この手があったか。

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こんばんは、アイです。

先日、春一番の風で薬局の看板が倒れました。

電飾が壊れて、高い修理費を払うはめになりました。

予期せぬ事態というのは起きるものです。

だからこそ『保険』という商品が売れるわけですし、

よく考えなければならないのでしょう。

 

強風にあおられ、倒れたくないのなら。

 

 

>第一生命保険とネオファースト生命保険は日本調剤と業務提携したと発表した。

日本調剤の調剤薬局で第一生命グループの保険商品を売れるようにしたり、

共同で保険商品やサービスを開発したりする。それぞれの顧客向けサービスや

営業基盤を相互に提供し合うことで、健康寿命を延ばす取り組みを加速させたい考え。
5月にも日本調剤の調剤薬局6店舗で、非喫煙者に保険料の割引が適用される

保険販売の資格を持った従業員が薬局内の専用コーナーで保険契約の相談に応じる。

将来的に全557店舗に拡大していく方針。

 

今週発表されたニュースです。この手があったか、と正直感心しました。

アイは、これからの薬局はゼロベース思考で取り組む必要があると

思っていまして、具体的な方法について日々模索しているのですが、

これは思いつきませんでした。

 

処方せんを持ってきた患者さんの個人情報を保険会社に売り渡して、

保険が売れそうな人を狙い撃ちにするというわけですね。

 

金券や景品を配ったりして、いわゆる保険ショップにお客を呼び寄せ

なくても薬局なら自然と人が来ます。

保険ショップに支払われるマージンを薬局が受け取るのでしょうし、

互いに得をするWIN-WINのシステムが成立しています。

 

まっとうな薬剤師の域を出ないアイには思いつかない発想です。

さすがは一部上場企業、金儲けのためなら手段は選びませんね。

 

冗談はさておき、これぐらい柔軟な発想が必要だと思うのです。

薬局に何ができるか、どこまでできるか。

小規模店の管理薬剤師に過ぎないアイでさえ考えるのですから、

大手チェーンの首脳陣はもっと必死に考えているでしょう。

 

その結果、導き出された答えが患者さんのためになるもので

あればいいと願っています。

 

そうでなければ、いずれ薬局は看板倒れに終わることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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give me

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こんばんは、アイです。
バレンタインデーにチョコを食べましたか。
たとえそれが製菓メーカーの思惑に乗せられただけに過ぎないとしても、
いいじゃないですか。
チョコは人の気持ちを楽にします。寒い時期なら、なおさら。


女優の清水富美加さんが、宗教法人「幸福の科学」へ出家するために
芸能会を引退するというニュースを見ました。

個人の自由ですから、好きにすればいいとアイは思いました。

突然の発表だったようで、関係各所に迷惑をかけたことに
非難の声が上がっているようですが、どうでもいいでしょう。

人は自分の生きたいように生きて、進みたい道を進めばいいのです。

もちろん、社会人として取引先や会社に迷惑をかけることは
褒められたものではないですけど、芸能会は浮き沈みの激しい
場所なんでしょう?明日の生活を保障してくれるわけでもないのに、
義理立てする意味はないです。

芸能会に限らず、一般企業ではリストラが当然のように行われます。
例えば東芝の社員は、大半がまじめに職務を全うしている人たちだと
思いますけど、かなりの数がリストラされることでしょう。でもそれを
酷いと責める人はいないはずです。なぜなら、東芝という会社を
存続するために必要だからです。

人は生活のために会社を利用し、会社は人を利用して存続する。
互いに利用し合うだけの関係、それ以上でもそれ以下でもありません。
これまでよりも、これからのほうが大事なのですから、
必要なければさっさと断ち切るだけの話です。


幸福の科学はともかく、宗教を信じるのは憲法に定められている通り、
自由です。

人は誰でも何か心の支えが必要で、その中でも宗教というのは
かなり頼りになります。

アイのようにいい加減で大雑把な性格(
O型)ならまだしも、
シリアスな生活をしている人には、神の助けが必要だとアイは思います。

アイの妹のひとりは看護師で、それもがん看護に深く関わっているのですが、
ここ数年、宗教についても研究をしています。

もはや治療の手立てがない患者さんへのアプローチとして、
必要とのことです。

もちろん病棟で宗教活動なんてしません。

それは彼女の、胸に秘めた正義なのでしょう。



「宅急便です。」

配達員が持ってきた巨大なダンボール箱に、またかと顔をしかめるアイ。

最近、実家の荷物が薬局に届くようになってしまいました。

アイの実家は両親も妹たちも仕事しているので、夜遅くまで誰もいません。
さらに家族揃って通販好きのくせに、配達の受け取りを待つのは
面倒だとか。

そこで
、日中は常時人がいるアイの薬局を受け取り場所に
指定したようなのです。受け取った荷物はアイがまとめて
実家に運ぶという段取りです。

正直迷惑な話ですが、何かと世話になっていますし、受け入れています。
薬局の倉庫に通販の箱が積み上がるのは、ちょっと恥ずかしいですけどね。


 
 
