講談社新書

本屋で棚に並んでいたのは見ていたのですが、QEDシリーズは完結したものとの思い込みから、ずっと「ベイカー街の問題」と同一視して手にしていませんでした!
うわぁぁぁぁ惜しいことをした…!!
今回は主人公の奈々が、大学卒業後9年時点での設定。
薬学部って…6年?+9年だから、初回からの印象は変わってませんが、結構な年齢になってる…のかな。
って思ったら最後の方で年表あり。…まさかの奈々ちゃん年上だった…!!いや上の計算からなんとなく推定はできるんだけど、物語中だとまだまだ女子大生っぽい、初々しい印象の主人公だったので…なんか年上の実感ありませんでした(笑)

以前のベイカー街は、シャーロックの代表作を読んでいればわかるレベルのお話がいっぱいでしたが、今回は全部読んでいる人でないとわからないお話いっぱいです。
ホームズの持ち物という印象が強い、吸い口が曲がったパイプが当時存在しなかったって知らなかった…!(その頃はまっすぐのみ)

源氏物語がホームズとどう関わるの!?となりましたが、そのまさかのコラボで面白かったです
ただ犯人…というか、犯行動機はシリーズで一番わかりやすかったかな?
後ろ半分は、お金を出しても欲しい!と最終巻発当時に呟いた、抽選での本でしたQEDパーフェクトガイドブック。
こちらは小説ではなく、シリーズに出てくる地名や神社などをガイドしている感じです。
抽選用のものはフルカラーだったとか…すごいな

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