最も使い勝手の良い参考書であるネクステージ。でも、少しまとめすぎて、説明の足らないところもあるようです。
そこで、私が補足説明をしていきたいと思います。問題の見抜き方・暗記事項の記憶法などなるべくわかりやすいようにしていきます。
【第一章】
□1
usuallyが習慣を表わしているので現在形を選ぶ。
□2
watched、practicedといった過去形と並置されているので過去形。
□3
「もし~」という未来の事柄なので未来形。
□4
whenで過去の時点の話と分かる。選択肢readは動作動詞なので進行形に。
□5
at this time next yearから未来の時点のこと。workは動作動詞なので進行形に。
□6・7
進行形にするか否かの区別は、その動詞が体で表せるかどうかと考える。
例えば「swim」「read」はジェスチャーできるので進行形にできる。
しかし「belong」「know」は表すことができないので、進行形にはできない。
□8・9・10
現在完了は現在を基点に、未来完了は未来を基点に、過去完了は過去を基点にしていることが重要。
8では、今の会話主の時空を基点にして、完了を表しているので現在完了。
9では、来週という未来を基点にした話の、状態の継続なので未来完了。
10では、戦争が起こった時という過去を基点とした、状態の継続を表しているので過去完了。
□11
基点は「私が町に戻ったとき」で過去。さらにその過去を基点にして「八年前」というもっと過去の話=大過去であるため過去完了と同じ形になる。
□12
「現在完了は、過去の一点を表わす単語と併用不可能」ということ。
□13
「疑問のwhenは現在完了と併用不可能」。
□14・15
have been toは行って帰ってきていることを意味している。have gone toは行って戻ってきていないことを意味する。
□16・17・18
動作動詞(=進行形にできる=体で表せる)の継続を表す場合は完了形。その場合も基点が大切。
16では「今晩ずっと」という現在が基点の、動作動詞(do)の継続なので現在完了進行形。
17では「電車が到着したとき」という過去を基点にした動作動詞(wait)の継続なので過去完了進行形。
18は、knowは動作動詞ではなく、状態動詞(体で表せない)なので、状態の継続で現在完了形となる。
□19・20
「時・条件を表す副詞節中では、未来のことでも現在形」。暗唱できるようにしておこう。副詞節のifとwhenの区別は下で。
□21・23・25
見ると、when・ifで分けられた二つの文が完成している。これが副詞節の特徴。
22・24を見ると、tell・knowは原則、他動詞で、後ろに目的語を必要とする。
ここではwhen節・if節が名詞の代わりを果たしているわけだ。これらが名詞節の特徴。
□26
next weekとあるので未来の話。2は消える。完了ではないので3.4も消える。
□27
熟語として覚える。後ろにwhenが付いた時の訳し方は、和訳問題にもでて来るので注意。
□28・29
丸暗記しようとせずに、完了形として理解して覚えよう。
【第二章】
受動態では特に、主語をきちんと把握しよう。すると動詞の形もすぐにわかるはず。
□30
()の前は『私の財布』で動作主にはなれないとわかる。選択肢はstealという能動動詞なので、受身である。
□31
主語は『ダンスの音楽』であり、()はwasと並置されている。つまり過去形。選択肢にはhearという能動動詞なので受身。
□32
『助動詞の後は原形』。暗唱しよう。
□33
主語は『私のバッグ』で、選択肢はstealという能動動詞なので受身。加えて、現在を基点にして盗まれたことを完了形で表している。
□34
(a)を見れば分かるように進行形。(b)では『家』が主語の受け身なので、受動進行形になる。
□35
受動態では群動詞は一固まりとみなす。ここではspeak toという塊が受動態になった形。
□36
『hear from~=~から便りがある』。
□37・38
イディオムとして覚えよう。
○be interested in
☆in-inつながり。
○be caught in
☆コーティング(caught in)しているのに雨に合う。
○be known to
☆ノート(known to)に知られている。
with関係は雰囲気で覚えよう。
【第三章】
助動詞は、覚えることがたくさんあります。逆にいえば覚えたら解けますのでそんなに難しくはないでしょう。
頻度の高い助動詞を上げます。
☆対義のセットで覚えよう。
□41cannot「のはずがない」
+
□42must「に違いない」
☆notの位置に注意しよう。
□48ought not to do「すべきでない」(オー、殿とすべきではない)
+
□57had better not do「しないほうがよい」(hadのdと、betterのbが鏡になっているので一セット。当然notはその後)
