Twitterでは、時々誰かが出したテーマに沿った発言が数多く寄せられることがあります。

なかなか面白いので、たまに参加したりね。

昨夜盛り上がっていたお題は『昭和生まれっぽいことを言ってみろ』。

たとえば、
◎テレビのチャンネルを回す
◎前髪をぱっちん止めでまとめる
◎新幹線の水飲む紙のコップは修学旅行のお土産
◎鉛筆でカセットテープのたるみを取る
◎グリコがっちり買いまショー
◎ロケットペンシルの芯が一つなくなった
◎あなたの知らない世界はトラウマ
◎メタルテープはヘッドを傷めるから使わない

なんてのがズラズラぁ~っと並んでました。

昭和のおじさんおばさんには懐かしくてたまらない世界ですな。

遠恋の彼女に電話するには百円玉のタワー作んなきゃなんなかった時代です。

なんだか全てがのんびりしてたように思えるのは、多分記憶が良い所だけを残してくれてるのでしょう。

そんな中、今朝知ったニュースが『ボイジャーが太陽系を脱出した』ってのは、何だか感慨深いですな。


ボイジャー1号は、1977年9月5日にケープカナベラルから打ち上げられました。
太陽から60億Kmも離れた宇宙空間を、秒速17キロの速度で飛んでます。

現役の星間探査機として、太陽系外縁部の貴重な資料を地球に送り続けています。
設計では、寿命は僅か5年だったとか。
予想を遥かに超え、機体自体に大きな問題が生じなければ、搭載された原子力電池が尽きる2020年までは飛び続けるそうな。

そのボイジャー1号が、カメラの電源が切れる前に撮影した地球の写真があります。
今のところ、地球から最も離れた場所からの画像です。










豆粒みたいな地球を貫く白い帯は、太陽の光です。

奇跡という言葉では解決できない確率で、地球ってのは存在しているんですな。

だのに、その地球では毎日どこがで人が罵り合い殺し合いしている。
頑張ったところで、百年生きられたら上等の人間同士が、なかなか解りあえない。

んな偉そうなこと言いながら、俺も韓国が嫌いだったりする。
ダメだなぁとは思うんですがね。


こうやって、ボイジャー1号が最後に送ってきた地球の写真を何かのメッセージととらえるのは、人間の勝手な感傷でしょうな。

その感傷から一歩進まなきゃな。



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