ツインソウルのふたりが出逢うと、尋常でないほどに惹きつけられます。そして多くの場合、男性側がとても積極的なアプローチをするようです。


「ランナー&チェイサー」の状態になるには、必ず強く「愛し合って」いることが前提になります。つまり一方的な片想いのまま、片方が関係から逃げ出すような展開ではない、ということです。


さてその、積極的なアプローチのときに、愛をきちんと受け取れていたか。

ちゃんと受け取っていたと自信をもっていえる方は、このあとはスルーしてくださいね(笑)


日本の文化は「謙虚さ」が美徳であるためか、褒め言葉にも「いえいえ、そんなことありません」と否定で答えたりしますよね。私は英語圏に住んでいますが、基本的に英語では褒められたら素直に「ありがとう」です。だからこそ余計に気になってしまうのですが…。


「いえいえ、そんなことありません」という言葉は、ネガティブアファーメーションとなる可能性があります。


『アファーメーションと落とし穴』 でも書いたように、心に落とし込まれた言葉を、潜在意識は事実だと認め、潜在能力はそれを実現すべく働くのです。

つまり、ネガティブな言葉をいい続けることは、そういう現実を引き寄せることに繋がります


子供の頃から謙虚さをあらわすために使い続けた言葉は、潜在意識にインプットされ、そして現実問題として、それが愛を受け取ることを許可しないこともあるのです。


せっかくツインに出逢い、相手があからさまな好意をあらわしてくれているのに、心の声が自分にこんなことを言い出したとしたら…


「私なんて女として愛されるはずがない」

「ただの遊びなんでしょ、きっと」

「それともただの親切」

「きっと誰にでも、こんなふうに優しいのね」

「彼は褒め上手なのね、女性の扱いに慣れてるのね」


こうした心の声の裏側には、相手の愛情表現を信じて、もし間違っていた場合、深く傷つくであろう自分を予測してあらかじめガードする、という心理が働いています。


もしくは、その気になって間違っていたら、自分のプライドが傷つく、恥ずかしい、そんな心理があるかもしれません。


裏側に隠れた心理はともかく、ここで問題にしたいのは、「愛情を受け取る」ことが素直にできていないということ。もったいないですよね。


上に書いたような心の声に反応して、ツインの愛を素直に受け取ることができず、よそよそしい態度を取ったり、笑ってごまかしてみたり、わざと気のない態度を取ったり、もしくは無反応だったりすると、ツインの相手側は「拒否された」とか「愛されていない」「片想いだった」などと思うこともあるわけです。


つまり、ただでさえ自分の愛情の強さに恐れを感じているランナーが、それに加えて「愛されていない」と感じ、自分に自信をなくしたり、自己否定の気持を抱くことにもなりかねない、ということです。


「ランナー&チェイサー」は相互作用の表れである、ともいえるのですね。


ツインはお互いの気持がよくわかります。しかし、自分のエネルギーがちゃんとクリアーになっていないと、普通の人間同士のつながりと同じで、誤解も起こるのです。


(前に書いたアク抜きの記事も参考にしていただきたいのですが、過去の経験や感情を心は覚えていて、咄嗟に防御策をとるパターンは、エネルギーの詰まりの原因になります。)


上で書いたのはひとつの例えです。相手がどんな好意の示し方をするのかは、それぞれ違うでしょうが、相手からの愛情表現であることは必ず伝わってきますよね。


そのとき、本当の自分はどう感じているのか。

うれしいのなら、素直にうれしいと表現したらいいのです。

自分の気持に素直になれたら、きっといちばん素直な笑顔になれるはず。


試練の時には「愛する」ことに向き合う課題が多いかと思います。が、同時に「愛される」ことにも気持を向けてみるといいのではないかと思います。


「愛する」ことが上手な人というのは、「愛されること」が上手な人でもあるのです。

そして「愛されること」が上手な人は、「自分を愛すること」ができている人なのです。


これについては別の記事で! 


みなさんが今日もいっぱい愛されますように……



With Love xoxoxo


May





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