☆違いに注意
□58used to do
現在との対比で使います。58番では「以前は教会があった→現在は無い」と対比されていますね。
また状態動詞と使えるのはused toだけですので判断がつくでしょう。
+
□59would do
現在との対比では使いません。59番では「過去に歩き回った」という習慣を述べただけになっていますね。
□50
「あえて」誰もノート(dare not)を取ら「ない」。
□51
「よくも」肌に雪(how dare you)をつけ「れるね」。
□69
暗誦しましょう。「it is 必要・要求 that S (should) 原形」。
□71・72
結局はbutとhelpが入れ替わっただけですね。helpは動詞です。その後ろにまた動詞が来ることはありません。
ですからhelpの後ろは動名詞。で、残ったbutの後ろは原型になるんですね。
□73・75
目上(may well)の人を尊敬「するのはもっともだ」。だから、あす(as)真ん中に立つ(may as well)「ほうがよいだろう」。
□75を覚えれば、□74のas wellが「~するくらいなら」を追加しただけのことと分かるでしょう。
【第四章】
文法問題において仮定法を難しく考えてはいけません。深く考えれるほど、文法問題には時間をかけられません。
まずifがある節を従節,ないほうを主節と覚えてください。
□70
主節がwould have doneなので、従節もそれに合わして過去完了形に。
□71
従節が過去完了形なので、主節もそれに合わせてwould have doneに。
□72
俗名「チャンポン仮定法」です。従節は昔の話、主節は今の話をしています。thenやnowなどで表されているのですぐにわかるでしょう。
まずチャンポンと分かったら、従節がhad doneで、主節がwould doというのもすぐにわかります。
□82
last yearと現在進行形からチャンポンですね。主節がwould do、従節がhad doneです。
☆セットで覚えましょう。
□92・93・94
92と93は時間が違うだけで、意味は同じですね。まとめると「without=but for=if it were not for=if it had not been for」です。また、101とは対義の関係にあります。
□95~100
まず、主節が仮定法の形になっていることを確認します。しかし、従節を見るとifがないことに気付きます。ここで倒置じゃないかなと考えましょう。
倒置:ifを消す→wereがある場合それを先頭に。shouldがある場合はそれを先頭に。93の場合はhadを先頭に。
【第五章】
□106
what to do「何をすべきか」,how to do「どのようにすべきか、~するし仕方」など疑問詞+to doの名詞用法は注意しましょう。
□108
整序問題でitがあれば、形式目的語ではないかと考えることが大切です。
□110
感情の原因用法です。happy,gladなどの後につくのでわかりやすいでしょう。
□112
右にある三つの表現をきちんと覚えましょう。toの前から後ろに時間が進んでいます。
□113
このような二つの文の接続の穴埋め問題では、前の文と後ろの文が順接か逆接かを考えます。
ここでは【雨の中行った】しかし【いなかった】という逆接です。さらに左から右へ時間が流れているのでonly toです。
□114
『not to do』は声に出して覚えてください。
notがneverの時もありますが、とにかく不定詞の前に否定語が入ることはしっかりと覚えましょう。
□117
【it is+人の性質+of人to do】です。暗誦しましょう。carelessが一番よく出ます。
□118
述語seemは現在に対して、to以下はlast nightと過去の内容なので完了不定詞です。
□119
暗誦しましょう。【不定詞toは省略されない】です。toが省略されないので、同様に【notはいつも省略されない】のです。
ここではbutを挟んで対比が成立し、fightが省略されています。
□121
『形容詞+enough to do』です。まずこの順番をしっかりと覚えましょう。
□122
【not to do】の順番と、121の順番から『形容詞+enough not to do』です。
□125
同様に【not to do】の順番を覚えておけば大したことはありません。
□126、127
【感覚・使役+О+do、受身になるとО+to do】です。
□128
she doseを形容詞節と考えれば簡単です。そしてtoの省略。「彼女がする全ては~すること」→「彼女は~しかしない」ということです。
□129,130,131
【妖(予定・運命)怪(可能)も(意志・目的)偽名(義務・命令)】です。細かく覚える必要はありませんが参考までに。
□132,133,134
