抑圧したものは、噴き出す | 心豊かに暮らすために by みろく

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毎日気持ちよく過ごすためのヒント

文句を言いたい場面が出てきても

ぐっとこらえることはありますか?

 

また、子供の頃など

買って欲しいものがあったけれど

それが言い出せなかったりして

ずっとその気持ちが残ってたことはありませんか?

 

本当は「あの学校に行きたかったのに、

親がこっちの学校へ行け」といって

本当の気持ちをぐっとこらえた経験はありますか?

 

こういった「我慢すること」というのは

大きなエネルギーが伴います

 

感情には大きく分けて

「喜怒哀楽」の4つがありますが

以前の記事にも書いたように

「喜」と「楽」の感情のエネルギーは

普通抑圧する必要はなく

それを素直に表現できるときは

身体に力がみなぎってきます

 

そして、「哀」(悲しみ)ですら

涙を流したり、大きな声で泣いたりできるときは

根本の解決とは違うけれど

少なくとも一時出来には

感情が解放されてすっきりするのを

誰もが経験してはいないでしょうか?

 

また、最後の「怒」は

確かに大声で叱責したりすれば

多少はすっきりするかもしれませんが

 

それは相手に非があることだとしても

大人げない態度であるので、すべきでなく

やはり多くの人が、大声を出しすのは

人前はおろか当事者同士でも

禍根を残すのですべき行為ではありません

 

となると、冷静に相手の非があることを認めさせるように

説いていくか

または自分が我慢するしかない場合がほとんどです

 

このような理由で、
このエネルギーである感情を抑圧しなければならなくなった時

 

私たちの感情は精神や肉体にストレスとして

蓄積されていき

少しずつ痛みや病気として心身を蝕み始めます


感情というのは抑圧されると、
心の深層部分が常に緊張していきます


私たちにはとても深く絡み合った

自律神経というものがあり心と密接に繋がっています

 

自律神経は緊張により常に興奮状態になり
本来なら機能するはずの

色んなもの(琳派や血液)の流れを

阻害させることになります

 

流れが悪くなれば、

老廃物の排泄もスムーズに行われなくなり

代謝も落ちて免疫力も低下していき
体は病にかかりやすくなってしまいます

 

これらの体液(リンパ液や血液そのほか)が体内に停滞すると、
体に炎症も起こりやすくなり、

リンパ節などに痛みが起こったりします

 

心と体のバランス

 

身体だけではなく

こういった不快な症状によっても

当然また抑圧された感情が様々な心的な

病気も引き起こしていきます

 

私たちの抑圧された感情というのは

本当に取り扱いが難しいのですが

 

喜怒哀楽の感情を感じきること

 

言い換えると

その感情を飲み込むのではなく

 

喜怒哀楽を

素直に認めること

 

全ての感情(エネルギー)を

「いけないもの」だと決めつけないで

外に表現したり、

我慢しないというのが一番の

心身ともに健康でいる近道だと思います

 

抑圧された感情というのは

こうやって感情のまま噴き出すのではなく

身体的な不快な症状となって表れてくることも

往々にしてあるということを

知っておくべきだと思います

 

運動などの疲労で

身体が悲鳴を上げるのなら

人間はすぐにわかるのですが

 

心的なものからくる変調は

見過ごしがちです

 

豊かに生活するためには

やはり健康にも留意する必要があります

 

ストレスをためず

安全な食品をとり

適度な運動をする

 

当たり前の事ですが

かななかこれができないもの

 

特に気を配って生活していきたいものです