 
 
 
 
まだこれ食べてたのか。もういいかげん、諦めればいいのに。
まあ、酒や薬物に走るよりはマシかもしれない。
今の仕事を続ける限り、心の支えが必要なんだろう。


薬局のカウンターで荷物を受け取り、さっさと歩き出したアイに、
配達員があわてて声をかけてきました。

「代引き、8410円。」

なん・・・・ですって・・・








 
 
 
















 
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理由

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こんばんは、アイです。
今年もインフルエンザが流行しているようですね。
ニュースでそう伝えていますし、薬局では毎日のように
抗インフルエンザ薬の処方せんを目にします。

しかし、アイはいまいち実感が湧きません。
というのは、もう10年以上インフルエンザに感染していないからです。
毎年ワクチンは接種しているとはいえ、薬局薬剤師という仕事を
しているのにも関わらず。

誤解を招くのを承知で申し上げますが、
インフルエンザに感染する人というのは、
自業自得の理由があるのかもしれません。


夜。
薬局での仕事を終えて、なじみのラーメン屋さんに立ち寄ったアイ。
いつも通り、辛増し坦々麺パイコー乗せを注文します。

認定薬剤師の研修会に参加する時、ここで夕食を食べるのが
最近のアイの習慣です。
子供たちを相方に任せていくのは心苦しいですが、
昨年から導入された『かかりつけ薬剤師制度』により、
定期的に研修会に出席せねばなりません。

オンライン研修という手段もありますけど、研修費用が
万単位でかかりますので。

地域の薬剤師会が定期的に開催している研修会に出向くのが、
最も低コストなのです。

「麺大盛りか、ライスをおつけできますよ!」

カウンター越しに飛んできた店主さんの決まり文句に、首を左右に振るアイ。

炭水化物はどうでもいい。欲しているのは刺激と肉。

女性のおひとりさまでも気兼ねなく入れるほど、店内はきれいです。
カウンターが7席にテーブル席がふたつ。そこそこ繁盛しているようで、
アイの他にお客さんが4人いました。

「全部ひとりでやるって、しんどくないですか。」

厨房を動き回る店主さんに、なんとなく話しかけるアイ。
日曜の昼間に来たこともありますが、店主さん以外のスタッフを
見たことがないです。

「学生のバイトがなかなか入らなくてね。入ったとしてもすぐに
辞めちゃったりするんで。」

「別に学生じゃなくてもいいんじゃないですか。
パート志望の主婦とか。」

嫌そうに首を左右に振る店主さん。

「あんな自分の都合ばかり主張する連中、役に立ちませんよ。」


言い過ぎだろうと思いつつも、声に出して否定できませんでした。
というのは、アイの薬局でも1月から求人募集をしていたのです。
昨年12月の半ば頃、医療事務のパート
が突然辞めてしまいました。
退職するときは14日前から申告するよう就業規則で定めてあったのですが、
朝に電話1本かかってきて、それでおしまいです。

体調不良とかそんな理由らしいです。
約半年働いてもらいましたが、無遅刻無欠勤で良い人材だと
思っていたのですけどね。
後日、ご主人が菓子折りを持って謝罪に訪れました。

年末は残りのスタッフでしのぎ、今年に入ってから求人募集をかけました。
パートをひとりだけ採用する予定だったのですが、甲乙つけ難い人が
いたので結局ふたり採用しました。
しかし、片方はなんと3日で辞めてしまいました。
仕事で外に出られると家事が滞るので辞めてほしいと、
家族に言われたそうです。


なんだそのふざけた理由は、遊びじゃないのよ。
サザエやみさえが働いてみたけどやっぱり辞めたなんて
アニメの一話完結みたいな軽い気持ちで来られても迷惑なのよ。
仕事とはずっと続くものなんだから!