独立不定詞は一気に覚える必要はありません。問題を解いていく都度覚えましょう。
そこで、私が補足説明をしていきたいと思います。問題の見抜き方・暗記事項の記憶法などなるべくわかりやすいようにしていきます。
【第一章】
□1
usuallyが習慣を表わしているので現在形を選ぶ。
□2
watched、practicedといった過去形と並置されているので過去形。
□3
「もし~」という未来の事柄なので未来形。
□4
whenで過去の時点の話と分かる。選択肢readは動作動詞なので進行形に。
□5
at this time next yearから未来の時点のこと。workは動作動詞なので進行形に。
□6・7
進行形にするか否かの区別は、その動詞が体で表せるかどうかと考える。
例えば「swim」「read」はジェスチャーできるので進行形にできる。
しかし「belong」「know」は表すことができないので、進行形にはできない。
□8・9・10
現在完了は現在を基点に、未来完了は未来を基点に、過去完了は過去を基点にしていることが重要。
8では、今の会話主の時空を基点にして、完了を表しているので現在完了。
9では、来週という未来を基点にした話の、状態の継続なので未来完了。
10では、戦争が起こった時という過去を基点とした、状態の継続を表しているので過去完了。
□11
基点は「私が町に戻ったとき」で過去。さらにその過去を基点にして「八年前」というもっと過去の話=大過去であるため過去完了と同じ形になる。
□12
「現在完了は、過去の一点を表わす単語と併用不可能」ということ。
□13
「疑問のwhenは現在完了と併用不可能」。
□14・15
have been toは行って帰ってきていることを意味している。have gone toは行って戻ってきていないことを意味する。
□16・17・18
動作動詞(=進行形にできる=体で表せる)の継続を表す場合は完了形。その場合も基点が大切。
16では「今晩ずっと」という現在が基点の、動作動詞(do)の継続なので現在完了進行形。
17では「電車が到着したとき」という過去を基点にした動作動詞(wait)の継続なので過去完了進行形。
18は、knowは動作動詞ではなく、状態動詞(体で表せない)なので、状態の継続で現在完了形となる。
□19・20
「時・条件を表す副詞節中では、未来のことでも現在形」。暗唱できるようにしておこう。副詞節のifとwhenの区別は下で。
□21・23・25
見ると、when・ifで分けられた二つの文が完成している。これが副詞節の特徴。
22・24を見ると、tell・knowは原則、他動詞で、後ろに目的語を必要とする。
ここではwhen節・if節が名詞の代わりを果たしているわけだ。これらが名詞節の特徴。
□26
next weekとあるので未来の話。2は消える。完了ではないので3.4も消える。
□27
熟語として覚える。後ろにwhenが付いた時の訳し方は、和訳問題にもでて来るので注意。
□28・29
丸暗記しようとせずに、完了形として理解して覚えよう。
【第二章】
受動態では特に、主語をきちんと把握しよう。すると動詞の形もすぐにわかるはず。
□30
()の前は『私の財布』で動作主にはなれないとわかる。選択肢はstealという能動動詞なので、受身である。
□31
主語は『ダンスの音楽』であり、()はwasと並置されている。つまり過去形。選択肢にはhearという能動動詞なので受身。
□32
『助動詞の後は原形』。暗唱しよう。
□33
主語は『私のバッグ』で、選択肢はstealという能動動詞なので受身。加えて、現在を基点にして盗まれたことを完了形で表している。
□34
(a)を見れば分かるように進行形。(b)では『家』が主語の受け身なので、受動進行形になる。
□35
受動態では群動詞は一固まりとみなす。ここではspeak toという塊が受動態になった形。
□36
『hear from~=~から便りがある』。
□37・38
イディオムとして覚えよう。
○be interested in
☆in-inつながり。
○be caught in
☆コーティング(caught in)しているのに雨に合う。
○be known to
☆ノート(known to)に知られている。
with関係は雰囲気で覚えよう。
【第三章】
助動詞は、覚えることがたくさんあります。逆にいえば覚えたら解けますのでそんなに難しくはないでしょう。
頻度の高い助動詞を上げます。
☆対義のセットで覚えよう。
□41cannot「のはずがない」
+
□42must「に違いない」
☆notの位置に注意しよう。
□48ought not to do「すべきでない」(オー、殿とすべきではない)
+
□57had better not do「しないほうがよい」(hadのdと、betterのbが鏡になっているので一セット。当然notはその後)
☆違いに注意
□58used to do
