初めて作ったナローゲージの列車です。
題材は静岡鉄道駿遠線。同線は日本最長の軽便鉄道でした。
前から存在は知っており、ナローを作るならこれ!と決めていました。
編成
↑編成の全体
編成は、機関車[モーター]+貨車[電池]+客車 です。
車両の下半分の色について、実物は青系の色だったっぽいですが、パーツの事情もあって濃緑としました。残ってる写真的に緑系に見えなくもないんですよね。
車幅は5ポッチです。基本的に、標準軌車両を7幅で作ってるので、ナローは6幅でもいいかなーと思っていましたが、細身な感じを出したくて5にしました。ですので、1x5テクニックプレートにはよくお世話になりました。
同じ奇数でも5ポッチ幅は強度確保が意外と楽でした。
機関車
蒙古の戦車と呼ばれた機関車です。特典の形式モデルは無く、平均点なイメージでまとめました。
サイズは5幅x13長。手のひらに余裕で乗るサイズです。さすがナローゲージ。
試作車はテクニック固定で1軸駆動していましたが、空転して上手くいきませんでした。完成版では関山氏の方式を参考にさせていただき2軸駆動化。これで走るようになりました。
なお、当初は受信機を乗せるスペースなど無いだろうと思い「電源→即→走行」に割り切っていました。しかし、意外と乗ったのでリモコン操作が可能です。受信機あるほうが機関車の軸重も稼げますし。
有蓋貨車
電池が乗っている車です。単4電池ボックスにガワをつけただけのミニマムな作りです。なので、約5幅x10長。一応ドアとか妻面はそれっぽく作ってあります。
歯車の機構と有蓋貨車(電池車)は次作である「黒部峡谷鉄道」にも流用しています。(写真中央)
客車
ボギーの客車です。シンプルで簡便に、でもそこそこ良い見た目に作れたと思います。
内装のロングシートも一応あります。
初のナロー作品にしては上手くできたなという印象です。同鉄道の他の車両(気動車とかDDとか)も作りたいです。
基本的には走ってくれるのですが、連結器のつなぎ方次第で、(一番重い)電池車両との重量配分が上手くいかなくなり、走行性能が下がります。そこは今後クリアしたいポイントですね。
おわり