鉄砲は・・・??
歴史好き&絵描き好きの私としては
長年「直江君、長谷堂からの撤退」を
イラスト化したくていろいろと画策して参りました
この度、ちょろりと書いてみました!
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左が直江君、右がもがみん(最上義光)です
二人の鎧は、本当!適当に描きました
実際こういう鎧があったら・・・・鉄砲玉はおろか、弓矢も簡単に貫通することでしょう
兜は一応気合いを入れてみました!
直江君は、もがみん領に侵攻した時に使用していた
普賢菩薩の梵字「アン」の前立ての兜にしてみました
もがみんは、最近復元された兜「三十八間総覆輪筋兜」を描きました
もがみんは、撤退する直江軍にかなり近づいたらしいのですが
上杉鉄砲隊の激しい攻撃で、相当な被害を受けたとか・・・
そして、もがみんも、兜に被弾したそうです
実際、現在も遺っている兜に、被弾した跡が付いております
そして・・・・・
本当は、この戦いで「鉄砲」が主役となったことは重々存じておりますが・・・
鉄砲を描きたかった・・・・・しかし、私には、資料と画力が足りませんでした!
その代わり、直江軍の軍旗の鳥さんを描いてみました
この鳥さんを見る度に、直江君の漢詩
春雁似吾 吾似雁
洛陽城裏 背花帰
を思い出すのです
それを意識して作った軍旗なのかどうか分かりませんが
(しかも、直江くん自身の軍旗かどうかも分かりませんし・・・)
軍旗の中で一番好きなものであります
ちなみに、本物はこんな感じです → ※
この度も、お目汚し・・・・失礼致しました
追伸
アンの梵字とか言われても、実際絵では切れてしまいました