現在との対比で使います。58番では「以前は教会があった→現在は無い」と対比されていますね。
また状態動詞と使えるのはused toだけですので判断がつくでしょう。
+
□59would do
現在との対比では使いません。59番では「過去に歩き回った」という習慣を述べただけになっていますね。
□50
「あえて」誰もノート(dare not)を取ら「ない」。
□51
「よくも」肌に雪(how dare you)をつけ「れるね」。
□69
暗誦しましょう。「it is 必要・要求 that S (should) 原形」。
□71・72
結局はbutとhelpが入れ替わっただけですね。helpは動詞です。その後ろにまた動詞が来ることはありません。
ですからhelpの後ろは動名詞。で、残ったbutの後ろは原型になるんですね。
□73・75
目上(may well)の人を尊敬「するのはもっともだ」。だから、あす(as)真ん中に立つ(may as well)「ほうがよいだろう」。
□75を覚えれば、□74のas wellが「~するくらいなら」を追加しただけのことと分かるでしょう。
【第四章】
文法問題において仮定法を難しく考えてはいけません。深く考えれるほど、文法問題には時間をかけられません。
まずifがある節を従節,ないほうを主節と覚えてください。
□70
主節がwould have doneなので、従節もそれに合わして過去完了形に。
□71
従節が過去完了形なので、主節もそれに合わせてwould have doneに。
□72
俗名「チャンポン仮定法」です。従節は昔の話、主節は今の話をしています。thenやnowなどで表されているのですぐにわかるでしょう。
まずチャンポンと分かったら、従節がhad doneで、主節がwould doというのもすぐにわかります。
□82
last yearと現在進行形からチャンポンですね。主節がwould do、従節がhad doneです。
☆セットで覚えましょう。
□92・93・94
92と93は時間が違うだけで、意味は同じですね。まとめると「without=but for=if it were not for=if it had not been for」です。また、101とは対義の関係にあります。
□95~100
まず、主節が仮定法の形になっていることを確認します。しかし、従節を見るとifがないことに気付きます。ここで倒置じゃないかなと考えましょう。
倒置:ifを消す→wereがある場合それを先頭に。shouldがある場合はそれを先頭に。93の場合はhadを先頭に。
【第五章】
□106
what to do「何をすべきか」,how to do「どのようにすべきか、~するし仕方」など疑問詞+to doの名詞用法は注意しましょう。
□108
整序問題でitがあれば、形式目的語ではないかと考えることが大切です。
□110
感情の原因用法です。happy,gladなどの後につくのでわかりやすいでしょう。
□112
右にある三つの表現をきちんと覚えましょう。toの前から後ろに時間が進んでいます。
□113
このような二つの文の接続の穴埋め問題では、前の文と後ろの文が順接か逆接かを考えます。
ここでは【雨の中行った】しかし【いなかった】という逆接です。さらに左から右へ時間が流れているのでonly toです。
□114
『not to do』は声に出して覚えてください。
notがneverの時もありますが、とにかく不定詞の前に否定語が入ることはしっかりと覚えましょう。
□117
【it is+人の性質+of人to do】です。暗誦しましょう。carelessが一番よく出ます。
□118
述語seemは現在に対して、to以下はlast nightと過去の内容なので完了不定詞です。
□119
暗誦しましょう。【不定詞toは省略されない】です。toが省略されないので、同様に【notはいつも省略されない】のです。
ここではbutを挟んで対比が成立し、fightが省略されています。
□121
『形容詞+enough to do』です。まずこの順番をしっかりと覚えましょう。
□122
【not to do】の順番と、121の順番から『形容詞+enough not to do』です。
□125
同様に【not to do】の順番を覚えておけば大したことはありません。
□126、127
【感覚・使役+О+do、受身になるとО+to do】です。
□128
she doseを形容詞節と考えれば簡単です。そしてtoの省略。「彼女がする全ては~すること」→「彼女は~しかしない」ということです。
□129,130,131
【妖(予定・運命)怪(可能)も(意志・目的)偽名(義務・命令)】です。細かく覚える必要はありませんが参考までに。
□132,133,134
独立不定詞は一気に覚える必要はありません。問題を解いていく都度覚えましょう。