フィンランドはヘルシンキの街中にひっそりと佇む食堂。
日本人であるサチエが一人で始めた「かもめ食堂」。
看板メニューは日本のソウルフードでもあるおにぎり。
そこで起こる日常を覗いた様なあったか~い物語。
別に大した事件が起こるわけでもなく、
凄い結末が用意されているわけでもなく、
腹を抱えて笑うような面白さもない。
だけど、読み終わった後、充実感というか幸せのお裾分けをしてもらったような気持ちになれる。
きっと「かもめ食堂」は今日も繁盛していることでしょう。
1日かからずに一気読みしちゃうくらいサクサク読み進められた。
読んでココロが満たされる。
良い一冊だったなー。