マインクラフト的なゲームは数多くあるが、その系統のゲームに於いてマインクラフトを除き身内で最も盛り上がったゲームが
「7days to die」
である。ゾンビがひしめく中でサバイバルするゲームで、
マインクラフトと比較して戦闘と探索に比重が置かれているが建築も結構色々と遊べる。
プレイした身内では個々人の趣味や好みも相まってスキルの振り方や使用する武器が結構変わるが、
今日は筆者のプレイ経験に基づいて最序盤(21日目くらいまで)に優先して取りたいスキルを5段階評価で記していこう。
ちなみにこれは初心者におすすめ!というよりは「筆者ならこうする」という記事である。
そして2021年9月現在のバージョンα19での話なので、バージョンアップ後に情報が変わると役に立たなくなる可能性が高いことは注意されたい。
その前に簡単な説明をすると、
基礎ステータスとなる知覚(PER)、強さ(STR)、忍耐(FRT)、素早さ(AGI)、知能(INT)の5つのアトリビュートスキルと、
それぞれのアトリビュートスキルを前提として会得できるパークスキル、それとアイテムとして入手した本を読んで会得できるスキルがある。
高レベルのパークスキルを会得するためには基となるアトリビュートのレベルも上げなくてはならず、
最初のうちは欲しいスキルがいくつでもあるのでスキルポイントはいくらあっても足りないという具合だ。
本に関しては商人から買ったり家や施設の中で手に入れてその場で読み、遅かれ早かれ会得できるためここでは考慮しない。
また本記事は一人プレイでの話を前提としていて、複数人でのマルチプレイなら一つのアトリビュートに特化させた方が良いだろう。
特に高度エンジニアリングを最優先に取れればその後の生産性が大きく向上し生存力が格段に上がるのだ。
各評価は☆の数で表していて、最大で5つ。
ライフル、爆薬、槍などの強化スキルとトレジャー系のスキルがここ。
遠距離からゾンビと戦える点は座視できない強みであり、また後述する「ラッキーな略奪者」や「ピッキング」
機械を解体する「回収作戦」等もあるので後半になればなるほど役立つスキルは数多い。
欠点としてはこれら全てが「あればうれしいのは確かだが無くても序盤は致命的ではない」という点で、
絶対評価は高いが相対評価は低い。そんなカテゴリ。
・射撃の名手 ☆
ライフル系武器のダメージ量増加、リロード時間の短縮スキル。
これに限らず銃火器は「序盤はそもそも威力が過剰」で、尚且つ「弾薬の調達にすら困る」のでコストパフォーマンスが非常に悪い。
拠点を森林に構えた場合、オオカミやクマ対策に出来るだけ早く手に入れたい点はどの銃器でも同じなのだがこれに振るよりもっと優先度の高いスキルはいくらでもある。
・解体専門家 ☆
ロケットランチャーや爆発物アイテムのダメージ増加スキル。
爆薬はホードで心強いアイテムだが、最序盤にこれを取得しろと言う人間はまずいないし、いたとしたら大体プレイに慣れている。
・ジャベリンマスター ☆☆☆
接近戦闘でのメイン武器として槍を使う場合は優先したいスキル。
石製武器、鉄製武器にはゲームに慣れていないと長い事お世話になるので、
メインに据えたい接近戦用武器のスキルはどれであっても優先順位は高め。
・ピッキング ☆
アイテム「ロックピック」を用いてのピッキングで鍵を開ける時間の短縮と、ロックピックの破損率を引き下げるスキル。
ぶっちゃけた話時間がかかっても金庫を破壊する事の方が圧倒的に多いことを考えて取るのは後回し。
・侵入者 ☆
落とし穴と地雷の作動時間が遅くなり、地雷のダメージを軽減するスキル。
地雷に関しては「本のスキルで起動しなくなる」点が痛い。
・アニマルトラッカー ☆
スニーク状態で100m以内にいる動物の位置が把握できるようになる、と言うものだが
せいぜいとっても1でニワトリとウサギとヘビを察知する位だろう。
肉を会得するための主な獲物になるオオカミ、イノシシ等はこちらに積極的に襲い掛かってくるからだ。
・貫通者 ☆
銃器、弓、クロスボウでの射撃または槍での攻撃時に敵のアーマー値=防御力を下げる効果。