3日目の業務終了10分前に辞めたいと切り出され、
すぐに給料計算をして手渡ししました。
あまりお役に立てなかったし、お給料は受け取れませんと
言われましたが、そんな都合知りません。
アイはアイが正しいと信じることを実現するために働いているのです。
役に立とうが立つまいが、人を雇ったからには契約通りに給料を支払う。
それだけです。

「どうせ雇うなら、若くて元気のある人がいいスね!」

アイに坦々麺を差し出して、にっと笑う店主さん。
そうも言ってられないでしょう。この国はいまや人手不足です。
たとえ扱いづらい人材でも活用していくしかありません。

まあ、結果的にふたり採用したのは我ながら賢い選択でした。
薬剤師と医療事務を採用して、薬剤師のほうが残ってくれたのだから
良しとしましょう。

「さて」

カウンターに置かれた粉山椒をスプーン3杯ふりかけて、
両手を合わせるアイ。

いただきます。















































 
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こんばんは、アイです。
トランプ大統領がさっそくやらかしてますね。
頭の固くなった老人に国を救えるのか?
経過を観察していこうと思います。

ひとつ言える確かなことは、力で相手を屈服させようという行為は、
偉大ではないし、正しくもありません。
ていうか、古い。



なんのために生まれて、なにをして生きるのか。
答えられないなんて、そんなのはいやだ。

何が正しくて、何が間違っているのか。
複雑な世の中だからこそ、シンプルに考えるべきです。
ただ、押し付けがましくなってしまわないよう、胸に秘めておく
ぐらいがちょうどいいのでしょうね。

アイの薬局では、待合室に折り紙を飾っていまして
希望するかたにはプレゼントしています。まあ、子供だましですよ。









 

fakeにご用心

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こんばんは、アイです。
厳しい寒さが続きますね。
風邪をひいたりしていませんか。

うがいと手洗いを欠かさずに、外を出歩く時はマスクをして、
栄養補給に務めましょう。

それでもひく時はひきますけど、やるべきことはやっとくものです。
病は気からと、よく言うでしょう?


>奈良県の薬局チェーンで偽造されたC型肝炎治療薬「ハーボニー」が
見つかった問題で、厚生労働省は23日、東京都内の卸売業者2カ所で
計9個の偽造品が見つかったと発表した。患者の手には渡っておらず、
これまでに健康被害の報告はない。厚労省によると、偽造品はいずれも
正規のボトルに入っていたが、ボトルが入っている外箱や添付文書が
ない状態だったという。偽造品が発見された卸売業者は、奈良県の
薬局チェーンに偽造品を販売した卸売業者にもハーボニーを卸したとみられ、
厚労省は引き続き流通経路の解明を急いでいる。


やってくれたな。

記事を読みながら、思わず舌打ちするアイ。

処方せん薬の偽造品流通という、起こってはならない事件ですけど、
卸売業者や薬局チェーンの気持ちもわかります。

ハーボニーのような超高額医薬品は、卸売業者が限定されています。
正規ルートではアイの知る限り、スズケンか東邦薬品しか仕入れができません。

卸売業者が限定されているのは、売る側に有利な状況を作るためでしょう。
儲かるのは製薬会社だけで、中間の卸売業者や医療機関は差益を
ほとんど取れません。要するに仕入れ価格でお客さんに商品を
販売するようなもので、何の得にもならないわけです。
まあ、それでも売るだけの価値があるということですけど。

なんとかして安く仕入れるルートはないかと、探してしまうのは
経営者としては当然です。そこを狙われたということでしょう。
しかし報道を読む限り、その薬局チェーンに落ち度があったと
アイには思えません。

偽造品の仕入れ先は、ちゃんと国の認可を取った
医薬品卸業者のようです。なにより、患者さんの手に渡ってないと
いうことは、薬剤師は偽造品を見破ったということでしょう。

正規ルートでない以上、リスクを承知で仕入れたのでしょうから、
あとは自己責任です。
もし見破れずに患者さんの手に渡っていたとしたら大問題でした。
偽造品を仕入れ費用を製薬会社が補償してくれるとは思えませんけど、
授業料として払うしかないですね。

よその薬局のトラブルなんてアイにはどうでもいいですけど、
心配なのはこの事件の影響です。

アイは最近、大手の卸売業者以外の仕入先を模索していました。

毎年薬価改定ということになれば、薬局は死活問題です。
少しでも安く薬を仕入れられるよう、ルートを開拓しておかねばなりません。
マイナーな卸売業者や現金問屋とも取引を始め、不動在庫売買
仲介サイトも利用するようになりました。

