最近は私の回りで
ファスティングを急に始めたりする人が多く
じつにヒヤッとする話しを耳にしています
安易な気持ちで急にファスティングするのは
真冬の海に全裸で入るようなもの
イキナリ入るからカラダは超冷たいし
高い波が来たときの対処法が分からない
自己流でスタートするとなれば
ライフセーバーも居ないわけだから
泳げなければ溺れるし最悪命の危険がある
でも、きちんとした知識を備えて始めれば
真冬の海の冷たさをイメトレしたり
泳ぎの練習を事前にしたり
ボディスーツや浮き輪を買っておいたり
高波が来たらライフセーバーが守ってくれる
1番危険なのは糖質を沢山摂っている生活から
準備なしに急にファスティングを始める人
だいたい絶食から32時間くらいすると
コルチゾールやアドレナリンなどが
「血中に糖質がないから糖新生しなさい!」
ってゆう命令をだすのですが
このコルチゾールとかアドレナリンというとは
いわゆるストレスホルモンと呼ばれるもの
ストレスホルモンというのは
副腎に負担がかかるし
下手すると副腎疲労症候群になってしまう
この副腎疲労症候群になると
肩こりとか腰痛とかダルいという症状がでる
現代人ではけっこう副腎疲労症候群の人は多い
オートファジーの仕組みを解明し
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
大隅 良典(おおすみよしのり)先生によると
自食(じしょく)と呼ばれる
オートファジーでさえ、それが進行しすぎると
細胞そのものが自分自身を食べつくしてしまい
細胞死を招く危険性もあると仰っている
ファスティング開始後に経験する
耐えられる程度の頭痛やめまいは
ある程度は致し方ないとしても
糖質中心の食生活から
急にファスティングを始めると
耐えられないほどの症状が出る
すんごい体調不良になって倒れたり
それこそ文字どおり本末転倒
理想としては
糖質中心の生活から少しずつ離れていって
更に少しずつ食事を減らしていくこと
実際のファスティング期間が3日だとしたら
私の場合は前後に1週間の猶予をとっている
準備に1週間、実践に3日間、回復期に1週間
それこそ体質の個人差があるので
事前に食生活のヒアリングをしてから
めっちゃ慎重に行なう
私が主催するセルフマネジメント講座では
ファスティングについてもお話ししています
座学で基礎を学んでもらってから
実践としてファスティングをしてもらう
1ヶ月おきに3回セットの講座で
3ヶ月じーっくり
自分のカラダに向き合ってもらいます
1回目と2回目でカラダの準備をしてもらい
3回目でようやく解毒やファスティングについて
慎重なので危険は回避できると思います
ちょっと慎重すぎるとも言われるけれど
生物学的な人体構造や
消化・吸収・代謝について知っている人なら
これくらい慎重になると思う
初心者の方ほど
ぜひ安心して参加してもらいたい
今日は冬期の2回目!
セルフマッサージや呼吸法まで盛り沢山
いずれにせよファスティングは
間違った方法でスタートすると本当に危ない
ファスティングをするなら
是非専門家の指導に添うことをお勧めします
◎【2017年4月スタート春期募集中】
セルフマネジメント講座のお知らせ
◎ 杉山佐保里のプロフィール
◎ 運営している保育園のFacebook
◎ 運営している保育園のブログ
◎ 運営している保育園のホームページ
◎ かさこさんによるインタビュー記事
◎ 以前も気まぐれでブログやっていました
(注!今では考えが変わっている内容も含みます。
そしてこのブログ達は現在放置で、今後も更新予定なし)
①SAORI'S RECIPE(2008年〜2012年)
オリジナルレシピ集。旅行記。料理教室、その他。