レベル3以上でAP弾の貫通力も上がるのだがこれも序盤で取るスキルではない。
・ラッキーな略奪者 ☆☆
探索物を漁った時の待機時間を減らし、より良いものを見つけやすくするスキル。
あって困るものではないので1くらいは早めに振るのも悪くないが序盤に振っても恩恵を感じにくい。
・宝物ハンター ☆☆
ティア1に良く登場する穴を掘って埋蔵品を見つけるクエスト、
または宝の地図のクエストの絞り込みに必要な穴を掘る回数が少なくなるスキル。
ラッキーな略奪者と同じくあって困るものではないが、最序盤の場合掘った時に手に入る粘土の方がむしろ欲しい場合も少なく無いのでなくても全く困らない。
・回収作戦 ☆☆
レンチ、ラチェット、衝撃ドライバーを使用してのアイテム回収時の解体ダメージ量と獲得素材の量が増える。
機械部品は後半になるにつれて沢山必要になってくるが最序盤から欲しいか?と聞かれると少し疑問符が付く。
あって困る事はもちろんないが素の状態で解体したものをストックしておくだけでもそれなりに事足りる場合も少なく無い。
今現在の7dtdに於いて個人的には一番優先したいアトリビュートスキル。
このアトリビュートをレベル3まで上げておくと強さのパークスキルは全て2まで上げられるようになり、
セクシーティラノや69年の鉱夫、マスターシェフ等、会得するとゲームの快適さが格段に上がるスキルが揃っている。
・ブームスティック ☆
ショットガン系+ラッパ銃のダメージ上昇スキル。
対物ダメージも増加するのでショットガンを屋内で使うと建物を穴だらけにしてしまう。
またそうでなくてもラッパ銃はそれなりに手に入りやすく最序盤のもしもの時にはお世話になるが、手に入れた直後の段階ではおおよその場合こちらも威力が過剰でゾンビの首は吹っ飛ばせるので優先して取るスキルではない。
・パメル・ピート ☆☆
こん棒のダメージ増加スキル。
こん棒はチュートリアルミッションで作る事もあり必ず一度は作ることになる。また取り廻しもかなり良いため最初から終盤まで主力武装として使える。
・スカルクラッシャー ☆☆
スレッジハンマーのダメージ増加スキル。
スレッジは攻撃の隙は大きいが一撃のダメージが大きい。
1対1での性能は高いが囲まれた時にパワーアタックを繰り出せるかどうかで結構使い勝手が変わる。
・セクシーティラノサウルス ☆☆☆☆☆
近接武器全て、または斧やつるはしの使用時のスタミナ消費量を減らすスキル。
いついかなる時であっても絶対に腐ることが無い超優良スキルなので、なるべく早く2まで会得したい。
・ヘビーアーマー ☆
ヘビーアーマー系を装備した時にスタミナや移動速度のペナルティを軽減するスキル。
ヘビーアーマーを装備するかライトアーマーを装備するかは好みによる所があるがアーマーをそろえるのも最初は一苦労。
これより優先するスキルは沢山ある。
・ラバ ☆☆☆
アイテムインベントリのスロット拡張スキル。
ゲームを進めるにつれて不必要になっていくスキルだが、移動手段が徒歩しかない最初のうちはあるとありがたいスキル。
不慣れなうちは取得するのもアリ。
・マスターシェフ ☆☆☆☆
探索で手に入れた缶詰で食い繋ぐプレイヤーにはあまり用は無いかもしれないが、
1で飲み物が確保出来るようになり、2でα19に於いて強力な回復アイテムである肉シチューが作れるようになる。
肉シチュー一つで食べ物はほぼ賄いきれるので食料の自給自足を早めにしたい場合はこれもなるべく早く2まで取りたいスキル。
3以上は不要...と言うか好みによる所が大きい。
・69年の鉱夫 ☆☆☆☆
斧やつるはしを使用した時の攻撃力やブロックダメージの増加スキル。
レベル1でも会得すれば鉄ツルハシ、くぎ抜きハンマー、鉄ショベル、鉄斧が作れるようになる。
また最序盤は木をはじめとする素材の取得にかける時間が非常に多いのでそれを少しでも軽減できるようになるだけで快適度は全く違う。
セクシーティラノサウルスと併せて取得したい。
・大鉱脈 ☆☆☆
鉱石や木等の自然ブロックから得られる資源の量が増えるスキル。
69年の鉱夫でも触れたが最初のうちは資材集めにかける時間がとにかく多く、少しでも効率化できるスキルはそれだけで価値が高い。