ですが、この事件の影響により、そういったルートでの仕入れが
厳しくなるかもしれません。いや、厳しくなるでしょうね。

誰でも考えることは同じです。仕入れに苦しむ医療機関を
ターゲットにして、金儲けを企む悪徳業者が出現してもおかしくありません。

現時点でそれを再認識できたのは、ある意味よかったです。


東京都薬剤師会館のある神田駅周辺には、
薬の現金問屋がいくつもあります。

大手薬局チェーンのような強い価格交渉力を持たない中小の薬局を
支えてきたのでしょう。

少しくたびれた店構えを見るに、彼らだって決して楽では
ないのでしょうが、偽造品を扱うようでは話になりません。

プロを自称するなら、fakeにはご用心です。


















 

誰が為にカネは鳴る

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こんばんは、アイです。

1月も半ばが過ぎましたね。

身を切られるような寒い日々が続いています。

 

でもこんな時だからこそ、行動すべきなのでしょう。

誰もが避けたがる道ほど、チャンスは転がっているものです。

 

 

これはクレジットカード払い用の読取機です。

iphoneやipadのイヤホンジャックに取り付けて使用します。

読取機としては最も安いので(4980円)導入したのですが、

実際に使った感想として、いまいちでした。

 

なぜなら、対応しているのはVISA、Master、American Expressだけで、

JCBなどは非対応だからです。

さらに、ICチップが付いたカードでなければ読み取れません。

磁気ストライプの読取も可能なはずですが、タイミングがシビアというか、

早すぎず遅すぎずのスピードでカードを滑らせないと、エラーになります。

何度も練習したのですが、5回に1度くらいしか成功しないのでイライラします。

カード番号を直接入力して会計することもできますが、それをやると

手数料が上がるという謎のシステムになっています。

 

JCBなどは他のカード会社に比べて手数料が割高であり、

クレジットカードは2018年にもICチップが義務化されると聞いていますが、

それは売る側の都合ですからね。

消費者の立場で考えれば、この読取機では不十分といえるでしょう。

 

アイの調べでは、選択支は他にふたつ。

ひとつは楽天が提供している楽天ペイ、もうひとつは

リクルートが提供しているAir payです。どちらも読取機にカードを挿入して

読み込むタイプで、誰でも失敗せずに使えそうです。

 

楽天ペイのほうが読取機が安いです(9800円)が、

対応カードの範囲はAir payのほうが広いです。

SuicaやPasmoでも支払いが可能で、今後はアップルペイにも

対応予定だとか。しかしAir payの読取機の価格は楽天ペイより

高い(19800円)です。

どちらもキャッシュバックキャンペーンを行っていますが、

楽天ペイは4ヶ月以内に100000円以上、Air payは30000円以上の

使用実績が条件となっています。

クレジットカード払いする人って、アイの薬局ではそんなにいませんし、

条件をクリアできない可能性があります。

自分や家族のカードを使ってキャッシュバックを受けようとすれば

さすがにバレるでしょうし、道義的にもそんなことは許されません。

 

まあ、正直気乗りのしない話です。

クレジットカード払いをされると、店は手数料を払わねばなりません。

Visa、Master、American Expressなら3.24%、JCBなどは3.74%

手数料が店側の負担となります。

小売店や飲食店なら手数料を価格に転嫁できますが、

処方せん調剤の支払いにカードを使われても、薬局には何の得もありません。

そうだとしても、対応していかざるをえないでしょう。

キャッシュレスの売買は、もはや特別でなく当然の時代なのですから。

 

 

日曜日。

 

相方と子供たちを引き連れて、ディズニーシーを訪れたアイ。

1月は寒いうえに学生は受験シーズンなので、比較的空いています。

ディズニーランドでは『アナと雪の女王』のスペシャルイベントが開催されて

いますが、今回はシーです。

なぜなら、期間限定のグッズが販売されているからです。

昨年は出産で来ることができませんでしたが、今年こそ。

スウィートダッフィー2017の、クッキー型とシリコンモールドを

ゲットするのです!

