こんばんは、アイです。

 オリンピックが終わりましたね。

 準備が間に合わないとか、テロが起きるとか、開催するたびに

騒がれつつも、結局無事に済んでいますよね。

 華やかな舞台の裏で、支えてくれている人たちのおかげなのでしょう。

 缶コーヒーのCMじゃないですけど、 世界は誰かの仕事で出来ている。

 

 今日は本を紹介します。

 

 

 

 

  ストーリーはテレビドラマの『トリック』に近いです。

  巻を追うごとにヒロインが残念な美人と化していきます。

 

  ワンパターンな内容を、ヒロインのパートナー役を毎回変えることで

 飽きさせない工夫をしていますが、今後はどうするのでしょうか。

   

 

 『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木先生が言うには、魅力的な

キャラクターがいるだけでも作品は成り立つ。だけど、キャラクターには

賞味期限があるので、長期連載にしたければ『』となるテーマが必要、

とのことでした。

 

 これって、どんな職業にも言えるのではないでしょうか。

 

 生活するためだけに働くのでは、長く保たない。

 自分なりのテーマを見つけないと、いずれやる気を失い、

辞めるか、辞めないまでも良い仕事はできなくなっていく。

 

 まあ、毎日の生活で手一杯という人もいるでしょうし、

テーマがあっても思い通りにならないこともあるでしょうけどね。

 

 時代や環境の変化にとり残されていくというのはとどのつまり、

不変の軸を作るのを怠ったということかもしれません。

 

 

 

 立ち読みで済む程度のページ数ですが、面白かったです。

 

 叙々苑の成功は、味はもちろんお店作りに明確なテーマが

あったからなのでしょうね。

 

 消費者というのは、お店を見てそこが自分に相応しいか、

無意識に感じ取ります。

 

 上品な客を相手にしたければ、お店もスタッフも上品たれということです。

  

 

 

 おばあちゃんの説教をまとめた本です。

 

 直接言われると鬱陶しく感じたでしょうけどね。

 文章で読むと、冷静に受け入れることができました。

 

 

 


 とても面白かったです。おすすめ。

 

 淡々とした語り口で、初めは眠くなったのですが、

だんだん話に引きずり込まれる心地良さを感じました。

 

 仕事とは生活の糧を得るためのものでもあり、個人の尊厳でもあり、

癒しでもあります。

 

 アイがこの年まで元気でいられたのも、薬剤師という矛盾に

満ちた職業が、性に合っているからなのでしょう。

 

 

 

 

 テレビドラマ『家売るオンナ』が面白いです。

 

 エキセントリックな女に周囲が振り回されるという、

日テレではよくあるストーリーなのですが、主人公の仕事に対する姿勢が

共感できます。

 

 不動産屋だから家を売るという、ビジネスはあくまでシンプルに。

 

 でもそれだけではなく、相手のために、自分のために働いている。

 

 『人間の分際』に書いてありましたが、仕事に全力を注げる人というのは

不器用か、私怨だそうです。

 

 あなたが今の仕事を選んだ理由は何ですか。

 

 私怨だとしたら、いつか心は晴れるのでしょうか。