西日本で23日から降り続いた雨は、24日午後には峠を越えたが、各地で引き続き土砂崩れなどが起きた。

 兵庫県川西市鼓が滝2では24日午前10時45分ごろ、民家南側の斜面で土砂崩れが発生。土砂と隣家のブロック塀が崩れ落ち、住宅の壁を突き破った。けが人はなかった。川西市は付近の7世帯15人に避難勧告。大阪府岸和田市大沢町では林道に約15メートルにわたって高さ5メートルの土砂が崩れ落ち、通行止めになった。

 一方、今回の大雨情報で24日朝、防災情報を登録者にメール送信する兵庫県の「ひょうご防災ネット」から、誤った情報が配信されたことが分かった。運営を委託されているラジオ関西(神戸市)によると、午前7時10分ごろ「8月2日午前8時20分、神戸市や西宮市などに土砂災害警戒情報が発表された」などの情報を約5万8000人に誤って配信した。情報は昨年8月に送ったもの。約30分後に訂正のメールを流した。【【山衛守剛、酒井雅浩、内田幸一】

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