こんにちは。小平市の司法書士、手塚宏樹です。
さきほど国会図書館に行ってきました。
人生初です。
住宅地図(というかブルーマップ)のコピーをとりに、であります。
土地の登記簿は、
「所在」と「地番」で表現されていますが、
これはいわゆる「住所」とは違うことが多いのです。
◯◯町◯丁目 ◯◯番◯◯
下線の部分が、地番と住所とでは違うということです。
地番がわかれば、法務局で「公図」がとれます。
住所がわかれば、住宅地図で特定できます。
でも、両者を一致させるには、
「ブルーマップ」を見ないと分からないのです。
ブルーマップは、「地番」と「住所」が一緒に載っているのです。
「地番」が青い字で書かれているのでブルーマップ。
このブルーマップ、法務局に備え付けられていて、
以前はコピーできたのですが、
現在はできません。
そこでわざわざ、国会図書館まで行ってきたというわけです。
かなり興味深い施設だったのですが、
写真撮影ができなかったので、画像はありません。。
最初に、身分証明書を提示して利用者登録をします。
カードをもらいました。
つぎに、「地図室」に行き、目的の場所のブルーマップを探し出し、
複写の申し込みをして、
同じ建物の中の別の階に移動して、
複写カウンターにて、
「ココとココをカラーでお願いっ」。
20分後に出来上がり、
と言われたので、そのあいだに喫茶室でゴハン。
カレーが390円でありました。
安いなぁ。
飲み物は250円だったかな。
食べ終わって、複写カウンターに行くと、
出来上がっていました。
カラーは1枚136円。
ぜんぶで2000円くらいになりました。
青森とか、遠方の物件があったので、
ここでコピーできて助かりました。
僻地だったため、ブルーマップが発行されていない物件もありましたが。。
と、いう感じで用件は済みました。
しかし、僕が感銘を受けたのは、
時間の流れが、
あっち行ったりこっち行ったりしてバタバタしている僕と、
図書館の中とでは
なんというんですかね、
ウサギとカメ?
アリとキリギリス?
よく分からないのですけど、
「ちょっと俺、毎日あくせくしすぎなんじゃないの!?」
と思わずにいられなかったのです。
たまには、こういうところで
ぼんやり自分と向きあったり、
いろいろ考えごとをしたりする時間をとりたいものだなと。
そう思った次第であります。