スピリチュアルとは」の記事で、私が思うスピリチュアルな人の特徴がかなりカバーされたんじゃないかと思います。日々努力して、スピリチュアルな人になっていく人もいます。一方では、意識的に学んだことなどなくても、魂の目的を潜在的にわかっていて、特別な努力をせず、愛を放出しながら生きている人もたくさんいる。

 

スピリチュアルな人になろう! というのは目標としてとても素敵だけれど、スピリチュアルな人というのはごくごく自然体で、なんの構えもなくて、もしかしたらスピリチュアルという言葉すら知らないかもしれない。

 

そういう人たちの魂は、確実に経験を積んだ、磨かれた魂です。瞑想してなくても、セミナーに通ってなくても、過去のさまざまな人生を通じていろんな体験をし、たくさんの気付きがあり、どんどん波動を上げて魂の本来の姿にまで近づいている、だからスピリチュアルなのですね。

 

同じことがソウルバディにもいえます。過去記事「ツイン成功者のブログはどこ」にも書きましたが、世の中にはとても特別なつながりをもつ魂がたくさんいて、ごく普通に夫婦やパートナーになっていて、世の中に愛という光をたくさん放出している。その多くは、ソウルバディなんて言葉は知らないでしょうし、割れ鍋に綴じ蓋くらいには思ってるかもしれませんけど、自分たちがソウルバディであるなんて夢にも思ってないのでしょう。

 

そしてそのようなバディは、確実に経験を積んだ、磨かれた魂なのです。多分過去生では、ふたつの魂は別次元で存在して、互いを助け合ってきていたのでしょう。それが今生で、最終的に三次元で一緒になっているのは、これを最後に地球を卒業しようという魂の意思からです。

 

幸せそうで、何の苦労もないように見えていたとしても、魂自体はたくさんの経験を積んでアク抜きも充分体験し、本人たちが気付く気付かないは別として、宇宙エネルギーをバランスよく身体に流し込み、愛を体現できるまでになっている、だから三次元での統合にたどり着いているのです。

 

一方、バディであることに気付く魂が増えてきている理由のひとつは、宇宙目線で考えてみると、

 

① 光を放出できるだけの、確実に経験を積んだ、磨かれた魂の数がまだまだ足りない

② ソウルバディを利用して、そういう魂の数を増やそう

③ ソウルバディ計画の遂行を早めるために、役割分担を強化しよう

 

ということかと思います。例えば、とある大学に一定量の学生を入れなくてはならないのに、定員に満たないから、受験生を予備校に入れてみる、それもわざわざ速攻集中コースを設立して、理数系と文系を分けて徹底的に学ばせ受験に備えさせる……そんなところですね。

 

かといって誰でもかれでも予備校に入れるわけはなく、年齢や能力は考慮しなきゃならない。つまり、ソウルバディジャーニーに足を踏み込むためには、それ相応の魂の学びを体験済みでなくてはならないけれど、光を放出できるには至っていないから、集中的にもっともっと学びを体験しなくては、ということ。

 

そのとき、何も知らずに予備校でスパルタ教育を受けるよりも、大学に入るという目的をわかっていたほうが、学生は勉強に身を入れやすいですよね? バディもそうで、だから少なくとも片方は、バディであることに気付くような設定になっているのかな? という気がします。

 

ふたりとも気付いたらもっとパワーアップしそうなものですが、ここに面白いからくりが隠れてるんですね。ふたりでパワーアップできる魂なら、きっとそうなるんでしょうが、たいていは「深入りしすぎる」。つまり本来の目的を見失って、「勉強する」ことではなく「なんとかして大学に入る」ことだけを考え始める可能性が出てくるわけです。

 

一歩先を行くランナー」で書いたように、ランナーはバディという言葉を知らないがゆえに、課題に集中できる、という特徴がありますね。(カレーの例えを再読してみてくださいませ)チェイサー側はあれこれ知識を詰め込みすぎて、かえって複雑にしている可能性がある。

 

このあたりのバランスは、ちゃんと宇宙により計画済みなのでしょう。宇宙は、私たちが思うよりずっと完璧、万能なのです。緻密な計算により、合理的に物事を進めているのです。

 

ということで、気付いた方は、もうひとりについつい、自分たちの関係について語りたくなるし、説明したくなるし、いかに自分たちが特別な関係であるかわかって欲しいと思いがちなのですが、そこは宇宙が完璧なタイミングを見計らってちゃんとふたりにわからせるでしょうから、無駄なコントロールはしないことです。

 

With Love xoxoxo

May