会津若松から2時間掛けて仙台へ電車

目的の会場を見つけたホテルキラキラ



あまりにも豪華なホテルに唖然(@・ρ・@)


全国21件の表彰がありました。

最近は公共や医療関係にも使われるようになり

漆喰の良さが注目されてます。



講演会は


漆喰の魅力


京都の左官職人

佐藤ひろゆき氏です。


漆喰協会から「1時間講演を」と頼まれ

「そんな!!1時間だなんて!
2時間以上必要だ。」

と漆喰協会が逆びっくりだったようで

わくわくの軽快なトークが2時間ありました。

仙台までえっ、と思ってましたが、行った価値がありました。


表彰を受けた姫路城、など数件は

漆喰の調合設計は未公開でそれ程奥の深い材料です。


漆喰は何故漆と言う字を使うのか謎で

5000年もの歴史を持ちます。


その土地に合った材料になる多様性を持ち

防火性、衛生面にも優れた上に

白いという高貴な美しさは感動もので

改修工事の終わった白鷺城は白過ぎ城と言われるほどです。


特徴を掴めば名工によって芸術品ともなり大理石のように硬くなって

歴史とともにその美は深みを増していきます。


その美を求め

色んな道具も必要です。

鏝。



厚い鉄板を叩き

左から右へと仕上がっていく過程です。




昔は上の切り付け鏝しか無かったそうで

今はしたの役物鏝を使います。



磨きに10年だったのがこの鏝だと5年で

5年もですが、

名工によりこの鏝が開発されました。





若い人は力が無いので

一回り鏝を小さくしてあげないと仕事が出来ないそうです。

後継者の為にも道具開発に余念がありません。




実演も交えあっと言う間の2時間でした。



翌日の視察後も漆喰の一人見学となりました。



東京駅


土佐料理ねぼけ赤坂店









この方はきっと龍を見てきたのだろう

と思える

迫力ある漆喰彫刻でした。