スタミナ持続や自然回復の速さ等に関係するアトリビュート。
生存性に直接かかわるのでどのタイミングで取ってもありがたいが快適さという点では強さに一歩譲る。
・格闘家 ☆☆
素手とナックルのダメージ上昇スキル。同じ事を書くのも飽きてきたが、ナックルは攻撃の手数が多い点と、本を読んだ後なら何故かビールで強化出来る点が先のスキルとの相違点。
・マシンガンナー ☆
マシンガン系の銃器を使用した時の強化スキル。
マシンガンは総じて弾の消費が激しいのでホードで使うにしてもだいぶ先になる。
・狩人 ☆☆
動物やゴアブロックを解体した時にはぎ取れる素材量の増加スキル。
腐肉は後述するが沢山使うことになるので多く取れるにこしたことは無い。
・高断熱性 ☆
暑い場所または寒い場所への適応スキルだが、服と料理で対応しきれる事が多く最序盤に最大まで上げでもしないと恩恵を感じにくい。
・自給自足 ☆☆☆☆
作物の収穫量の上昇と、作物の種のクラフトスキル。
早めに2まで取っておくとマスターシェフと合わせて食料の自給自足が可能になるため、出来る事なら優先して2までは上げておきたい。
・痛み耐性 ☆☆☆
攻撃を受けたときのダメージ量の実質的な減少スキル。
正確な処理はダメージを受けた後に被ダメージのうちスキルレベルに応じた分を即座に回復する、と言うもの。
袋叩きにされて致命傷を負ってしまえば当然死ぬが、それでもいついかなる時でもあると安心のスキルである。
・治癒因子 ☆☆
HPの自然回復速度を上昇させるスキル。満腹度を消費してHPを回復するので後述の鉄の胃腸と一緒に会得しておきたい。
・鉄の胃腸 ☆☆
水分と満腹度の減少量を軽減するスキル。
治癒因子と併せて会得すると生存性という点ではかなり強力な相乗効果を発揮するが食料と薬で押し切れるのであればそこまで優先したいスキルでもないのが悩みどころ。
・ルール1:有酸素運動 ☆☆
ダッシュ中のスタミナ回復速度を上昇させる。最序盤にこそ欲しいスキルだが1では恩恵をそこまで感じにくい。
隠密行動に関わるスキルが集まる。またジャンプ力が上昇する「パルクール」の存在が目を引く。
片手で使う武器(ナックル系、棍棒系)の攻撃速度を上げるスキルもあり、棍棒とナックルを主力に使うならいずれは上げることになるだろう。
・アーチェリー ☆
弓、クロスボウのダメージ上昇スキル。
隠密性という点では随一の銃器で、発射音が無いため相手に気付かれにくい。
これは映画「ランボー 怒りの脱出」でも言及されていた。
矢弾を作成するのは鳥の羽があれば生産しやすいのは銃火器にない利点だが、
攻撃力は相対的に銃器に劣る。
・ガンスリンガー ☆
ハンドガンのダメージ上昇スキル。最序盤なら最も弱いピストルでもやはり威力は過剰気味。
特にオオカミに襲われた時などにはありがたいのだが結局銃器共通の「弾のコストパフォーマンスが悪い」という問題を抱えている。
・ディープカット ☆☆
ナイフ系を使用した時のダメージ量を上昇させるスキル。
ナイフはどちらかというと動物の死体解体用アイテムとしての側面が強いが、マチェーテはそれなりに戦える。
・ラン&ガン ☆
ショットガン以外の遠距離武器の腰だめ撃ちでの弾のばらつきを低減させ、リロードした時の身体能力の低下を抑えるスキル。
遠距離武器を装備しての乱戦時にあるとゾンビに追われている時等はありがたくはある。
が、往々にしてゾンビに追われないように動く事の方が多い点が悩ましい。
・突風 ☆☆☆
片手で使える近接武器=ナイフ、棍棒、ナックルの攻撃速度を上昇させるスキル。
手数が多くなるため2でも会得するとこれらの武器の使い勝手が向上する。
・ライトアーマー ☆
先述のヘビーアーマーと同じ効果。ライトアーマーに属するアーマーを装備している時に適用される。
・パルクール ☆☆☆☆
ジャンプのスタミナ消費を軽減し、落下した時のリスクを低減するスキル。
レベル2で2ブロック分、レベル4で3ブロック分のジャンプが可能になる。
レベル4を会得すると高い所から落ちても骨折、捻挫しなくなる。