 

お土産店の前で並ぶこと30分。

買い物チケットを渡されて入った店内は人でごった返していました。

同じ商品は三点までというルールでしたが、どう考えても一つあれば

いいと思えるものまで、全て三点ずつ買い物カゴに放り込んでいる

男たちがいました。

転売するのでしょう。

悪いとまでは言いませんが、そんな行為は正しくないし、

そんな連中から買おうとも思わないですね。

 

お目当ての商品をゲットし、カウンターに並ぶアイ。

こっちを向いたレジの液晶画面では、3万とか5万とか表示されていて

身震いが起きます。どんだけ買う気よ。1台1500円もする

ダッフィーバスのミニカーまで買っちゃうの?

 

東京ディズニーシーで使えるクレジットカードはJCBのみ。
だからほとんどの客が現金払いで買っていきます。

現金払いだけでも、選んでもらえるような薬局と薬剤師でありたいですけど。
アイは魔法なんて使えませんし、信じてもいませんから。
コツコツとやるしかないでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

良い年になりますように。

そんな希望を胸に抱いて、出発しましょう。

何が起きるかわからない、不確実性のサバンナへ。

 

抱負はありません。

昨年は予想が外れまくりの1年でした。今年もそうなるでしょう。

希望は捨てませんが、希望的観測は道を誤ることになります。

 

今年のスタンスは、ニュートラルです。

どんなことも現実として受け止め、それに応じて次の行動を決めます。

消極的かもしれませんけど、それがベストと判断しました。

不確実性という霧が晴れるまでは、慎重に手探りしていくしかありません。

 

日本の医療の行く末を左右する次回の診療報酬改定は

来年の4月の予定ですけど、いまや議論の場は専門家が集う中医協ではなく、

安倍総理の指揮する経済財政諮問会議で、ほぼ全てが決まってしまうように

なりました。

 

民間議員の一声で超高額薬剤オプジーボの価格が-25%から-50%へと

引き下げられたように、テキトーにその場のノリで政策が変わるかも

しれません。

 

消費増税が延期されたので、医療財政はさらに悪化しています。

かなり強引な医療費抑制策を打ち出してくることもありえます。

何が起きても耐えられるように、余力を温存しておいたほうがいいでしょうね。

 

今年は酉年ですけど、鳥は羽根を休める時に一本足で立ちます。

体温の低下を最小限に抑えるためとか、様々な説がありますけど、

要はその姿勢がベストだから、そうしているのでしょう。

 

二本足で立っても薙ぎ倒されてしまうような時代だから、あえて

一本足というのもありかもしれません。

体の力を抜いて、バランスを保って、いざという時にはすぐ飛び立てるように。

今年は鳥の境地で立ち向かいます。コケコッコー!

 

 

 

 

 

swing back

テーマ:

こんばんは、アイです。

今年も終わりですね。

誤算続きの1年でした。

 

まあ、いい加減で大雑把な性格(O型)のアイの計算なんて、

狂いがあるのは当然です。

それでも正しい道を選んでいけば、多少の誤差はあっても、

必ず目的地に辿り着けると信じています。

 

 

あー、終わった、終わったなー。

深夜1:00。

床にごろんと寝転んで、ため息をつくアイ。

真田丸よりも、逃げ恥よりも、アイはジョジョロスです。

 

 

 

 

ジョジョの第四部は、アイが高校生の頃に始まり、

大学生の頃に終わった作品でした。

毎週本当に楽しみにしていたのを今でも覚えています。

20年以上経っても色褪せない面白さは、『人間賛歌』という

不変のテーマを軸に据えているからなのでしょうね。

いつになるかはわかりませんが、第五部のアニメ化を待ち望みながら、

これからも生きようと思います。

 

ここ数ヶ月、これから薬局はどう進化すべきか?考えていました。

『規模を拡大する』というのもひとつの答えですけど、キリがないし

そのためのお金があれば苦労しません。

結論として、アイの答えは『昔に戻る』です。

かって、薬局は街のなんでも相談所であり、薬剤師は健康に関する

カウンセラーのような役目を果たしていました。

しかし、約30年前から利益誘導による医薬分業が急速に進んだせいで、

薬局は調剤偏重というか調剤だけで手一杯となり、薬剤師はいつしか

相談を受ける時間も余裕も失われていきました。

これではダメなのです。超高齢社会を迎える日本では、薬局は

調剤だけでなく、それ以外のこともカバーする必要に迫られているのです。

昔のやり方に戻らねばなりません。薬局はいずれ、調剤だけでは

食べていけなくなります。気軽に立ち寄れる街の相談所として、

時には御用聞きや提案型の営業のようなこともしながら、ギブ&テイクで

収益を確保するのです。

みんなに応援してもらえるように、フレンドリーな関係を築いていかねば

ならないでしょうね。

アイの薬局では2歳ともうすぐ1歳の娘が我が物顔で歩き回っていますが、

仕事中は文字通り足手まといなこいつらも、実は役に立っているのかも

しれません。

 

