こんばんは。「新潟×朝活」管理人の土屋裕行です。



本日午前10時からは、某大学で行われた
「コミュニケーション力養成講座」
に社会人スタッフとして参加してきました。

学生さんのコミュニケーション力のアップを目的として
行われたこのイベント。

社会人スタッフの役割は、
自分たちの社会経験を学生さんに伝えるというもの。

学生さんは社会人スタッフの話を聞いて、
それについていろいろと質問する、
という流れでイベントが行われました。

学生さんとの対面は午後からだったので、

午前中に自分で話すことをまとめて、いざ本番へ!



私は自分の仕事についてというより、
自分の今の生き方という大きなテーマで話をしました。



いずれも人生の分岐点となった出来事について、

その時の心境や行動の理由を話し、

悩みながら今の答えを導き出したことを伝えました。



伝えたいことはたくさんあるのですが、
今回特に心に残っている出来事を2つ紹介します。



【無意識に場作りをする自分に気づく】

 今回は学生さんの質問力を高めることが目的だったので、
 社会人ゲストは自分の経験を話した後は、
 学生側から自発的に質問するのを待つというスタンスで、
 というお願いがありました。

 いつもはこういった場になると
 自分が先陣を切って流れを作り出しているので、
 そういったことはやらないよう
 事前に注意して本番に臨みました。


 今回は社会人の話と学生の質問を1セットとして、
 グループを変えて3セット行われました。

 1セット30分と少し長いので、
 1セットが終わってほっと一息ついていたところ、
 今回の講座をスタッフの方が私のところに来ました。

 そしてスタッフの方から言われたことが
 自分にとっては大きな衝撃でした。


  「もう少し学生の自主性に任せていいですよ」
 

 自分が学生が話しやすい機会を作っていて、
 質問力を養う機会を奪っていると思われたようです。

 事前にかなり注意していただけに、
 その注意点を指摘されてかなりショックでした。


 と同時に思ったことは、
 自分は無意識に場作りができているんだ
 ということ。

 朝活定例会をベースとして、
 新しい人が集まって話す場を定期主催しているので、
 そこで培った経験は体に染み付いているようです。

 今回の講座ではむしろ不要なことですが、
 自分の今までの経験は
 しっかりと蓄積されていることを実感でき、 
 とても嬉しくなりました。

 
 無意識レベルでできていることこそ、
 本当に身につけたことになるんだ。

 

【朝活は自分のため?それとも人のため?】

 10分ほど自分が話した後に、
 学生さんからの質問タイムとなったのですが、
 想像以上に多くの質問が出ました。

 自分は事前に配ってあったプロフィールとは
 かなり違うことを話していたので、
 学生さんは事前に質問を考えたわけではなく、
 きちんと話を聞いて質問を考えてくれていました。

 それらたくさんの質問の中で、
 最も印象的だった質問は以下の質問です。


  「朝活は自分のためにやってるんですか?
   それとも人のためにやってるんですか?」


 かなり深い部分をついた素敵な質問だったので、
 即答できずにしばらく考えました。

 考えて出た回答は
 「最初は100%自分のためだったが、
  今は少しずつ人のための活動になってきている」
 です。


 新潟×朝活を始めたきっかけは
 $新潟×朝活-矢印リンク用「新潟×朝活」を作るまでで書いたように、
 人と話すことで自分のやりたいことを見つけたい
 というものです。

 ですので、誰かのためでは全くなくて
 完全に自分のための活動でした。

 しかし、回数を重ねていくと
 少しずつ他の誰かのためにやっていると
 感じることも増えてきました。

 それは自分がやりたいことを見つけたい
 という当初の目的が、
 少しずつ達成できているからだと思います。

 
 自分の活動のベースについて見直す
 素敵な質問となりました。



10時から17時頃までという長時間のイベントでしたが、
非常に楽しく、あっという間に終わりました。

他の社会人ゲストも魅力的な方々で、
一緒に学生に話す内容を考えたり、
お互いの話しを聞きあったり、
お昼ご飯を食べながら雑談したり、
非日常を体験できたことが楽しかったです。



今回はボランティアでやったのですが、
お金を払って参加してもいいと思えるくらい、
楽しく多くの学びがあったイベント。
 
学生側から学ぶことはない、なんてことは決してなくて
年齢に関わらずどの世代からも学ぶことはある。

「社会人 > 学生」という関係ではなくて
「社会人 ⇔ 学生」なんですね。

世代が違うと経験してきたことも違い、
それが視点の違いになって
異なる角度からの意見がもらえます。

だからどの世代の意見も自分にとっては新鮮、
今回そのことを痛感しました。



今回の経験を楽しい思い出に終わらせるのではなく、
また新たな一歩、次の行動につなげられるよう、
もうちょっと1人振り返りを続けてみます。

本当に楽しいイベントでした。

また出たい!



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