お久しぶりですまたまた久しぶりのブログ更新となってしまいました。
ただただ、GTが釣りたい一心で・・・・その思いだけを胸に・・・・・
こよなく愛する石垣島へ行って来ました。
今回は1週間滞在。うち5日間オール、GTキャスティングと言う・・・
GT馬鹿と化した、ぽぽこです
石垣島に到着した日、まずは持ってきたロッドをホテルで組み立て、陸っぱりの釣りへレッツゴ―。今まで陸っぱりから魚を釣った事のない私達。
これで3回目となる挑戦です。とにかく、1匹でもいいから魚を釣ってみたい。
今回は潮も見て、予めリサーチをしたポイントへと向かいました。
(魚達がプランクトン求めて集まる河口とにかくママレモン臭い所へと行く。)
15分経過・・・・。遠くで魚がバシャバシャ跳ねる。
しかし、ルアーには喰ってこない。
20分経過・・・・。しだいに潮が満ちてきた。
ルアーチェンジしながら、幅広く探る。
さらに20分経過・・・・。ゼロバイト。完全に心が折れる。
遠くで地元のおじさんが、
「しっかり足洗わねーと、汚ねぇ~ぞぉ~」という声が聞こえる。
虚しい。やはり、ぽぽこ達に陸っぱりからの釣りは向いてないのでしょうか
その後、ルアーを現地調達する為、行きつけの釣り具屋さんへッッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ではなく、
居酒屋「錦」へ行ってきました。
店内はレアなルアーやロッドが釣具屋ばりに並んでたり、壁にはGTを釣り上げた多くの方達の写真が貼られています。
(GTを釣ったら錦に奉納。それがある意味ステイタスみたいな)
※注意※ あくまでもルアーショップではなく、居酒屋さんなのです。
大将自身GTを釣るだけあって品ぞろえが半端なく、言えば次から次へとルアーが運ばれてくる。(料理のメニュー以上にルアーの品数の方が多いよなぁ・・・)
これだけの数のフィッシャーマンのルアーも初めて見ました。
まるで、宝の山もう笑うしかない。
「ここに無いルアーも、裏のルートで取り寄せますよ」
と不敵な笑みを浮かべる大将。。。
カンパチ泳がせで石垣島に来てた時は何とも思わなかったけど、今こうしてみると
とんでもない居酒屋だな。と改めて思いました。
そして、今回の釣行で必ずや錦神社にGTの写真を奉納してやるぞッと強く心に誓うぽぽこでありました
*1日目*
今回お世話になったのは、アングラーズハイ
さん
30フィートのフラットボート。初めて乗る船、船長にドキドキしながらも、
タックルの最終確認に余念のない相方。
AM9:00
いよいよGTを求めて出船です。
30分程走り、到着したポイント、黒島周り。
そこで最初に歓迎してくれたのは、激旨スマガツオ
が、、その後はロッドを振る”ビュンッ”という音だけが船中に響く・・・・。
■GTバイト■
ぽぽこ・・・・2バイト、1フッキング、ゼロキャッチ
相方・・・・・3バイト、2フッキング、ゼロキャッチ
バイトはあったけどキャッチに至らず、初日は今夜の晩ご飯、確保のみとなってしまいました。
*2日目*
島と島との間、流れの速いポイント、沖の根に向けて・・・・・
ロングキャスト
この日はパラオで初GTを上げた、実績あるルアー、トビペンを使用。
キャスティングは技術はもちろんだと思いますが、
キャスティング素人の自分に関しては、まずはメンタルが大事だと思いまして。
自信のあるルアーだからこそ、いい動きをするし、これなら絶対出てくる・・・という気にもなる。
すると次の瞬間、期待通りの展開ッッ
「ドバ―――ンッッッ」
水面が割れた
”奴だッッ 奴の登場だッッ”
