天然マダイと養殖マダイの見分け方
今年もあとわずかですね!
私は31日まで仕事です(TωT)
今年は念仏鯛で納竿となりましたが来年こそは大真鯛を釣ってみたいですね!
マダイ狙いの釣り人ならば知っている天然マダイと養殖マダイの見分け方を知っている限りで書いてみました。
天然全体に肌がキレイなピンク色 養殖背中が黒いもしくは全体に赤黒い
養殖生簀の水深はせいぜい10メートル程度な為、日焼けにより体表が(特に背中が)黒くなるそうです。
それに対し天然マダイは1歳魚で40~60m、それ以上の歳だと更に深所に移動するので日焼けしないそうです。最近の生簀は黒いネットを掛けて遮光してるのできれいな肌の養殖物も出てきましたね。
天然鼻の穴の数が4 養殖鼻の穴の数が2
天然マダイは前鼻孔から水を吸い鼻腔で匂いを感じ取り後鼻腔で水を排出する機能が左右2セットある。
養殖マダイは前鼻孔と後鼻孔がなぜかくっついているのでもしかしたら匂いに鈍感かも?
天然尾ひれがピンとして尖っている 養殖尾ひれが丸く短い
狭い生簀の中で泳いでるうちに網などでヒレが擦れて傷つき丸く短くなっちゃうんでしょうね、それに対して大海原を泳ぐ天然マダイは尾ひれも大きくシャキっとしてますね。
他にも養殖は運動不足&高カロリーのエサを食べてメタボだったり、刺身にすると薄いピンクが天然、白が養殖とか聞いたことがあります。
何が原因なのかは私にはわかりませんが養殖マダイには奇形な鯛も生まれてきますね、漁師さんも商品にならないそういった魚は自然海にポイッです。
それでも鯛は鯛ですが、流したウキがスッと消え、一気に沖へ突っ走り、マダイ特有の三段引きをかわしようやくタモに入ったマダイの目玉がなかったりしたら釣り人としても複雑ですね。
・・・鯛の刺身で思い出したんですが、養殖マダイの刺身を良く見ると黒い血管のような細いスジが付いているのが見えることがあります。
あれはメラニン色素だそうです。
水深の浅い生簀生活で黒く日に焼けたマダイなどは強い日差しを日頃見ることで脳が紫外線の刺激を受け、メラニン色素を体の内部にまで作るように指令を出しているそうです。養殖マダイは体内にメラニン色素を作ることによって有害な紫外線から体を守っているそうです。