アクション性に大きく関わるため素早さのパークスキルとしてなら最優先で取得したい。
・奇襲 ☆
スニークアタックの攻撃倍率を上昇させるスキル。
筆者のプレイスタイル的にはほぼ取ることは無いが気付かれてないエネミーへの先制攻撃をするなら取っておくと便利。
・影に潜む ☆
暗がりに潜んでスニーク状態になった時に敵から認識されにくくなるスキル。
こちらも筆者のプレイスタイル的に取りに行く優先順位が低い。
トレーダーとの取引や機械に関するスキル。
後半になればなるほど優先順位は高くなっていくが、早い段階から欲しいスキルも少なく無い。
オタクメガネと言うアクセサリの存在もあり、アトリビュートのレベルは9で止めておいてオタクメガネを脱着する事で10か9か操作できるようにしておくとトレーダーの秘密の財宝の内容が変更されるごとに2倍になるのと同じであり、ゲームが進むにつれて重要になっていくテクニック。
・感電者 ☆
スタンバトン「のみ」に影響するダメージ増加スキル。
スタンバトンそのものが唯一性のある武器だがそこまで強力ではない(ゾンビはそのまま倒してしまう方が速い)事もあり他の近接武器と比較して優先順位はかなり劣る。
・ロボット発明家 ☆☆
ロボットスレッジ、ロボット砲台のダメージ量が上昇するスキル。
近くに置くだけでゾンビが近づいてくれば勝手に攻撃してくれるので背中を守らせるにはちょうど良い。
・優れた物々交換人 ☆☆☆
トレーダーとの取引価格を改善し、アイテムを安く買えて高く売れるようになる。
高レベルになると秘密の財宝の質が向上する。
最初のうちはデュークのカジノトークン=通貨を沢山持っているわけでもないので優先順位は相対的に低いが、遅かれ早かれ必ず取得する。
・勇敢な冒険者 ☆☆☆☆
クエスト報酬の選択肢が増え、カジノトークンをより多くもらえるようになる。
レベル1でも会得しておくとクエスト報酬でもらえるアイテムの選択肢が3つになり早い段階で銃器を手に入れられる可能性が増える。
・カリスマ性
「自分の周りにいるプレイヤー」にレベルに応じてバフをかけるスキル。
自分自身にはバフがかからないので、一人プレイが前提の本記事に於いては取得する必要は無い。
・医師 ☆☆
科学実験ステーションの作成や医薬品を使用した時の怪我の回復速度を上昇させるスキル。
1は早めに取りたい。
・高度エンジニアリング ☆☆☆☆☆
様々なアイテムを作るにあたって必須となる炉や作業台、電気系統が作れるようになる。
人によってはセクシーティラノサウルス以上に優先されるスキル。
作業台が作れるようになるレベル2までは早急に取得する事を勧めたい。
・グリースモンキー ☆☆☆☆☆
乗り物を作成できるようになる。
乗り物はトレーダーとの取引で買う事も出来るのだが高額で、お金を稼ぐ方法であるクエストをこなすために方々に移動する必要があり、これが徒歩だと離れた場所まで2~3日がかりで移動する事も珍しい話ではない。
その移動の速さを改善することが出来る為筆者としてはこれも優先して取りたいスキルの一つ。自転車でもあると無いとでその後の機動性は天と地ほども変わるため、快適にゲームをプレイしたいなら優先して会得したい。
筆者の場合
レベル20前後までの動き方で考えると、
まずは強さでセクシーティラノサウルス。アトリビュートのレベルは3まで上げておき、パークスキルのレベルを2に出来るようにしておく。
何ならセクシーティラノサウルスは2まで取っても困ることは無い。
次に忍耐で自給自足を取りに行く。デフォルトのマップではトウモロコシはともかくジャガイモの種を探し出すには苦労するためだ。
その次はマスターシェフ。これも2まで上げて肉シチューの材料は確保する。
恐らく自給自足が2になる頃には死ななければごく最低限の物資を貯められるはずなのでこの辺で拠点となる場所を定めたい。
そしてそこからアトリビュートは知能を、パークスキルは高度エンジニアリングとグリースモンキーを会得する。
作業台が無ければ何も出来ないのでまず高度エンジニアリングを2まで、その後グリースモンキーは1で良いので会得し、自転車を手に入れる。
こんな流れである。