お産は気持ちいい?? |              ☆

             ☆

                    ☆

先日、助産師の資格を持つホメオパスの勉強会に参加しました。


その中で印象に残ったお話を紹介いたします。




お産は本来、女性一人で行えるもの。

本能をフルに働かせるとスムーズに行くようです。


そのためには・・・

知的な脳である「大脳新皮質」を刺激しないこと。

⇒言葉は最小限にして、質問はしない

⇒光は最小限にしてうす暗く

⇒静かに(テレビ、話し声、機械の音などさせない)

⇒人目は最小限に


動物のお産もそんな感じでしょうか・・・。



「いいお産にはオキシトシンの分泌が欠かせない!」


オキシトシンは「愛情ホルモン」と呼ばれるもので、

その分泌により陣痛の痛みが「心地良い痛み」(!)に変わります。


オキシトシンは、

抱きしめる、マッサージ、可愛いものに接する、気持ちよいこと・楽しいことをする、

などによって増えるそうです。



私は陣痛が痛かった覚えはありますが、

生まれた可愛い我が子を抱いているうちに、

そんな痛みの記憶も薄れて、また次の子を産んだんだな~と

納得でした。


オキシトシンは、出産のその場に立ち会った人も増えるそうです。


勉強会でも出産シーンの動画をみせていただきましたが、

感動と赤ちゃんの可愛さが自分の時の記憶と重なって、

オキシトシン出まくりでした。


ペットと一緒にいる時もオキシトシンが出ているそうですよ。



オキシトシンは、


「陣痛促進」、「母乳分泌」、「不安感やその記憶を消す」、「愛情が湧く」など

出産前後に関わることの他に、


「鎮痛作用」「病気が減る」

などの効能があるそうです。



「こどもたちから元気もらってます!」みたいな

愛情をもって接するお仕事の方々は、

本当にそうなのかもしれませんね。


私も歯科通院した際に、このことを思い出して、

「ちょっと痛むかもしれませんよ~」と言われる治療の際に、

赤ちゃんが生まれてくる感動のシーンを想像していました。

(オキシトシン分泌ねらい!)


心なしか痛みがあまり感じなかったような・・・

(元々痛くない場所だったのか・・・)


ふだんから愛情を持って過ごすことは、

こういうことからも大事なんですね。



妊婦さんのお子さんたちは、

待ちくたびれて寝てしまっても、

赤ちゃんが出てくる頃には目が覚めるそうです。


なので、出産が進みそうに見えても子どもが寝てしまうと

「まだかかりそうだね~」と助産師さん同士でお話するそうですよ。


そして生まれたばかりの赤ちゃんも、

お母さんの顔をじっと見ていました。

助産師さんが抱っこした時には目が合わなくても、

お母さんに渡すとじっと見るそうです。


不思議ですね~。


生まれたばかりの我が長女を抱いて

「ご飯三杯食べれる~!」と言ってくれた友人がいましたが、

赤ちゃんの映像をいくつも観た、今の私もオキシトシン満載のそんな気分です。