昔に戻るといっても、そっくりそのまま戻るわけではありません。

以前は無かった様々なツールを活用して、顧客満足を高める必要があります。

 

 

『逃げるは恥だが役に立つ』では、主人公がロボットと張り合う

シーンがありました。

将来的に脅威となるかはさておき、使えるものはSNSでもロボットでも

何でも使わないと、不足する人手を補うことはできないでしょう。

ソフトとなる理念は変えることなく、ハードは変えていくといったように、

時代の変化に柔軟に対応していかねばなりません。

昔の歌にもありました。大事なのは変わっていくこと、変わらずにいることです。

 

進化を考えた結果が、昔に戻るなんて矛盾していると思った人も

いるかもしれません。

しかし、これも時代の流れではないでしょうか。

イギリスのBrexiやアメリカでトランプ氏が大統領になったように、

グローバルから保護主義への移行もまた、昔に戻ることを国が選んだ証拠です。

これから先は、swing back(揺り戻し)の動きになるかもしれません。

株価が上下するように、時代は変化し続けています。

その流れに乗れなければ、勝利は摑めません。

 

 

 

時代の変化に抗い、己の義を貫き通すという生き方もあるでしょう。

しかし、アイはこだわらない主義です。いい加減で大雑把のO型ですから。

回り道をしても、妥協することになっても、自分が選んだ道を歩き続けられば

それでいいのです。

殺されることなく親より長生きして、次の世代に託すその日まで。

来年もアイは、歩き続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

今年もあと10日ほどで終わりですね。

やり残したことはないですか。

 

もしあったとしても、焦る必要はありません。

年を区切るのは、あくまで暦の上でのこと。

日々は止まることなく連続するのです。

 

今日は本を紹介します。

 

 

ウナギと人間ウナギと人間
2,916円
Amazon

 

面白い本でした。おすすめです。

ウナギって、日本では決まりきった食べ方しかしませんけど、

外国ではまた違った食べ方や扱いをされているのですね。

生態が未だにわからないことも含め、非常識な存在であるウナギは

物事を多面的に見る必要があることを教えてくれたような気がしました。

かなり読み応えのある本です。年末年始の読書にいかがですか。

 

 

 

これも面白い本でした。

漢方薬ってセンスが試されますよね。

的確な処方なら化学薬品を凌ぐ効果が期待できますし、

外せば毒にも薬にもならなかったりします。

 

個人的には、漢方薬の保険適応は狭めたほうがいいと思っています。

現在100種類以上も保険適応になってますけど、そんなに必要でしょうか。

芍薬甘草湯や加味逍遥散など、確実な効果が期待できるとされる

せいぜい2、30種類ぐらいで十分じゃないですか。

 

あんまりマニアックな漢方とか、使うなとまでは言いませんけど、

効果がなければ医療費の無駄使いですし、付き合わされる患者さんも

気の毒です。

 

 

 

なんとなく読んでみましたけど、やっぱりアイは化学が苦手みたいです。

関心がないのです。宇宙がどうとか物質がどうとかどうでもいい。

関心があるのは人の営み。文系では食べていけないと理系に進んだ

アイですが、薬局薬剤師になったのは当然の道だったのかもしれません。

 

 

 

著者は『格差社会』をテーマに何冊も本を書いているようですが、

格差はもはやどうしようもないように思えます。

今後も格差は是正されるどころか、広がる一方でしょう。

私立の幼稚園のママ友たちの家に招かれて、素敵な家で何不自由ない

暮らしをしているのを見ると、それを実感させられるのです。

嘆いてもしょうがないし、負けを認めるのは面白くない。

悔しかったら、追い着け追い越せです。

 

 

 

男は悲しい生き物という人がいますけど、本当にそうでしょうか。

自分の道を切り開いていける強さは、男特有だと思います。

一般的に女はリスクを避けるものですけど、男はあえて立ち向かって

いったりするでしょう?もちろん大半は失敗に終わったとしても、

そうしなければ為し得なかったこともあるはずです。

 

まあ、男は明るく前向きならそれで十分です。

暗いやつとは付き合ってられません。アイはダークなので。

 

 

 

