香りを体感しながら
アロマトリートメントの基本講座。

後半は
ペアになってハンドトリートメント実習。

最後に
やわら香の精油抽出工場を見学しました。



今日の講座をさせていただきながら
和のアロマの存在する意味を
初めてしった時のことを思い出していました。

あまり真剣に語ると
暑苦しくなってしまうかなと
最近はサラーッとしていることが多いのですが
なんで、
国産のアロマを作ったり用いたりしているかの原点を
いまいちど覚書として残しておこうとおもいます。

戦後に植えた人工林の杉。

それが使い時になった今、
活かされず荒れてしまっている森。

日本ならではのこの課題は
それぞれの地域が
その地域の木材を使うという
シンプルなのになかなかできていない現状を
変えていくことが、いちばん無理も無駄もなく
解決できることだと感じています。

花粉の飛ばない杉を開発するとかより
いいと思うんだよね(笑)

和のアロマに出会って
まずわたしができることは
日本人だから日本のアロマを使おう
ということでした。

そのひとつの行動が
巡り巡って屋久島にたどり着き、
本気で地域のことを考えている人たちとの出会いがあり、
じゃあわたしができることはなんだろうか?と考えると
いちセラピストとして過ごすことではなくて
地元の材を用いて建てた「やわら香」というお店を
続けていくことであったり、
屋久島の地杉から抽出したオイルや副産物たちを
いままでの経験や感覚を活かして商品にし
世の中に送り出すことであったり、
想いを持った人々をつなげることであったり、
こうして、
感じたことを発信することだったり。

日本のアロマを使うようになって
海外のアロマのよいところも再認識しました。

そばにあるものを知る、触れる、活かす。

規模は関係なく
ひとりひとりができることって
もっともっとあると思うのです。

そのひとつひとつの点が
線となって、面となって、
未来につづく道や景色をかたちづくっていくと思うのです。

暮らしの中に
地元産はどのくらいありますか?
日本産はどのくらいありますか?