講談社

現時点で実在する、お役所仕事の某チームをモデルとしたミステリ。
お馴染みの講談社文庫のオレンジ背表紙なのに、表紙はラノベ調で驚きました。


その仕事と言うのが、色々な研究や施設の不正などをチェックするというもので、例としては…某STEP細胞とか…みたいなものなので、とっかかりはつかみやすいです
主人公の目線が、公務員の一般職(事務的な職場)なので使いっぱというか、どうでもいい扱いレベルに書かれていて、上層部が徹底的に無能に書かれてて仮想敵としてわかりやすいのだけど、悪意あるのだろうかと思うレベル…。
その使いっぱが、震災で家族をなくした女性(探偵役)と知り合って、色々不正を暴いていくというのは爽快感はあります。

1で終わるのかなと思っていたら、現在6巻まで続いているのですね、
恋愛方面に走ってないなら、続きを読んでみたいなあ