とても面白い本でした。おすすめです。

以前、自殺について調べていた時にこの本と出会いました。

統計分析に基づいて、今の日本に必要なのは子育て支援と結論づけています。

現実問題として、日本はそれが全く期待できない状態ですよね。

 

先週のことですが、アイの一家は感染性胃腸炎に罹りまして、

かなりピンチでした。

家事育児ができず、自治体が提携しているホームヘルプサービスを

初めて利用しようと連絡したのですが、どこもすぐには来れないと言うのです。

予約をして2、3週間は待たないと無理だとか。歯医者の予約じゃあるまいし、

それじゃ頼りになりません。困っているのは今日この日だったというのに。

 

仕事も家庭も、アイが倒れたらお終い。そんな非情な現実を

つきつけられた気分でした。その立場になってみないとわからないことは

あるのですね。

 

 

人気俳優の成宮寛貴さんが、違法薬物使用疑惑で俳優業の引退を

決めたそうです。

 

正直な感想として、疑問が残る話と思いました。

報道によると、成宮さんが使用した薬物はコカインとのことですが、

日本ではコカインはあまり広まってません。(全く無いわけではありませんが

どちらかといえば覚せい剤やマリファナ、脱法ドラッグのほうが

手に入り易いのに、なぜあえてコカインなのでしょう。

 

それに人は何かしらの苦悩に耐え切れなくなり、ドラッグに手を出すのです。

清原やASKAがそうだったように。成宮さんって、決して落ち目では

ないですよね。この前も織田裕二のドラマに出演したばかりだし。

 

他人の事情はわからないものですけど、彼の社会的生命は殺されました。

一寸先は闇ですね。

 

成宮さんといえば、人気ドラマ「相棒」で水谷豊さんの三代目相棒役を

務めていました。

 

結果的に成宮さんを相棒役から降ろしたのは英断だったとはいえ、

水谷さんはどう思っているのでしょう。

 

刑事貴族で共演した田中実さんが自殺し、元相棒の成宮さんはどこか遠い

空の下へと消えた。

 

ひょっとしたら、昔の歌を口ずさんでいるかもしれませんね。

 

あの日話してくれたのは
きっと本当の君の夢だった
遠く違う空の下で 君は何を見つめてる

空よ空よ 見上げた数だけ想えば
強く強く ひたむきに行くさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

イタリアの首相が辞任することになり、政情不安がさらに増しても、

だからどうしたという感想しかありません。

二度あることは三度ある。人はこうして適応していくのでしょう、良くも悪くも。

 

これまで2年に1回だった薬価改定を、毎年にするという動きがあるそうです。

日本の医療用医薬品は『薬価』という公定価格が決められています。

例えば家電製品が発売後に価格が下がっていくように、一般的に商品は

需給に応じて時間の経過と共に値下がりしていきます。

しかし、一度決まった薬価は2年間変わりません。医療用医薬品は

みんなの医療費で賄われています。薬価改定を毎年にすれば薬価を

値下げしやすくなり、結果的に医療費削減になるというわけです。

 

理論上はその通りなのですが、現実的には薬価改定を毎年にすると

いうのは常に議題にはされながら見送られてきました。

なぜなら、損をする人がいるからです。何かを決める時は、

参加者全員の得にならないと成立しないものです。

 

薬価改定が毎年になると、製薬会社と医薬品卸売業者が損をします。

発売した薬の価格が2年間変わらないというのは、メーカーにとって

重要な意味があります。医薬品の開発には多大なコストがかかっていて、

それを回収するために薬の価格が毎年下がっては困るのです。

同様に、卸売業者も薬価が下がればそれだけ利益が減ります。

 

さらに病院や薬局も損をします。

薬価改定があると、仕入れ価格の交渉をイチからやり直さねばなりません。

病院や薬局は薬価より1円でも安い値段で薬を仕入れようとします。

これは当然のことで、仕入れ価格で商品を売るスーパーやコンビニなど

存在しないのと同じです。

薬価ー仕入れ価格=薬価差益として、病院や薬局の無視できない収益と

なっています。

しかし、仕入れ価格の交渉は大変な作業です。

例えばアイの薬局でも、1500品目以上の薬を取り扱っています。

さすがに全ての薬の価格交渉をするわけではないですが、

1000種類以上にも及ぶ薬の値段をひとつひとつ決めていくのがどれほど

手間のかかる作業か、一般の方に想像つくでしょうか。

しかも、薬価改正の度にコンピューターソフトのマスタ更新料を業者に

支払うことになります。一店舗で数万~数十万円ぐらいです。大病院や

複数の店舗を抱えた大手チェーンの薬局なら、数百万~数千万

単位のコストになるでしょう。逆に言えば、それぐらい貰わないと

割に合わないほど、業者としても大仕事ということです。

 

