昨日から使用を始めたイヤーマフ。
騒音はカットして、人の声はそれなりに聞こえるようになっているらしい。
もともとは工事現場用みたい。
帰りのバスで使えるように持たせようとしたら、本人は朝のバスから使いたいらしい。
「バスの中うるさいの!」だって。
バス停で、バスが見えたらつけようねって言ったら納得。
いつになくご機嫌さんなちぇき。
私のそばにいて、にこにことしてる。落ち着いて見える。
イヤーマフをつけてバスに乗ることが、嬉しいのかな?
帰りのバスは担任の先生。
ちょっとバスを止めて、今日の様子を教えてくれました。
朝、教室に入るとイヤーマフを取ると伝え、取ったらしい。
ホールへ行くとなると、つけたいと要求。
そして、帰りもバスに乗るときにつけたいと要求。
バスは最後に降りるちぇき。
お友達が段々減ってくると、イヤーマフを取りたいと言ったそうです。
ほぼ予想通りのちぇきでした。
ホールは、入園当初すごく嫌がっていた場所です。その時の担任の先生とも、聴覚過敏があるから嫌なんだろうということで、なるべく無理はさせないよう対応していました。
段々慣れて大丈夫になったように見えていたけど、ほんとはずっと嫌だったんだね。
イヤーマフをつけることで、朝御機嫌さんだったとしたら・・・・。
なんだかとても切なく、泣きそうな気持ちになりました。
そんなに今まで大変だったの?辛かったの?って思えてきて・・・。
こちらの言うことを理解し、我慢できてしまうちぇき。
それって大事なことだけど、脱毛するほど我慢してしまっていたちぇき。
気持ちを表現することが、本当にできないんだなぁって、またまた実感。
どれほどの無理を、私はさせてきていたんだろう。
きっと、ちぇきの嫌なこと、辛いことはまだまだあるんだろうと思う。
もしかしたら、一生気づいてあげることができないようなこともあるのかもしれない。
それが、ちぇきの持っている障害といえばそれまでだけど、考え始めるとこっちが辛いなぁ・・。
イヤーマフで、ちぇきの辛かったことが軽減されていくといいな。