松田優作 の若い命を奪った”膀胱がん”ってどんな病気なんでしょうか?

膀胱がんとは膀胱の組織内に悪性(がん)細胞が認められる病気です。 膀胱は下腹部にある空洞状の器官です。 膀胱は小さな風船のような形をしており、膀胱の壁は筋肉組織でできていて、内腔は尿路上皮(移行上皮)で覆われてます。。 尿は左右の腎臓から尿管と呼ばれる2本の管を通して膀胱に送られます。 排尿時に膀胱が空になると、尿は尿道と呼ばれる別の管を通って体外に排泄されます。



この尿の通り道を”尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)”と呼びます。 この尿路をおおっている上皮細胞ががん化すると尿路上皮がん(腎盂がん、尿管がん、膀胱がん)となります。

膀胱の内側にとどまっているがんは表在性膀胱がんと呼ばれます。 移行上皮細胞から発生するがんは膀胱の内側から拡がり、膀胱の筋肉壁または隣接した器官、リンパ節まで浸潤することもあります。
これは浸潤性膀胱がんと呼ばれます。



先日、ドンキーカルテットの小野ヤスシさんが”腎盂ガン”で亡くなりました。 この腎盂ガンも膀胱がんと同じ組織型(移行上皮癌)です。 腎盂、尿管にできた場合、筋肉が膀胱に比べて薄い分、転移しやすいとされてます。
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