そういうわけで、薬価改定を毎年にするというのは各企業や医療職団体の

反対により、見送られてきました。本音は厚生労働省だって反対だと

思います。実際の薬価を決めるのは彼ら官僚で、恐ろしく時間と手間の

かかる作業でしょうから。

 

しかし事情が変わってきました。

安部政権の経済財政諮問会議で政策の全ては審議され、

総理の鶴の一声で物事が決まるようになったのです。

現場を知らない人が自分たちの都合で勝手に決めた方針は、

ときに誰かに不幸を押し付ける暴力となります。

医療費を削減するという短絡的な思いつきで、それをやったら

何が起きるか考えもせずに、薬価改定を毎年することが決まってしまうかも

しれません。

製薬会社や日本医師会が懸命なロビー活動を続けているようですが、

まだどうなるかわからないです。

自分の力の及ばない領域で、自分の身にふりかかってくることを、

祈りながら見ていることしかできません。

 

仮に薬価改定を毎年するようになったとして、何が起きるか。

まず、製薬会社や医薬品卸売業者はこれまでのように仕入れ価格を

安くしてくれなくなるでしょう。1年に1回商品の価値が下がるとあっては、

そんな余裕はないからです。

大病院や大手チェーン薬局なら価格交渉力があるでしょうけど、

アイの薬局も含め中小の病院や薬局にはかなりのダメージとなるでしょうね。

薬価は下がるのに仕入れ価格は上がるなんて、そんなバカなことが現実に

起きるかもしれません。

病院や薬局はこれまで以上に在庫をシビアに扱うようになるでしょう。

薬の消費期限は2~3年といったところですけど、毎年薬価が下がっては

在庫なんて増やせません。仕入れ価格より薬価が下がったら、薬価差益

ならぬ薬価差損になってしまいます。

患者さんの都合に応じて、正しい仕事をしようとする病院や薬局ほど

損失を被ることになるでしょう。

薬価改定を毎年にする代わりの救済措置、例えば薬価差益がなくても

収入を維持できるように報酬を上げるとか、せめて端数が生じないように

箱出し調剤を認めたり、処方された薬をある程度でいいので薬局のほうで

柔軟にできるように規制緩和してくれればまだなんとかなるかもしれませんが、

それを主張する役目である薬剤師会にはもはや何も期待していません。

考えうる限りの最悪のシナリオと、今までのやり方を変える覚悟を

しておいたほうがいいでしょうね。

 

アイの薬局の調剤室には、天井近くの高い位置に棚が設置してあります。

そこは薬の墓場、消費期限が切れて廃棄処分を待つだけの在庫です。

医師の気まぐれや患者さんの身勝手なお願いで処方される薬に、

誠実に対応しようとすればデッドストックが発生するのは免れません。

 

診断に自信がないのか、製薬会社のMRに操られているのか、

ホイホイ薬を変える医師。ミコンビBP→コディオEX→エカードHDとか

いい加減にしてくださいよ。

患者さんにお願いされるがままに処方せんを書く医師もいます。

この前も、漢方マニアの患者さんがツムラではなく、三和の漢方薬を

試してみたいと医師にお願いして、その処方せんがアイのところに来ました。

三和の漢方薬って、大包装しかなくて300包から買わないといけません。

結局7日分(21包)だけ出て、やっぱりツムラのほうがいいと元に戻されました。

残り279包は墓場行きです。

 

これまでは嫌がることなく対応してきました。

それが仕事であり、患者さんの立場で物事を考えるのが真に合理的と

考えていたからです。

しかし、薬価改定を毎年するとなれば、薬局の都合も天秤にかけないと

いけなくなるでしょう。

そうしないと、在庫を抱えて溺死します。

 

まあ、なんとかしますけどね。

ジェネリック薬品もかかりつけ薬剤師制度も、なんだかんだで適応しました。

薬価改定が毎年になろうと、しばらくすればきっと適応できると思います。

 

ただ適応して進化を続けるうちに元の型を、

自分が正しいと信じていたことをいつか忘れてしまうかもしれないということが、

漠然と不安なだけです。