出てきた政権公約・政策集がもう「お笑い」のレベルです。
言葉は悪いですが、こんな公約を出すようなバカ政党はダメです。
もっとも重要な金融政策を全く理解していないようです。
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１本目の矢の軌道修正
・金融政策への過度の依存を是正する。
・消費税増税を前提とした追加的金融緩和は一旦白紙撤回し、過度の円安を是正する。
・為替安定のため、基軸通貨へのターゲットゾーン制の採用を含む資本規制を導入する。
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http://jisedai.jp/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2014/11/%EF%BC%88%E6%94%BF%E7%AD%96%E9%9B%86%EF%BC%89%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%81%8C%E8%AA%87%E3%82%8A%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A6%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92.pdf
最初に報じたのが朝日だったのでまた誤報かと思いましたが、記者会見の動画や、次世代の党のホームページ党を確認したら本当でした。
昔の日本で例えれば、旧平価のまま金本位制に復帰しろと言っているようなものです。まるで昭和恐慌を起こした井上準之助（東大法学科出身・大蔵大臣）ですね。しかも、２本目の矢の軌道修正で２００兆円規模の日銀基金とか言っているのは最初の話と矛盾しています。どうやら、どうしても円高のまま維持したいようです。周辺諸国に配慮したのでしょうか？
日銀の金融緩和によって、円安＆インフレになれば、他国から買うより日本で作ったほうが得になるし、他国と比較して労働者の賃金が割安になるため、学校を卒業した学生の就職にとって非常に有利。その次世代のために必要な金融緩和を蔑ろにして「次世代の党」などという看板を掲げるのはナンセンスです。
税制についてもダメです。
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現在、国の財政構造は「穴の空いたバケツ状態」。→社会保障給付費109兆円（平成24年度）の更なる増大はコントロール不能な状態。
他方、増税を先延ばしすればするほど、次世代へのツケ回しが増大。中長期的には、消費税率を一定程度引き上げることは選択の余地のない課題。→社会保障費26.9兆円（平成26年度予算）、その財源は、国に入る消費税収の全額11.9兆円、残り15兆円は将来世代へのツケ回し。
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http://jisedai.jp/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2014/11/%EF%BC%88%E6%94%BF%E7%AD%96%E9%9B%86%EF%BC%89%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%81%8C%E8%AA%87%E3%82%8A%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A6%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92.pdf
なんか、デジャ・ブのような・・・、財務省の主張丸写しです。いわゆる「国の借金」って、政府が国民から借りているんですけど。その程度の基本すらわかっていない。
こちらは、公約ではなく、政策集の中にあるものですが、「財政健全化法」「フラットタックス」「広く薄く負担を求める資産課税」「直間比率の見直し」等々・・・
完全に「次世代イジメ」です。
たとえば、フラットタックスは、消費税のように所得税も税率を一律にするという税ですが、所得の低い若年層の負担が増大します。まさに「次世代イジメの党」。
「直間比率」も同様でしょう。消費税という収入の少ない若い世代に負担が思い税の比率を上げるということで、苦しむのは若い世代。たしか、若い世代が結婚できない理由の１位が経済的理由だったはず。これじゃ、生まれてくるはずの次世代が生まれてこられない・・・、次世代にとって、最悪の政策です。
杉田水脈氏ら、個別にいい政治家はいるはずですので「議員」単位では応援できても、私は「党」としては絶対に支持できません。
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