ティップがググッと入ってからのフッキング。バランスを崩しながらもファイティングの体勢へと持って行く。アドレナリンが分泌され、心臓の鼓動は速くなる。思考回路はショート寸前。
遠くで、荒屋船長の
「息吸って―――――」という声が耳に入る。
・・・・・はッッそうだ。息するの忘れてた。。。ふと、我に返る。
水深20メートル。焦る事はない。荒屋船長の操船でフォローに入ってもらえるッ
テンションだけは抜かない様に、徐々に徐々に距離を縮めていく。
そして忘れもしない、あの時に見た銀鱗が再び水面下にギラリと光った
「銀だぁぁぁ―――銀、銀」
思わず声を大にして叫んでしまった。
上がって来たGT18キロ
国内、GTは力強く、まさに王者の風格。
膝乗せしたズボンから香る、GT臭を嗅ぎながら思い出し笑いをしてしまう自分は、
どっぷりGTという魚に魅了されてしまった様です。
ロッド:バリバス ヴィオレンテ8.8
リール:ツインパワー8000HG
ライン:バリバスSMP 3号
リーダー:80lb
ルアー:ザウルス トビペン
俄然、相方の活性も上がり後に続けとキャストするものの、その後パッタリ反応が無くなってしまい、気分転換にチョロっとジギングをしてみました。
そこで釣れた、相方のカワハギ。
ジグとほとんど変わらぬ大きさ。GTもこれぐらい貪欲に喰って来てくれ~ッ
30分くらいジギングを楽しんだところで、再びキャスティングを再開。
すると・・・・・・
またしても、ぽぽこのトビペンにHIT
何と、今度はカスミアジ9キロ
カスミアジ――
乗りに乗っていますヘ(゚∀゚*)ノ
ここまで2匹ともトビペンで釣っているぽぽこ。
相方の恨めしそうな雰囲気がひしひしと伝わって来る。
”おまえ・・・空気読めよ。ルアー貸してくれても良くね?”・・・・・的な。
ぽぽこ「トビペン使う?」
相方「やっぱり、流れ的に行ったらそーだよねぇー」
あっさり、トビペンを奪い取られて次の流し。まさか、とは思ってたけど、
まさか、まさかッッ相方にもGTヒット―
「バシャ―ンッッ」
またしても、小林幸子並みのド派手な登場
ロッドは曲がり、力VS力のファイトが始まった。
「思いっきり楽しんで~~」
相方の表情からは笑みこぼれる。
そして見事な、GT18キロが姿を現した。
GTにくっ付いてた、コバンザメ
いや・・・・・・。果たしてリリースと言ってもいいのだろうか。
船長から、考えさせされる話を聞いた。
GTは一度船に上げてしまうと、リリースしても生存率が甚だしく下がってしまうようです。上げられた時のショックで、海に帰っても餌を捕食する事が出来ずに死んでしまったり。。。
放してすぐは必死に逃げるけど、見えなくなった辺りで力を無くし、サメの餌食になるか海の底に沈んで いく。。。
リリースしてるのであれば基本、数も減らないはずなのにGTの数は確実に減っている。 ってことは生存率がものすごく低いと言わざるを得ないですよね。
少しでも魚の負担を減らす為に、フックはすべてバーブレスにしてある。(自己満足かもしれないけど)
しかし、キャッチとリリースは、ほとんど成立しないようです。それが現実。
じゃぁ、GT釣るのやめろよって言われそうだけど、素直に私はGTの力強い引きを体感したいし、釣り上げたら写真を撮って、重さ量って、自慢したいからGT釣りをやっているんだと思う。偽善者ぶるつもりもない。
心底、釣りを楽しんでいるし、魚への敬意も忘れない。
おこがましいように聞こえるかもしれませんが、
それでいいんじゃないかな・・・・・・・・・駄目?
話はそれてしまいましたが、、、
なかなか出る事のないGTを、この日はぽぽこ、相方共にキャッチ。
釣り神様が私達に微笑んでくれた1日となりました。
残り3日間は後日UPしま~す